批判をひたすらはぐらかし続けて次々に法案を強行採決した安倍政権の横暴について昨日も書いたが,結局はどんな問題が出てきてもしばらくすれば忘れてしまう有権者の受け止めに問題があるという結論になった.
今日の朝刊でもそのような「白ける有権者」の態度が「冷笑主義」として取り上げられていた.三人の識者の言うことはいちいちもっともだ.
(1)政治思想家ハンナ・アレントが半世紀前に指摘した「現代のうそ」.も . . . 本文を読む
国会が事実上閉幕となった.「憲政史上最悪の国会」(朝日新聞2018-7-21)という評価は対立野党である立憲民主党の枝野氏の弁だから割り引いて聞くとしても,やはり安倍1強の横暴が目立った国会だった.森友・加計疑惑では,野党が新たな文書をみつけてきても,安倍首相は調査はおろか,反論さえせず,ただ突き放して時間稼ぎに徹した.「働き方改革」では「労働者からの要望」だとした動機説明がでたらめだったことが明 . . . 本文を読む