勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

新春のご挨拶はモンドの龍にお願いしました

2024-01-01 | 原神のお喋り

 

 

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年の終わりにすっきりしてしまおう

2023-12-31 | 原神のお喋り

前にも言ったとおり、うちは一家揃って本好きだ。

母方の伯母や叔父も本好きだ。

伯母(母の姉)の家の廊下は本棚で埋まっていた。

遊びに行くと、私はほぼ一日中、この本棚の前にいた。

 

中にはモーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズ全巻があった。

(ルパン3世はこのアルセーヌの孫という設定だったはず)

人の家で読んだ本なので、中身はほとんど忘れてしまった。

 

一番覚えているのは、若い女性が連続で失踪し、行方不明になる話。

何故覚えてるかというと、この犯人はシリアルキラーの始祖って感じで、

「Hから始まる8文字の名前の女性」しか誘拐しない。

そして次に狙われている女性が「オルタンス」

 

え???ってなるよね。

翻訳ものなので、字数があってないのはともかく、頭文字違うじゃんって。

その後フランス語の知識を得て、やっと謎が解けた。

フランス語は頭のHを発音しない。HOTELをオテルっていう風に。

オルタンスは頭にHが付いていて、英語風に言えばホーテンスだった。

この外国語の理解のなさゆえの疑問で、この部分だけ頭に残ってしまった。

 

まあそんなことも忘れかけていた今頃になって、出てきたんですよ。

「連続少女失踪事件」という単語が。原神の5つ目の国フォンテーヌで。

「正義の国」フォンテーヌでは裁判が一番の娯楽だ。

だから全編が推理ドラマ仕立てになっている。

それはいいとして、「逆転裁判」のパロディ仕立ても許せるとして…。

 

母が揃えていた昔の名探偵シリーズから、現代(と言っても少し前)までの

軽く百を越える推理小説を読破した私に何をさせるのかと。

よく言われる「推理小説のネタバレは万死に値する」という言葉も、

自分の脳内で常にネタバレ状態の私にはどうでもいいことだ。

 

そして極めつけは「人が水に溶ける」(フォンテーヌ人に限る)

う~ん、このあたりで、なんとなく先は読めてしまった。

たかがゲームのストーリーに目くじら立てるつもりはない。

問題なのは1幕・2幕に渡って、メインヒロイン押しがひどすぎたことだ。

 

miHoYoからストーリー担当チームが大量に離脱した噂は聞いた。

彼らの中の一人が中国のSNSで呟いていたという噂も聞いた。

「せっかく作ったストーリーもガチャに合わせて書き直させられる」

噂なのですっかり信じたわけではないが、今回はよもや、という感じだ。

 

2年ぶりの岩属性の星5キャラ、売りたいんだろうな。

だけどね、岩属性にシールドをつけて、他の反応が起きないようにしたのは

あなた方なんですよ。

岩属性の代表「鍾離」の中の人も、配信で何度も、岩元素にも元素反応が

欲しいとおっしゃってましたよ。

その都度、私は小さな声でコメント欄に「結晶反応」と呟いていた。

 

新しいキャラはその「結晶反応(笑い)」を利用して火力を出す。

なんか悲しいんだよ。

ヒルチャール(最弱モンスター)の弓矢ひとつで割れる「結晶反応」の

シールドを生かそうとした苦肉の策が。

 

同じように笑いもの、というかみんな忘れてた「氷砕き」もフレミネという

キャラで強化した。

初心者の頃、せっかく水と氷で凍結させた敵をディルック(両手剣)で攻撃、

うっかり「氷砕き」してしまって泣いた日々を思い出す。

鍾離の中の人も「氷砕きのダメージを5倍にして」って言ってました。

 

岩属性は失敗作なんだ。もっと言えば両手剣キャラも。

スメールで台頭した「草元素」のあまりの強さに比べて岩元素ときたら。

岩のサポーターで固めて機能する荒瀧一斗(めちゃ強い)。

強いんだけど使い道が限られちゃうキャラは、強くても悲しいです。

 

