本日6月24日13時より、NHK BSにて
映画『E.T』が放送されます。
1982年公開ですから、42年前の映画ですが、今でも鮮明に覚えている、忘れられない映画の1本。
スピルバーグって人はホント、「上手い」人だよね。こういう感動作を作れる一方で、『ジョーズ』やジュラシック・パーク』のような怖い映画も撮れちゃう。
この方の凄いところは、時代時代ごとの特殊撮影技術の最先端を常に使う。しかもその技術の「使い方」が上手いんです。最新鋭の技術だからといって、闇雲な使い方はしないんだな。その技術をどのように使えば、もっとも映える画になるか、その辺りの見極めが鋭いんです。
で、そうやって確実に高収益の得られる映画を作って、お金を溜めて、そのお金を本来撮りたい映画、といっては語弊があるかもしれませんが
たとえば『カラー・パープル』や『シンドラーのリスト』、『ミュンヘン』、『プライベート・ライアン』など、収益的にはあまり高額は望めないような映画の製作費に回していく。
スピルバーグはプロデューサーでもありますからね。そういう点では実に有能なプロデューサーでもあります。
色々ツッコミどころも多々ある映画ではありますが、そんなことは大したことではありません。名プロデューサーにして名監督、スティーヴン・スピルバーグが贈る、一大感動SFファンタジー巨編、『E.T.』。
ラストの「虹」のシーンで、号泣しましょう(笑)。
ジョン・ウィリアムスの音楽、ホント
素晴らしい。