スピリチュアルな体験談

自分で体験した事を書いていきます。不思議な出来事など。
軽口だけれど自然に対しては敬虔な気持ちでいます。

医療崩壊②

2008年07月13日 | 治療の話
医療崩壊では、本来医師が思いやりを持って暖かく迎え入れるはずの
患者さんを 「厄介な事を持ち込む輩」という目でみてしまうようになった
救急現場の不幸。

アメリカでも一時期 医療訴訟がとんでもないことになっていたことがあって、
訴訟のための保険が高額になり、患者さんに跳ね返ってということが
問題になっていました。
そして、医療側のガードも固くなり、患者さんとの間を取って
訴訟の額を上限決めたとか、医者個人を追及するのを控えるとか
色々と紆余曲折があるそうです。・


医療人として・医療崩壊について考えた。

2008年07月13日 | 治療の話
産婦人科縮小で出産ができないとか、
救急車たらいまわしとか、世の中の医療現場、、荒れてますね。

でも、よくよく見てみると 臨月まで定期健診していなくて
出産直前に救急車呼ぶとか、
重症患者さんが運ばれて、救急で対応しても亡くなってしまった後
遺族から多額の慰謝料を請求とか、
まあ、、いろいろな事情があるわけです。

あの、、これは私がもし医療人としてではなくの意見で、
マスコミで流されている書き方をそのまま受けてしまうと
え~そんなことあるんだ~ときっとがっかりするのは当然だと思います。
ただ「たとえ医者の仕事としても赤の他人が自分の親族のために処置をしてくれた」ことに対して、少なからず感謝こそすれ文句たれることは 
あまり考えたことなかったです。

医療従事者はいつも 戦場で言えば最前線にいるようなもの。
周囲は負傷したひとや、亡くなりかけている人、病気の人
手当てを必要とする人たちを常に相手しています。健常者は検診くらい。
痛みや苦しみを持ってやってくる人達を 何とか楽にさせてあげられないかどうか
考えながら仕事をしています。

医療は残念ながら 100%の治癒率はありえないですし、
状態が悪ければさらに回復の可能性は低くなります。
医療が進んだとはいえ、未知の世界のほうが圧倒的に多いのです。
それに、生命力、精神力という患者さんの個人差も影響します。

そこを、(もちろん、暴言医師やモンスター医師などは論外ですが) 
親族を”殺された”とか、後遺症が残ったとかで訴訟を起こそうとする
心の敷居がかなり低くなり、医師の側も病院も 自分たちの身を守ろうと
最初からあぶないものは手をだすな!風に悪循環になっています。

医師だって、訴訟で裁判に頻繁に呼ばれていれば仕事も出来ないですし、
まず、人として精神を病みます。怖いです。もう二度と患者さんを診る事は
できなくなるでしょう。 

うちも正直に書くと、開業したての頃に因縁つけられたことがあります。
☆今から思うと、きっと常習だろうな。としか思えないやりくち。
タイミングとしては開業したてはけっこう狙われやすいようで、
システムもまだしっかりしていないし、対応も慣れていないので
誠意をみせろ!とやりやすいようです。
結局 相手は逮捕されちゃいましたが、しばらくは(6年経った今でも)
電話が鳴るたびに、クレームの電話!?と心臓が痛くなる
電話恐怖症になってしまいました。
しかも、休日で対応しての出来事だったので、 裏目裏目にとられたというか
今から思うとなんでうちが文句いわれなアカンの?というくらい変な要求。

「10万で話つけるからよこせ。念書書け。こっちも書いてやるからよ」とか
「精神的苦痛」とか
「若いの連れて行ってお前の医院の前で騒いでもいいんだぞ」とか
おまけにホテルに来い!って  アタシの身体が目当てか!?と。
(お食事中の方。スミマセンデシタ;;)

ま~しつこいしつこい。 それにいろんな機関にも電話攻撃でそこにも食らいつく勢い。いったいナンでそんな昼間っから時間あるの?くらいのしつこさ。
逮捕状がでたら、さっさと姿くらましていて(というか住所もメチャクチャ)
まあ、落ち着いたかな~と思ったら1年後、忘れた頃に そいつからの電話!

「予約とりたいんだけど」

ぞ~~っとしましたね。そこまで私が何かしたの??って。
大きい病院に明日行ってくださいねって紹介状書いただけなんですけど。
「先生のこと 信頼してたのに」って。1回しか会った事ないです!!!

警察ももう一度厳重注意をしてくれたようですが、
その時「先生に謝りに行ったほうがいいでしょうか?」ですって;;;;
「二度と顔みたくないですから近寄らせないでください」って言いました。

そんなこんなで、モンスター医師 VS モンスター患者。
この試合の元締めは マスコミでございます。

お互いに不安をものすご~~~く煽られてますなあと。