キャラのデザインとストーリー内のごり押しで売ることを考えないで。

「原神」を作り出したスタッフなら、きっと岩元素の新境地を拓ける。

そう信じていた気持ちを裏切って欲しくなかった。

 

もちろん、そんなことは全く気にせず楽しんでる人はたくさんいる。

フォンテーヌのストーリーは最高だったという意見が多数だ。

でもはっきり言ってしまうと、あのストーリーはいい出来ではなかった。

年末だから言ってしまうと、ホントにつまらなかった。

 

だけどフォンテーヌがすべてつまらないわけではない。

あの暑かった夏。10月まで馬鹿みたいに暑かった日々。

水の中を自由に潜り、泳げるのは楽しかった。

水中生物がかわいくて、飽きずに探索してた。

 

というわけで、「原神」はまだまだ卒業できないようだ。

今になって、モンドのあれはあれだったんだ、なんて発見もあるしね。

(龍の涙の結晶にリサが「元素の力と相殺する」と言っていたのは、

 「漆黒の力」と「霊光の力」(神の目の力)の相殺のこと)

毒龍ドゥリンも悪気があったわけじゃなかったんだとか。

(エリナスの話では、自分たちの血が人間にとっての毒であることを

 知らなかったし、知った後は人に討たれるままになった)

 

先日のクリスマスの日、唐突に「水仙十字」のストーリーを記事に

したのは、現実の世界ではなかなか出来ない「クリスマス精神」を

発揮してみたかったから。

と同時に、あの話はフォンテーヌ人の話だけど、まだスメールの砂漠を

流離っていた今年の4月頃のVer.3.6の世界任務の中で見つかった

「ルネの日記」がここにつながるので忘れないようにメモした感じ。

(任務中に読めるだけで、バックの中には残らないから、こういうのは

 スクショするしかないし、忘れるとどうにもならない)

 

ホント世界任務はヴァージョンが進むにつれ、長くなり、複雑になる。

「森林書」は長かったけど、一括りになっていてわかりやすかった。

「砂漠書」と言われる話は、ジェイド(ヒロイン)の前編後編だった。

だけど「水仙十字」は始まりが4ヶ月くらい前だし、任務名も統一されない。

無関係と思われる任務で科学院時代の「アラン」や「カーター」の日記が

読める。

 

そうなんだよ、カーター。

先日は全く触れなかったけど、最後に中心になるのは彼。

英語版だと「Carter」「caterpillar」で同一人物であることが示唆されてる。

中国語でもそうらしい。

でも「カーター」と「キャタピラー」じゃ無理なんじゃない?

せめて「カタピラー」とかにしてほしかった。

 

最後になるけど、キャラクターに罪はないので、ナヴィアさん好きです。

フォンテーヌのキャラも、みんな魅力的。

(お気に入りは今のところリオセスリ)

そしてヌヴィレットさんの伝説任務は最高傑作でした。

長くなり過ぎたので、この話はまた後日。

 

  ではみなさん、よいお年を!!!

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ちょっと離れようかと思ってた

2023-12-29 | 原神のお喋り

2020年9月28日にリリースされた原神。

1年目は風の国「モンド」と岩の国「璃月(りーゆえ)」の話。

2年目は雷の国「稲妻」の話。

3年目は草の国「スメール」の話。

そして4年目は水の国「フォンテーヌ」の話。

 

1年目はともかく面白かった。

それまではターン性のコマンドバトルのRPGをやっていたので、

アクションバトルが新鮮だったし、難しくも感じた。

インファイトが好きなので、いつもHPギリギリで戦っていた。

 

ようやく戦闘の仕方にも慣れたころに、次の衝撃がやってきた。

世界任務に分類されていたが、実際にはメインストーリーと思われる

「枝を拾う者ーダインスレイヴ」が実装されたのだ。

そして我々は気づいた。

主人公は独立した存在で、プレイヤーの分身ではないことに。

「そんなこと我々は知らないぞ!」という話を次々披露した。

 

ダインスレイヴのシリーズはどれも面白い。

面白くて、どこか物悲しい。

若々しい見た目のイケメンだけど、実際は500年前から生きてる。

新しいキャラの性能を紹介するPVは、ダインの感想の体で作られてる。

 

私はアニメを見ないので(いや子供の頃はたくさん見ていたが)

アニメ関連の声優さんは全く存じ上げていない。

だがダインを演じる津田健次郎さんは、一声でわかった。

「永遠の中二病ドラマ」スーパーナチュラルのカスティエルの人だ!

