再読のための覚え書き
ジャン・クリストフ(一)
ロマン・ロラン(1866-1944)
豊島与志雄訳
ライン川の畔の小都市。ジャン・クリストフは、音楽家の血筋を引いて生まれた。
宮廷音楽家ではあるものの一家は貧困であり、父のメルキオルはジャンにピアノを教えてモーツァルトのような神童に育て上げようとするが、ジャンは反発する。
それでもやがて劇場で演奏する仕事を得たジャンは、貴族の娘のピアノ教師を務めるようになったのだが……。
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ロランが作曲家ベートーヴェンをイメージして書き上げた全10巻からなる長編小説。ノーベル文学賞受賞作品。
ジャンの幼少期の感性を描写し得た文章は、ほとんど奇跡と言っていいほどに思われる。
2023.1.7読了
ジャン・クリストフ(一)
岩波文庫
1935年3月15日初版発行
1976年5月20日33刷
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