リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

カジノはやっぱりトランプ大統領の要望だった!?

2018-10-13 | 政治
カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の審議中,カジノ産業を有力スポンサーとするトランプ米大統領との間に密約でもあるのかと追及された安倍首相は,「米国企業からの要望などに関する会話をしたことは一切ない」と否定した(過去ブログ2018-7-8).だがこの答弁と食い違う内容が,アメリカの調査報道専門ニュースサイト「プロパブリカ」によって報じられた(朝日新聞2018-10-12).
トランプ大統領の大口献金者シェルドン・アデルソン氏が運営するカジノ運営大手「ラスベガス・サンズ」に関し,昨年2月の日米首脳会談で,トランプ大統領は安倍首相にサンズへの日本での事業許可を強く検討すべきだと求めたという.首相は「情報をありがとう」とだけ述べたようだ.いずれにせよ,「米国企業からの要望などに関する会話をしたことは一切ない」という首相答弁とは食い違うのではないだろうか.
アデルソン氏は最近,株主に対して日本参入の努力が実ったと伝えて,「我々は先頭にいる」などと語っているという.
アメリカ資本が日本人を食い物にするカジノ設立に安倍首相と公明党がせっせと協力しているように見えてならない.少なくとも,安倍首相の答弁内容の真偽について検証が求められるだろう.

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関連リンク:
日本弁護士連合会「カジノ解禁に反対するQ&A」(pdf)


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