(ほかにもアメドラの声優さんならかなり知ってる)

 

スーパーナチュラルは15年も続いた長寿ドラマだ。

もともと母がホラー好きなので、私は期待していなかったが、

1話の白いドレスの幽霊の話を母が気に入ったので見続けた。

ほぼ惰性で見ていたのだが、シーズン4からは私の方が夢中になった。

天使カスティエルに一目惚れしたからだ。

 

もうね、この世の悲劇をすべて背負ったかのようなミーシャの表情。

そして津田さんのお声。

敵として登場したのに、ラストで主人公側に寝返る時のカッコよさ。

こんなの惚れるやん。

 

話しは逸れたが、原神をやろうと決めたのは、先ほども言ったように、

キャラ紹介のナレーションがこの人の声だったからだ。

ダインスレイヴが登場するまで、「カスティエルの声」で認識していた。

津田さんのインタヴューでも、「これ、俺がやるの?」と疑問を持つほど、

ダインの見た目は若い。

だけど背景を聞いて納得したとおっしゃっていた。

実際500歳だからね。

 

『原神』のメインストーリーはダインスレイヴが出てくる話だ。

各国のストーリーはその国の紹介でしかないと言っても過言ではない。

少なくともフォンテーヌのストーリーは。

多分わかってもらえると思うが、私にはこれまでで一番面白くなかった。

その理由は、長くなってしまうのでまた後日。

 

  「スーパーナチュラルシリーズ」のカスティエル役ミーシャコリンズさん

 

 「原神のメインキャストダインスレイヴ」

  (プレイアブル化されていないので立ち絵がないため、スクリーンショットです)

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水仙十字院の子供たちに少しだけ幸せを

2023-12-25 | 原神のお喋り

 

「水仙十字院」は原神5番目の国フォンテーヌの孤児院だ。

今ではもう存在していない。

水没しているからだ。

 

彼らの人生は過酷で、苦難の連続だ。

2人はフォンテーヌの都市開発計画の犠牲になった者たちの遺児。

2人は開発計画に反抗した者たちと戦った側の遺児。

最初から対立する運命だったのかもしれない。

 

一番左にいるのがアラン・ギヨタン。

ファントムハンターの一員だったエマニュエル・ギヨタンの養子だ。

アランはフォンテーヌが誇るクロックワークマシナリーの生みの親になる。

だがその晩年は自分の工房に閉じこもる孤独を選んだ。

 

アランの隣にいるのが妹のマリアン・ギヨタン。

少年たちの淡い憧れ的存在。

兄と共に科学院にいたが、やがてマルショーセファントムに入り戦死する。

(マレショーセファントムの前身機関がファントムハンター)

 

一人置いて紫の上着を着ているのがジェイコヴ・ベイカー。

父のエドワルドは悪名高い銅パイプを片手にポワソン町を守った。

「日の当たる場所は彼らのもの、サーンドル河は我らのもの」

彼の作った組織は、その死後も受け継がれていく。

 

一番右にいるのがルネ・ド・ペトリゴール。

ポワソン町の町長ルノー・ド・ペトリゴールの息子だ。

父はサーンドル河の整備に反対して逮捕され、砂漠への流刑を言い渡された。

 

だがルノーとエドワルドは砂漠への護送途中で仲間に救い出される。

そしてポアソン町を占拠していた執律庭のメンバーを人質に取った。

彼らの要求を伝える交渉人になったのが記者のカール・インゴルドだ。

反乱は鎮圧され、インゴルドは後にルネとジェイコヴの養父となる。

 

争いと自然災害の犠牲になった孤児たちの為に建てられたのが「水仙十字院」

院長には人の形をしていない純粋精霊リリスが指名される。

(写真の後部に写っている白と水色の生物)

 

