サプリメントに含まれる成分の話題 が時々ニュースになりますね。
先日もネットで購入した薬?サプリメントが実は覚せい剤の原料だった なんていう衝撃的なニュースが報道されていました。
サプリメント市場は日本では年間1兆5千億円を超えており、今後さらにその市場規模は今の2倍以上にもなるであろうと言われています。サプリメントは正しく使えば健康に良い効果が期待できる商品もありますが、誤った使い方をすれば健康被害を起こすこともあります。
私自身は学生時代から鉄欠乏の貧血があり、健診でずっと要経過観察程度でした。
なんとなく、仕事の疲れが抜けきれない(激務であったので身体の正常な反応かもしれませんが)感じがあり、鉄を含んだサプリメントを内服しました。もう10年以上同じものを飲み続けていますが、マルチビタミンも含有しており、体調は良く過ごせています。
サプリメントは食事による栄養バランスがとりにくい時に補助的に使用する という本来の目的に沿った使用を忘れないことが必要です。
例えば、疲れているときに甘いものが欲しくなる人がいますが、こうした場合に、本当に不足している栄養は何かを考える必要があります。エネルギーのもととなる糖分が足りていないのか、それとも糖分は十分に足りているのに糖分をエネルギーに変換するビタミンが足りていないのか。
普段の食生活や体調をしっかりと把握したうえで、こうした判断ができるようになれば、サプリメントの使用も一定の効果が期待できると思います。
サプリメントを使用するときに一番注意しないといけないことは、薬との兼ね合いです。サプリメントの中には特定の薬の成分に悪い影響を与える成分を含んでいるものがあります。薬物治療を受けている人はサプリメントを使用する前に医師に相談することをお勧めします。
もう一点、サプリメントで注意したい点はサプリメントの過剰摂取です。もともとサプリメントは食事で摂取できないほどの量の栄養を濃縮して作られています。こうしたサプリメントを摂取することでアレルギーの問題が出たり、思わぬ健康被害をもたらすことがあります。
特に推奨されている量を超えてサプリメントを過剰に摂取することは大変危険ですので、避けてください。
また、海外輸入の場合は先に挙げたニュースのように成分が怪しいものなどもあります。
自身で確認をして信頼できる購入先からの購入をお勧めします。
サプリメントと上手にお付き合いしてくださいね。