勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

水仙十字院の子供たちに少しだけ幸せを

2023-12-25 | 原神のお喋り

 

「水仙十字院」は原神5番目の国フォンテーヌの孤児院だ。

今ではもう存在していない。

水没しているからだ。

 

彼らの人生は過酷で、苦難の連続だ。

2人はフォンテーヌの都市開発計画の犠牲になった者たちの遺児。

2人は開発計画に反抗した者たちと戦った側の遺児。

最初から対立する運命だったのかもしれない。

 

一番左にいるのがアラン・ギヨタン。

ファントムハンターの一員だったエマニュエル・ギヨタンの養子だ。

アランはフォンテーヌが誇るクロックワークマシナリーの生みの親になる。

だがその晩年は自分の工房に閉じこもる孤独を選んだ。

 

アランの隣にいるのが妹のマリアン・ギヨタン。

少年たちの淡い憧れ的存在。

兄と共に科学院にいたが、やがてマルショーセファントムに入り戦死する。

(マレショーセファントムの前身機関がファントムハンター)

 

一人置いて紫の上着を着ているのがジェイコヴ・ベイカー。

父のエドワルドは悪名高い銅パイプを片手にポワソン町を守った。

「日の当たる場所は彼らのもの、サーンドル河は我らのもの」

彼の作った組織は、その死後も受け継がれていく。

 

一番右にいるのがルネ・ド・ペトリゴール。

ポワソン町の町長ルノー・ド・ペトリゴールの息子だ。

父はサーンドル河の整備に反対して逮捕され、砂漠への流刑を言い渡された。

 

だがルノーとエドワルドは砂漠への護送途中で仲間に救い出される。

そしてポアソン町を占拠していた執律庭のメンバーを人質に取った。

彼らの要求を伝える交渉人になったのが記者のカール・インゴルドだ。

反乱は鎮圧され、インゴルドは後にルネとジェイコヴの養父となる。

 

争いと自然災害の犠牲になった孤児たちの為に建てられたのが「水仙十字院」

院長には人の形をしていない純粋精霊リリスが指名される。

(写真の後部に写っている白と水色の生物)

 

注:純粋精霊は原神初期から水元素キャラクターを育成するために必要な素材を

  得るために戦わされる難敵だ。

  多くのプレイヤーが純粋精霊ローデシアに泣かされている。

  氷元素の弓キャラ甘雨(かんう)を入手するまでは。

 

純粋精霊にも頭脳の優劣はあるようで、ローデシアはトップクラス。

リリスの能力は中の下、なので孤児院の院長が適当な職場だったらしい。

だけど心は優しい院長だ。

(優秀な純粋精霊は短期間とはいえ人の形になれる)

 

そして子供たちの中央に立っているのが副院長のバゼル・エルトン。

彼女は軍人だったが引退し、子供たちの世話をする仕事に就いた。

彼女の作るケーキは罰ゲームのような味だったが、多分努力したのだろう。

のちには子供たちの楽しみなるまで腕を上げている。

 

だがカーンルイアの滅亡の際に出現した漆黒の魔物はフォンテーヌも襲った。

バゼルは軍に召集され、旗艦スポンジア号の艦長となる。

「必ず帰ってくる」と約束したバゼルだが、戦死して帰らぬ人となる。

このことは子供たちの心に深い傷を残し、のちの悲劇へとつながる。

 

アランとルネはいわゆる「天才」だった。

アランはクロックワークマシナリーの開発で成功者となる。

だがルネはダーリ遺跡で見つけたものから「世界式」を完成させてしまう。

その「世界式」は何度計算し直しても、人類の滅亡を示すものだった。

 

ルネは世界と人類を救うための研究に没頭する。

そして次第に間違った道に進んでいく。

人間の姿すら捨てNarzissenkreuzと化した彼が最後に見たものは・・・

「世界式」を唯一変えることのできる変数「旅人」だった。

 

親を亡くし、孤児となり、孤児院で暮らすのは決して幸せなことではない。

だけど優しい純粋精霊リリス院長、お菓子作りの腕を上げた副院長バゼル。

そして仲のいい友人たち。

水仙十字院で過ごした日々は、彼らにとって幸せな時代だったのかもしれない。

 

注:Narzissenkreuzはドイツ語で水仙十字のこと

  ここだけ英語表記ではなかったし、日本語の表記がどうなってたか

  忘れたので(多分ナルツィッセンクロイツ?)