注:純粋精霊は原神初期から水元素キャラクターを育成するために必要な素材を

  得るために戦わされる難敵だ。

  多くのプレイヤーが純粋精霊ローデシアに泣かされている。

  氷元素の弓キャラ甘雨(かんう)を入手するまでは。

 

純粋精霊にも頭脳の優劣はあるようで、ローデシアはトップクラス。

リリスの能力は中の下、なので孤児院の院長が適当な職場だったらしい。

だけど心は優しい院長だ。

(優秀な純粋精霊は短期間とはいえ人の形になれる)

 

そして子供たちの中央に立っているのが副院長のバゼル・エルトン。

彼女は軍人だったが引退し、子供たちの世話をする仕事に就いた。

彼女の作るケーキは罰ゲームのような味だったが、多分努力したのだろう。

のちには子供たちの楽しみなるまで腕を上げている。

 

だがカーンルイアの滅亡の際に出現した漆黒の魔物はフォンテーヌも襲った。

バゼルは軍に召集され、旗艦スポンジア号の艦長となる。

「必ず帰ってくる」と約束したバゼルだが、戦死して帰らぬ人となる。

このことは子供たちの心に深い傷を残し、のちの悲劇へとつながる。

 

アランとルネはいわゆる「天才」だった。

アランはクロックワークマシナリーの開発で成功者となる。

だがルネはダーリ遺跡で見つけたものから「世界式」を完成させてしまう。

その「世界式」は何度計算し直しても、人類の滅亡を示すものだった。

 

ルネは世界と人類を救うための研究に没頭する。

そして次第に間違った道に進んでいく。

人間の姿すら捨てNarzissenkreuzと化した彼が最後に見たものは・・・

「世界式」を唯一変えることのできる変数「旅人」だった。

 

親を亡くし、孤児となり、孤児院で暮らすのは決して幸せなことではない。

だけど優しい純粋精霊リリス院長、お菓子作りの腕を上げた副院長バゼル。

そして仲のいい友人たち。

水仙十字院で過ごした日々は、彼らにとって幸せな時代だったのかもしれない。

 

注:Narzissenkreuzはドイツ語で水仙十字のこと

  ここだけ英語表記ではなかったし、日本語の表記がどうなってたか

  忘れたので(多分ナルツィッセンクロイツ?)

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Happy Anniversary Genshin Impact

2023-09-28 | 原神のお喋り

今日9月28日は「原神」リリース日だった。

もう3周年なんだね。

細かいことはさすがに覚えていないが、忘れられないこともある。

 

遅れて始められた方には申し訳ないが、リリース記念で原石たくさんもらった。

それも今みたいに100個とかじゃなく、1600個。

「原神」のガチャは原石1600個で10連引ける。

 

今でも冒険ランク(以下AR)5になると初心者応援ガチャを10連、

AR10になると、もう10連引ける「出会いの縁」はもらえる。

ただ当時はリリース記念だからね、もっとバンバン配られた。

 

私はその原石1600個でピックアップガチャを引いた。

(ピックアップガチャは今でももらえる「出会いの縁」では引けない)

最初の限定ピックアップキャラはウェンティ。

まあさすがに10連では出ないだろうと軽い気持ちで引いたのだが。

 

ウェンティが来た?

いや、来たのは恒常☆5のディルックさんだった。

今は外れ扱いだが(すり抜けと言われる)、当時は大歓喜。

 

だっていきなり最高レアリティキャラですよ。

確率0.6%ですよ!!

当時は6体しかいなかった☆5キャラの1体ですよ。

(ちなみに「原神」キャラのレアリティは☆5と☆4しかない)

狂喜乱舞ですよ。

 

3年経った今でも、初心者が最初に引く☆5は誰がいいか聞かれたら、

私は間違いなく(使い勝手の良さで)ディルックと答える。

最強元素の炎元素であり(当時はね)、爆発のエネルギーが溜まりやすい。

不死鳥のエフェクトと共に広範囲の爆発を打つ時の気持ちよさったら。

 

確かに高火力ではないし、ARが上がるにつれ物足りなくなるし、

最適解の武器がいまだにないという弱点はある。

だけど初日にディルックが来ていなかったら。。。

私はこんなに長いことこのゲームを続けていなかったと思う。

 

