「こうしたい」と「つくる」の間に 一級建築士事務所アーク・ライフのブログ

東京都町田市の一級建築士事務所アーク・ライフです。住まい手の「こうしたい」と「つくる」の間で要望を共有し一緒に考えます。

ハンガーレールを使用して引き違い戸を設置する時

2007-05-04 20:48:17 | 住宅改修

本人の部屋と皆が集まる部屋を区画する時、ドアよりも、引戸の方が具合が良い。そして、引戸の場合、レールを使用するか、ノンレールにするかは歩行可能なのか、車椅子移動なのかによって選択肢が異なりますね。このケースは、床がループパイルの絨毯敷きなので、敷居をつけてレールにすると、ガタガタして移動しにくくなるので、ハンガーレールを使用して引違い戸を吊りました。

Dscn2603__2

正面から見ると、敷居やレールがあるかどうかは分かりません。

Dscn2604_ レールや敷居が無いので、スムースに出入りが出来ます。

_ ハンガーレールを見上げると、内外に木の板が取り付けてあります。これがないと、レールと戸の隙間から、光や音などがツーツーに抜けてしまいます。

新しいハンガーレールは、隙間が少なくなっていますが、それでも、安心は出来ません。ちょっとした工夫がその後の居心地にうんと影響します。

住宅改修はいつになっても気が抜けません。

 


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