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Happy Anniversary Genshin Impact

2023-09-28 | 原神のお喋り

今日9月28日は「原神」リリース日だった。

もう3周年なんだね。

細かいことはさすがに覚えていないが、忘れられないこともある。

 

遅れて始められた方には申し訳ないが、リリース記念で原石たくさんもらった。

それも今みたいに100個とかじゃなく、1600個。

「原神」のガチャは原石1600個で10連引ける。

 

今でも冒険ランク(以下AR)5になると初心者応援ガチャを10連、

AR10になると、もう10連引ける「出会いの縁」はもらえる。

ただ当時はリリース記念だからね、もっとバンバン配られた。

 

私はその原石1600個でピックアップガチャを引いた。

(ピックアップガチャは今でももらえる「出会いの縁」では引けない)

最初の限定ピックアップキャラはウェンティ。

まあさすがに10連では出ないだろうと軽い気持ちで引いたのだが。

 

ウェンティが来た?

いや、来たのは恒常☆5のディルックさんだった。

今は外れ扱いだが(すり抜けと言われる)、当時は大歓喜。

 

だっていきなり最高レアリティキャラですよ。

確率0.6%ですよ!!

当時は6体しかいなかった☆5キャラの1体ですよ。

(ちなみに「原神」キャラのレアリティは☆5と☆4しかない)

狂喜乱舞ですよ。

 

3年経った今でも、初心者が最初に引く☆5は誰がいいか聞かれたら、

私は間違いなく(使い勝手の良さで)ディルックと答える。

最強元素の炎元素であり(当時はね)、爆発のエネルギーが溜まりやすい。

不死鳥のエフェクトと共に広範囲の爆発を打つ時の気持ちよさったら。

 

確かに高火力ではないし、ARが上がるにつれ物足りなくなるし、

最適解の武器がいまだにないという弱点はある。

だけど初日にディルックが来ていなかったら。。。

私はこんなに長いことこのゲームを続けていなかったと思う。

 

それにね、初期キャラは設定が深いのよ。

公式HPにある漫画(原神セレベンツ)でもかなり深堀されてる。

義兄弟のガイアとのなんとも言えない距離感もいい。

(「ディルガイ」と呼ばれてカプ厨にも人気)

 

一年位前かな。

草元素キャラが開放される前。

新キャラに押されて使わなくなっていたディルックさんのレベル開放をした。

Lv.20~40~50~60~70~80とその都度突破素材がいる。

そして最後にLv.80を突破させた。

 

罪を消すために、僕はひとりで長い夜を歩かなければならないと思っていた。

しかし君のおかげで、僕はまた間違っていたと気付けた。

礼を言うよ、「我が友」よ。

 

最後の突破をした時のディルックさんのセリフを聞いて、、、

泣いた。

自然と涙が溢れた。

 

いやーなんでだよ!と思われるだろうけど、いろいろ大変だったのよ。

ストーリー的に言えば、父を亡くし、騎士団に裏切られ、何より一緒に

育った義兄弟のガイアまで嘘をついていたことを知ったディルックは

ズタズタの心を抱えて旅に出て・・・

 

まあ、それ以上にそこまで育てる手間暇とモラ(ゲーム内通貨)が大変だった。

もしかしたらもう使わないかもしれないキャラの為に費やせる努力じゃない。

でもね、育てたかったんだ、旧友を。

そして彼からも「わが友」と言ってもらえた。

うん、泣ける。

 

 

 父から受け継いだアカツキワイナリーの前に立つディルックさん。

 写真はいっぱいあるんだけど、ほとんどゲームのUID消し忘れで使えない。

 UIDとゲームネーム乗るシステムやめてくれないかなー

 多分この写真はモンドの3つ目の七天神像を開いて、MAPが広がり、

 初めてアカツキワイナリーを訪れた記念に撮ったやつだった気がする。

 ちなみにデイルックさんのCVは小野賢章さん。

 ハリーポッターの吹き替えで知ってる人もいると思うけど、

 ディルックさんの声は彼の中で多分だけど(詳しくない)一番低めです。

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思ったより心に来てたんだね

2023-09-13 | 日常のお喋り

ストリートファイターシリーズが6になってから、初めてのリーグ戦。

そのファーストステージが終了した。

セカンドステージに進めるのは、9チーム中6チームだ。

 

その競り合いは最終戦までもつれ込んだ。

見てる方は面白いが、勝てば進出、負ければ終わりの大将戦、

カチくんの心境は察して余りあるものがある。

 

GOOD8Squatは、前回の覇者だ。

にもかかわらず、前半から戦績はすぐれなかった。

自チームの選手ではない立川くんの活躍でどうにかなっていただけだった。

 