それにね、初期キャラは設定が深いのよ。

公式HPにある漫画(原神セレベンツ)でもかなり深堀されてる。

義兄弟のガイアとのなんとも言えない距離感もいい。

(「ディルガイ」と呼ばれてカプ厨にも人気)

 

一年位前かな。

草元素キャラが開放される前。

新キャラに押されて使わなくなっていたディルックさんのレベル開放をした。

Lv.20~40~50~60~70~80とその都度突破素材がいる。

そして最後にLv.80を突破させた。

 

罪を消すために、僕はひとりで長い夜を歩かなければならないと思っていた。

しかし君のおかげで、僕はまた間違っていたと気付けた。

礼を言うよ、「我が友」よ。

 

最後の突破をした時のディルックさんのセリフを聞いて、、、

泣いた。

自然と涙が溢れた。

 

いやーなんでだよ!と思われるだろうけど、いろいろ大変だったのよ。

ストーリー的に言えば、父を亡くし、騎士団に裏切られ、何より一緒に

育った義兄弟のガイアまで嘘をついていたことを知ったディルックは

ズタズタの心を抱えて旅に出て・・・

 

まあ、それ以上にそこまで育てる手間暇とモラ(ゲーム内通貨)が大変だった。

もしかしたらもう使わないかもしれないキャラの為に費やせる努力じゃない。

でもね、育てたかったんだ、旧友を。

そして彼からも「わが友」と言ってもらえた。

うん、泣ける。

 

 

 父から受け継いだアカツキワイナリーの前に立つディルックさん。

 写真はいっぱいあるんだけど、ほとんどゲームのUID消し忘れで使えない。

 UIDとゲームネーム乗るシステムやめてくれないかなー

 多分この写真はモンドの3つ目の七天神像を開いて、MAPが広がり、

 初めてアカツキワイナリーを訪れた記念に撮ったやつだった気がする。

 ちなみにデイルックさんのCVは小野賢章さん。

 ハリーポッターの吹き替えで知ってる人もいると思うけど、

 ディルックさんの声は彼の中で多分だけど(詳しくない)一番低めです。

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思ったより心に来てたんだね

2023-09-13 | 日常のお喋り

ストリートファイターシリーズが6になってから、初めてのリーグ戦。

そのファーストステージが終了した。

セカンドステージに進めるのは、9チーム中6チームだ。

 

その競り合いは最終戦までもつれ込んだ。

見てる方は面白いが、勝てば進出、負ければ終わりの大将戦、

カチくんの心境は察して余りあるものがある。

 

GOOD8Squatは、前回の覇者だ。

にもかかわらず、前半から戦績はすぐれなかった。

自チームの選手ではない立川くんの活躍でどうにかなっていただけだった。

 

そして同じく前半振るわなかったザンギさん率いるDFMだが、

かつての相棒ラシードの参戦で水を得た魚のジョンくんの覚醒で勢いついた。

ザンギさんの「オールイン」発言(意味不明)でなんだか上昇気流に乗った。

 

迎えた最終戦、先に1勝した忍ズムが10点取り、セカンドステージへの進出を決めた。

次鋒のヤマグチくんは余裕の笑みだったし、珍しく藤村さんも笑顔だった。

そんな中、どうしても20点欲しいグッパチの大将ガチくんの硬い表情。

 

藤村さんは今期のリーグ戦で無類の強さを発揮していた。

相棒ケンの仕上がりも、同じケン使いの誰よりも上だった。

だけどガチくんも頑張ったんだよ。。。

 

去年の覇者チームがいわば予選落ち。

敗者の弁を語るガチくん、どんなに悔しかっただろう。

そして出てきた言葉が

 

「なないさんも楽しんでいると思います」

 

だめだ、涙が溢れてきた。

そういえば、なないさんもグッパチのメンバーだったんだっけ。

EVOの翌日、その生涯を閉じてしまったなないさん。

享年32歳だった。

 

それほどよく知ってるわけではなかったけど、YouTubeも見てた。

among us(宇宙人狼)を主宰して、格ゲーマーで仲良く遊んでいた。

私もなないさん視点で楽しんでみていた。

なないさんの解説も好きだった。

訃報を聞いた時は、ものすごくびっくりした。

 

