兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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「怒り」と上手に折り合いをつけよう

2022年08月05日 | Weblog

おはようございます。

先日記事にしたように、子供のワクチン接種の確認をして(というか、年長の次女がMRワクチンを受けるついでに落ちているものがないか長女ともに見直しただけなのですが)、ちょっと次女が機嫌よい時にどさくさに紛れて、ワクチン済ませました。怖いな 痛いのやだな と当たり前の子供の反応をしていましたが、パンダちゃんのチクヘルンで冷やして、「さあ、頑張ろう!」と声かけると 素直に注射させてくれて、笑顔で接種終えれました。

終わった後の得意げな 満足げな 顔がとても可愛らしかったです。どこの子供さんも注射いやですよね。

 

 

 

さて、喜怒哀楽 私たちはこれらを感じながら生きています。

その中で、「怒り」は時に制御しづらく、厄介な感情となることがあります。

自分の「怒り」と上手に折り合いをつけることで、日々の生活を穏やかに過ごすことができます。

 

わたしは仕事をする中でがっかりしたり、悲しくなったり、驚くようなことはあっても、「怒り」の感情が起こることはほぼありません。

若い時はあったのかもしれませんが、仕事と割り切っているからかもしれませんし、たくさんの人と対面する中で「自分と他の方は違って当たり前」、「自身の常識は 他人の非常識」と感じる場面に多々遭遇したからかもしれません。

 

今回お話しする「怒り」はご自身の中の「怒り」です。

自分よりも周りの人の怒りを鎮めたいんだけど・・・ と思う方もいるかもしれません。しかし、他人を変えることはできません。変えられるのは自身のみです。自分の怒りの感情と折り合いがつけられるようになると、周りの人への見方も変わるかもしれません。

 

怒りを感じるとき、身体は戦闘態勢に入ります。交感神経が刺激され、カテコラミン(ノルアドレナリン・アドレナリン)という名前のホルモンが沢山分泌されます。(カテコラミンはやる気を出したり、元気を出したり悪い働きばかりではなく、身体の調節を行う上で必要な大切なホルモンです。)

同時に脳の前頭葉という場所は「理性」や「抑制」を促す命令を出す場所です。その命令も出るのですが、カテコラミン(闘争ホルモン)よりも分泌が3-5秒ほど遅れると言われています。

アンガーマネジメントという手法にもよく書かれていますが、イライラしたら とにかく6-10秒ほど待つ もしくは深呼吸する。この方法は怒りの鎮め方として、理性が働くのをまったり、深呼吸によって緊張を緩め、副交感神経をはたらかせる意味がある行動です。

 

ちょっと長くなりそうなので、次に続きます。

コメント (2)
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