そして同じく前半振るわなかったザンギさん率いるDFMだが、

かつての相棒ラシードの参戦で水を得た魚のジョンくんの覚醒で勢いついた。

ザンギさんの「オールイン」発言(意味不明)でなんだか上昇気流に乗った。

 

迎えた最終戦、先に1勝した忍ズムが10点取り、セカンドステージへの進出を決めた。

次鋒のヤマグチくんは余裕の笑みだったし、珍しく藤村さんも笑顔だった。

そんな中、どうしても20点欲しいグッパチの大将ガチくんの硬い表情。

 

藤村さんは今期のリーグ戦で無類の強さを発揮していた。

相棒ケンの仕上がりも、同じケン使いの誰よりも上だった。

だけどガチくんも頑張ったんだよ。。。

 

去年の覇者チームがいわば予選落ち。

敗者の弁を語るガチくん、どんなに悔しかっただろう。

そして出てきた言葉が

 

「なないさんも楽しんでいると思います」

 

だめだ、涙が溢れてきた。

そういえば、なないさんもグッパチのメンバーだったんだっけ。

EVOの翌日、その生涯を閉じてしまったなないさん。

享年32歳だった。

 

それほどよく知ってるわけではなかったけど、YouTubeも見てた。

among us(宇宙人狼)を主宰して、格ゲーマーで仲良く遊んでいた。

私もなないさん視点で楽しんでみていた。

なないさんの解説も好きだった。

訃報を聞いた時は、ものすごくびっくりした。

 

でもね、泣くほどじゃないと思ってたんだよ。

あの日から、なんか心はもやもやしてたけど、それほどじゃないと思ってた。

それがね、ガチくんの言葉を聞いた途端、泣いちゃったんだ。

 

若すぎるよね。。。。。。。。。。

突然すぎるよね。。。。。。。。。

 

そう思うしかないんだ。

きっと今も天国で、スト6楽しくプレーしてるって。

どうか、どうか、いつまでもスト6を楽しんでください。

 

  ー ご冥福をお祈りいたします。

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懐かしさのあまりつい寄り道してしまう

2023-07-15 | ゲームのお喋り

続きを書こうと思ったんだ。

で、参考のためにこのBlogのカテゴリーにある「ブラゲーのお喋り」を開いた。

そうか…カードとかボードとかのゲームではない、PCでやるゲームで、

始めてやったのRPGは「チビファンタジー」だったっけ。

 

典型的なあの時代のブラゲー。

戦闘はコマンド入力で、テキストで結果が出るポチポチゲー。

調べてみたら、まだあった。

元々鯖屋さんが趣味で始めたので、データそのものが残っているのは、

辞めた後2回くらい確認している。

そんなこともとうに忘れていたが。。。

 

だから全然知らなかったが、2020年にデータが消失し、13年間巻き戻ったらしい。

2007年以降のデータは復活できなかったそうだ。

確か始めたのは2006年くらいだと思う。

まあデータ残ってたのは残っていたんだけど、2007年以降に手に入れたアイテムは

消えてなくなった気がする。

切っ掛けがなければ忘れていたゲームなのでいいけどね。

 

ちょっと触ってみた。

初心者向けの場所で戦闘してたんだが、なんだかMAPが広がってる。

どんどん進んでいったら、迷った。

町に戻ろうとしたら羽(ワープアイテム)がない。

こんなところでアイテム使うことなんかまずないからね。

仕方ないので攻略サイトを調べて戻った。

 

やれやれと思っていたら、初めてやったブラゲーはこれじゃないことに気付いた。

ハンゲームの「チョコットランド」だった。

一応DL型のMMOアクションゲーだ。

MAPが5個くらいしかないから、ホントに「ちょこっと」かじるゲーム。

 

始めてしばらくして、2番目くらいの強さのMAPでレベル上げをしてた。

そしたらチャットで呼ばれ、数人のパーティと一緒に来ないか誘われた。

よほど時間がないとき以外は、たいていOKした。

そしたらどんどん上のMAPに連れていかれ、死にまくった。

すぐに回復魔法で生き返らせてもらうんだけど。

 

さすがにレベルが違い過ぎて、悪いので離れると言ったが、

別に構わないよ、レベル上がるよ、と言われ、そのままお世話になった。

高級な素材もたくさんゲットした。

MMOのだいご味だし、いい人が多かった。

 