でもね、泣くほどじゃないと思ってたんだよ。

あの日から、なんか心はもやもやしてたけど、それほどじゃないと思ってた。

それがね、ガチくんの言葉を聞いた途端、泣いちゃったんだ。

 

若すぎるよね。。。。。。。。。。

突然すぎるよね。。。。。。。。。

 

そう思うしかないんだ。

きっと今も天国で、スト6楽しくプレーしてるって。

どうか、どうか、いつまでもスト6を楽しんでください。

 

  ー ご冥福をお祈りいたします。

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懐かしさのあまりつい寄り道してしまう

2023-07-15 | ゲームのお喋り

続きを書こうと思ったんだ。

で、参考のためにこのBlogのカテゴリーにある「ブラゲーのお喋り」を開いた。

そうか…カードとかボードとかのゲームではない、PCでやるゲームで、

始めてやったのRPGは「チビファンタジー」だったっけ。

 

典型的なあの時代のブラゲー。

戦闘はコマンド入力で、テキストで結果が出るポチポチゲー。

調べてみたら、まだあった。

元々鯖屋さんが趣味で始めたので、データそのものが残っているのは、

辞めた後2回くらい確認している。

そんなこともとうに忘れていたが。。。

 

だから全然知らなかったが、2020年にデータが消失し、13年間巻き戻ったらしい。

2007年以降のデータは復活できなかったそうだ。

確か始めたのは2006年くらいだと思う。

まあデータ残ってたのは残っていたんだけど、2007年以降に手に入れたアイテムは

消えてなくなった気がする。

切っ掛けがなければ忘れていたゲームなのでいいけどね。

 

ちょっと触ってみた。

初心者向けの場所で戦闘してたんだが、なんだかMAPが広がってる。

どんどん進んでいったら、迷った。

町に戻ろうとしたら羽(ワープアイテム)がない。

こんなところでアイテム使うことなんかまずないからね。

仕方ないので攻略サイトを調べて戻った。

 

やれやれと思っていたら、初めてやったブラゲーはこれじゃないことに気付いた。

ハンゲームの「チョコットランド」だった。

一応DL型のMMOアクションゲーだ。

MAPが5個くらいしかないから、ホントに「ちょこっと」かじるゲーム。

 

始めてしばらくして、2番目くらいの強さのMAPでレベル上げをしてた。

そしたらチャットで呼ばれ、数人のパーティと一緒に来ないか誘われた。

よほど時間がないとき以外は、たいていOKした。

そしたらどんどん上のMAPに連れていかれ、死にまくった。

すぐに回復魔法で生き返らせてもらうんだけど。

 

さすがにレベルが違い過ぎて、悪いので離れると言ったが、

別に構わないよ、レベル上がるよ、と言われ、そのままお世話になった。

高級な素材もたくさんゲットした。

MMOのだいご味だし、いい人が多かった。

 

さらにしばらくして、始まりの草原で魔法使いの募集があった。

基本パーティーを組みたいときは部屋を作って募集をかける。

他の部屋は満員だったり、募集レベルが合わなかったので、

たまには楽なところで遊ぼうと思って、部屋に入った。

 

そこで、ゲームをやっている限り避けられない事態に出くわした。

とんでもないチーターの作った部屋に入ってしまったのだ。

前のパーティーでちらっと見た、ラスボスがそこにいた。

そしてラスボスはⅠミリも動かなかった。

ただただ魔法攻撃をすればいい。

 

HPがなくなった敵が倒れ、山ほど素材を落とす。

またボスが現れる。

倒れる。

素材を落とす。

 

ハクスラ好きには天国だっただろう。

拾った素材で上位の武器や防具をどんどん作れた。

レベルも上がった。

いらない素材を売って、ゲーム内通貨だが一晩で大金持ちになった。

そして私は、その日にこのゲームを引退した。

 

どんなに流行ったゲームでも、チート使いが目立つとすたれてしまう。

運営も対策するけど、まさにイタチごっこだ。

楽しかったことが、全然楽しくなくなる。

ほんと、やめてほしいよ、チート。

 

