本人の部屋と皆が集まる部屋を区画する時、ドアよりも、引戸の方が具合が良い。そして、引戸の場合、レールを使用するか、ノンレールにするかは歩行可能なのか、車椅子移動なのかによって選択肢が異なりますね。このケースは、床がループパイルの絨毯敷きなので、敷居をつけてレールにすると、ガタガタして移動しにくくなるので、ハンガーレールを使用して引違い戸を吊りました。
正面から見ると、敷居やレールがあるかどうかは分かりません。
ハンガーレールを見上げると、内外に木の板が取り付けてあります。これがないと、レールと戸の隙間から、光や音などがツーツーに抜けてしまいます。
新しいハンガーレールは、隙間が少なくなっていますが、それでも、安心は出来ません。ちょっとした工夫がその後の居心地にうんと影響します。
住宅改修はいつになっても気が抜けません。