さらにしばらくして、始まりの草原で魔法使いの募集があった。

基本パーティーを組みたいときは部屋を作って募集をかける。

他の部屋は満員だったり、募集レベルが合わなかったので、

たまには楽なところで遊ぼうと思って、部屋に入った。

 

そこで、ゲームをやっている限り避けられない事態に出くわした。

とんでもないチーターの作った部屋に入ってしまったのだ。

前のパーティーでちらっと見た、ラスボスがそこにいた。

そしてラスボスはⅠミリも動かなかった。

ただただ魔法攻撃をすればいい。

 

HPがなくなった敵が倒れ、山ほど素材を落とす。

またボスが現れる。

倒れる。

素材を落とす。

 

ハクスラ好きには天国だっただろう。

拾った素材で上位の武器や防具をどんどん作れた。

レベルも上がった。

いらない素材を売って、ゲーム内通貨だが一晩で大金持ちになった。

そして私は、その日にこのゲームを引退した。

 

どんなに流行ったゲームでも、チート使いが目立つとすたれてしまう。

運営も対策するけど、まさにイタチごっこだ。

楽しかったことが、全然楽しくなくなる。

ほんと、やめてほしいよ、チート。

 

私はまた次のゲームを探し始めた。

ゲームは腐るほどそこにある。

だけど2年もやりこむと、たいていは飽きてしまう。

飽きる前にサービス終了を経験したこともある。

 

そんなことをもう20年も続けてる。

今はSteamのお陰で、PS4とか5なくても、大抵のゲームが出来てしまうしね。

で、この寄り道回の結論。

 

子供の頃にゲーム機を買ってもらわない選択した私は正しかった。

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また一つのゲームの終焉を見送るー前半ー

2023-07-13 | ゲームのお喋り

昔、家庭用ゲーム機が全盛を迎えた頃。

友達が次々ゲーム機を買ってもらっていた頃。

母に聞かれた。

「ゲーム機、欲しい?」

 

うちはそういうシステムだった。

私が欲しいかどうかで購入を決定する。

だから私は親に「買って~」とねだったことがない。

 

あ、一度例外があった。

多分3,4歳くらいのこと。

お店の前で「土瓶の蓋」を欲しがった。

何故欲しかったのか覚えていないが、さすがに親が反対した。

なんか店の前でごねた気がするが、最後は諦めた。

なんで覚えているかというと、かなり長いこと、親から言われてたからだ。

ねだったのがそれきりだったからだろう。

 

おもちゃとか、人形とか、三輪車とかは、当然のように買ってくれた。

服も靴も、自分で選んだ。

当たり前の話だが、子供にふさわしくない高級品は買ってない。

 

その習慣は長いこと続いた。

私の判断力を信頼してくれていた。

だから「ゲーム機欲しい?」と聞かれた時、私は考え込んだ。

確かにみんな持ってる。

欲しくないとは言えない。

 

そしてしばらく考えた後、私は「いらない」と返事した。

何故?と聞かれた。

「楽しそうだから」

母は?な顔をしていた。

「きっと始めたらやめられなくなる」

母はそれで納得した。

 

それ以来、私は家庭用ゲーム機を持ったことがない。

有限な時間はゲームではなく、読書に使いたかったからだ。

だからFFってなに?の状態だ。

いや、さすがに「ファイナルファンタジー」ってことは知ってるけど。

 

その代わり、小説を書くため、ワープロはすぐに買ってもらった。

印刷された自分の文章を見るのが楽しかった。

ワープロで年賀状を作成した時は、親も喜んでくれた。

ワープロはしばらくして、パソコンになった。

 

パソコンは「悪魔の箱」だった。

ワープロの代わりをしてくれるうえ、他のこともたくさん出来る。

当然ネットにつないでいるから、いろんなサイトを調べた。

初期の初期の「SNS」みたいなサイトも見つけた。

(mixiじゃないよ)

 

この辺の話を始めると、かなり長くなるので省略。

そしてやっと「ゲーム」の話にたどり着く。

横道にそれすぎたので、本題に入れない。

申し訳ないが、ー後編へ続く

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旅人の運命を決めるのは旅人

2023-07-11 | 原神のお喋り

 

上記の立ち絵は、2020年9月28日の「原神」リリース前に、

公式ツイッターで発表されたものだ。

リリースよりかなり前なので、恐らく多くのプレイヤーが知らないと思う。

 

ゲーム経験者は壮大なオープニング映像に圧倒されながら、

旅人選択画面でムービーが止まったことを覚えていると思う。

ここでプレイヤーは男の子(日本語のデフォルトネームー空)と

女の子(日本語のデフォルトネームー蛍)のどちらかを選択させられ、

自分の好きな名前を付けるよう求められる。

 