私はまた次のゲームを探し始めた。

ゲームは腐るほどそこにある。

だけど2年もやりこむと、たいていは飽きてしまう。

飽きる前にサービス終了を経験したこともある。

 

そんなことをもう20年も続けてる。

今はSteamのお陰で、PS4とか5なくても、大抵のゲームが出来てしまうしね。

で、この寄り道回の結論。

 

子供の頃にゲーム機を買ってもらわない選択した私は正しかった。

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また一つのゲームの終焉を見送るー前半ー

2023-07-13 | ゲームのお喋り

昔、家庭用ゲーム機が全盛を迎えた頃。

友達が次々ゲーム機を買ってもらっていた頃。

母に聞かれた。

「ゲーム機、欲しい?」

 

うちはそういうシステムだった。

私が欲しいかどうかで購入を決定する。

だから私は親に「買って~」とねだったことがない。

 

あ、一度例外があった。

多分3,4歳くらいのこと。

お店の前で「土瓶の蓋」を欲しがった。

何故欲しかったのか覚えていないが、さすがに親が反対した。

なんか店の前でごねた気がするが、最後は諦めた。

なんで覚えているかというと、かなり長いこと、親から言われてたからだ。

ねだったのがそれきりだったからだろう。

 

おもちゃとか、人形とか、三輪車とかは、当然のように買ってくれた。

服も靴も、自分で選んだ。

当たり前の話だが、子供にふさわしくない高級品は買ってない。

 

その習慣は長いこと続いた。

私の判断力を信頼してくれていた。

だから「ゲーム機欲しい?」と聞かれた時、私は考え込んだ。

確かにみんな持ってる。

欲しくないとは言えない。

 

そしてしばらく考えた後、私は「いらない」と返事した。

何故?と聞かれた。

「楽しそうだから」

母は?な顔をしていた。

「きっと始めたらやめられなくなる」

母はそれで納得した。

 

それ以来、私は家庭用ゲーム機を持ったことがない。

有限な時間はゲームではなく、読書に使いたかったからだ。

だからFFってなに?の状態だ。

いや、さすがに「ファイナルファンタジー」ってことは知ってるけど。

 

その代わり、小説を書くため、ワープロはすぐに買ってもらった。

印刷された自分の文章を見るのが楽しかった。

ワープロで年賀状を作成した時は、親も喜んでくれた。

ワープロはしばらくして、パソコンになった。

 

パソコンは「悪魔の箱」だった。

ワープロの代わりをしてくれるうえ、他のこともたくさん出来る。

当然ネットにつないでいるから、いろんなサイトを調べた。

初期の初期の「SNS」みたいなサイトも見つけた。

(mixiじゃないよ)

 

この辺の話を始めると、かなり長くなるので省略。

そしてやっと「ゲーム」の話にたどり着く。

横道にそれすぎたので、本題に入れない。

申し訳ないが、ー後編へ続く

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旅人の運命を決めるのは旅人

2023-07-11 | 原神のお喋り

 

上記の立ち絵は、2020年9月28日の「原神」リリース前に、

公式ツイッターで発表されたものだ。

リリースよりかなり前なので、恐らく多くのプレイヤーが知らないと思う。

 

ゲーム経験者は壮大なオープニング映像に圧倒されながら、

旅人選択画面でムービーが止まったことを覚えていると思う。

ここでプレイヤーは男の子(日本語のデフォルトネームー空)と

女の子(日本語のデフォルトネームー蛍)のどちらかを選択させられ、

自分の好きな名前を付けるよう求められる。

 

多くのプレイヤーは自分の分身としてどちらかを選ぶのだと考える。

だが、いずれそうではなかったことを知らされる。

何故ならこの旅人は、(どちらを選んでも)プレイヤーの知らない情報を

たくさん隠しているからだ。

 

では何のために、旅人の性別を選ばせるのか。

一言で言えば、「旅人の運命を決めるため」なのだ。

 

この大きさだと、立ち絵の下の方に書かれている帯部分の文字は読めない。

だからDLして文字をアップにしてみた。

 

旅人TRAVELER・男の子(空)

「…汝の高潔さと善良さが変わらない限り、新たな天地では最高の仲間が
 汝と共にいる。ここから先、未来はすべて汝の天地となる」
「世界へようこそ」 ーK.K

旅人TRAVELER・女の子(蛍)

「汝の祖国は滅び、宮殿は塵砂となった。
 汝は世界を有し、天地を抱く者のはずだった。
 しかし亡国の末裔よ、過ぎ去った時間に嘆かないで」 ーK.K

 

「原神」をある程度進めた人ならわかると思う。

運命は初めから定められていたのだと。

もしもプレイヤーが女の子を選べば、運命は逆になる。

女の子が世界を手に入れ、男の子が亡国の末裔になる。

 

私は選択画面で女の子を選んだ。

逆にするとどうなるのか見たかったのもあった。

ただ、ムービーを見るたび、やっぱり素直に男の子のすればよかったな

と、思う。

悲しい運命を背負うのは、かわいい女の子の方が似合うし。

 

ちなみに、コメントを寄せてる「K.K」が誰であるかは、いまだに謎だ。

今のところ関係各位に頭文字が「K.K」の人いないんだよね。

いずれわかる日を楽しみにしてます。

 

蛇足だが「最高の仲間」はもちろんパイモンのことでしょうね。

コメントが正しければ、初期に席巻したパイモンラスボス説はないね。

そういえば、ソロモン72柱も完全にミスリードだったし。

考察してる間が楽しければそれでよし!だけど。

 

あ、それと「汝の高潔さと善良さが変わらない限り」なので、

あれこれ押し付けられて面倒、とか、またお使いかよサボろ、

と考える旅人さんは、世界を手に出来ませんよ。

素直にお手伝いしてあげましょう。

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博士「私はとんでもない怪物を作り出してしまった…」

2023-05-28 | ゲームのお喋り

『TOPANGA WORLD CHAMPIONSHIP』

この楽しかった大会も無事終了した。

世界の壁の厚さに、繰り出されるとんでもない技の数々に、

見てる方は感嘆し、驚愕し、呆れ返った。

 

「こんなことも出来るんだ!!!」

 

これまでは日本選手が圧倒的に強く、彼らのプレーに慣れきっていた目に、

世界の強豪たちのプレーは、実に新鮮に映った。

こんなことが出来るのに、それでもまだ負ける。

誰にとっても、壁はとんでもなく厚かった。

 

そんな中で全勝優勝を果たしたときど選手には、心から祝辞を送りたい。

怪物を倒すには、怪物にならなければならない。

かつてアメリカのコメンテーターに「人殺しの顔」(むろんジョーク)と言われた、

あのマーダーフェイスが戻ってきた。

 

「もしも地球が格ゲー星人に侵略されたら、僕が地球代表で戦う」

そんなアニメみたいなこと言っていた青年が、自ら格ゲー星人になってしまった。

 

大会の合間に流されたファンアート、傑作だったね。

白衣を着た科学者が呟く。

「私はとんでもない怪物を生み出してしまった」

そう言って、恐ろしさに震える科学者。

 

彼の正体はプロゲーマーの立川選手。

今回ときどさんから依頼され、様々な貢献をした。

もともと彼はプレイヤーとしてより、選手を育てる人間として有名になった。

名トレーナーが、ついに怪物を生み出した。

コメント欄もこの辺の話題で盛り上がっていて面白かった。

 

多分ストVが今年も続いていたら、即刻調整が入ってルークはナーフされただろうな。

自身が究極系にまで育て上げたキャラがナーフされる。

どの選手もその理不尽さと戦いながら、数々の大会で勝利してきた。

正直、私には無理だ。

実力というより、メンタル面で。

 

最後にときど選手がストVプレイヤーに感謝していた。

どれほどの数のプレイヤーがスパーリングパートナーになってくれただろう。

あと数日でストⅥが発売になるこの時期に、ストVをやる。

関わったすべての選手が、この矛盾に悩んだかもしれない。

 

でも迷いはない。

そこに「俺より強い奴」がいる限り。

彼らはどんなストリートでも戦い続けるのだろう。

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