多くのプレイヤーは自分の分身としてどちらかを選ぶのだと考える。

だが、いずれそうではなかったことを知らされる。

何故ならこの旅人は、(どちらを選んでも)プレイヤーの知らない情報を

たくさん隠しているからだ。

 

では何のために、旅人の性別を選ばせるのか。

一言で言えば、「旅人の運命を決めるため」なのだ。

 

この大きさだと、立ち絵の下の方に書かれている帯部分の文字は読めない。

だからDLして文字をアップにしてみた。

 

旅人TRAVELER・男の子(空)

「…汝の高潔さと善良さが変わらない限り、新たな天地では最高の仲間が
 汝と共にいる。ここから先、未来はすべて汝の天地となる」
「世界へようこそ」 ーK.K

旅人TRAVELER・女の子(蛍)

「汝の祖国は滅び、宮殿は塵砂となった。
 汝は世界を有し、天地を抱く者のはずだった。
 しかし亡国の末裔よ、過ぎ去った時間に嘆かないで」 ーK.K

 

「原神」をある程度進めた人ならわかると思う。

運命は初めから定められていたのだと。

もしもプレイヤーが女の子を選べば、運命は逆になる。

女の子が世界を手に入れ、男の子が亡国の末裔になる。

 

私は選択画面で女の子を選んだ。

逆にするとどうなるのか見たかったのもあった。

ただ、ムービーを見るたび、やっぱり素直に男の子のすればよかったな

と、思う。

悲しい運命を背負うのは、かわいい女の子の方が似合うし。

 

ちなみに、コメントを寄せてる「K.K」が誰であるかは、いまだに謎だ。

今のところ関係各位に頭文字が「K.K」の人いないんだよね。

いずれわかる日を楽しみにしてます。

 

蛇足だが「最高の仲間」はもちろんパイモンのことでしょうね。

コメントが正しければ、初期に席巻したパイモンラスボス説はないね。

そういえば、ソロモン72柱も完全にミスリードだったし。

考察してる間が楽しければそれでよし!だけど。

 

あ、それと「汝の高潔さと善良さが変わらない限り」なので、

あれこれ押し付けられて面倒、とか、またお使いかよサボろ、

と考える旅人さんは、世界を手に出来ませんよ。

素直にお手伝いしてあげましょう。

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博士「私はとんでもない怪物を作り出してしまった…」

2023-05-28 | ゲームのお喋り

『TOPANGA WORLD CHAMPIONSHIP』

この楽しかった大会も無事終了した。

世界の壁の厚さに、繰り出されるとんでもない技の数々に、

見てる方は感嘆し、驚愕し、呆れ返った。

 

「こんなことも出来るんだ!!!」

 

これまでは日本選手が圧倒的に強く、彼らのプレーに慣れきっていた目に、

世界の強豪たちのプレーは、実に新鮮に映った。

こんなことが出来るのに、それでもまだ負ける。

誰にとっても、壁はとんでもなく厚かった。

 

そんな中で全勝優勝を果たしたときど選手には、心から祝辞を送りたい。

怪物を倒すには、怪物にならなければならない。

かつてアメリカのコメンテーターに「人殺しの顔」(むろんジョーク)と言われた、

あのマーダーフェイスが戻ってきた。

 

「もしも地球が格ゲー星人に侵略されたら、僕が地球代表で戦う」

そんなアニメみたいなこと言っていた青年が、自ら格ゲー星人になってしまった。

 

大会の合間に流されたファンアート、傑作だったね。

白衣を着た科学者が呟く。

「私はとんでもない怪物を生み出してしまった」

そう言って、恐ろしさに震える科学者。

 

彼の正体はプロゲーマーの立川選手。

今回ときどさんから依頼され、様々な貢献をした。

もともと彼はプレイヤーとしてより、選手を育てる人間として有名になった。

名トレーナーが、ついに怪物を生み出した。

コメント欄もこの辺の話題で盛り上がっていて面白かった。

 

多分ストVが今年も続いていたら、即刻調整が入ってルークはナーフされただろうな。

自身が究極系にまで育て上げたキャラがナーフされる。

どの選手もその理不尽さと戦いながら、数々の大会で勝利してきた。

正直、私には無理だ。

実力というより、メンタル面で。

 

最後にときど選手がストVプレイヤーに感謝していた。

どれほどの数のプレイヤーがスパーリングパートナーになってくれただろう。

あと数日でストⅥが発売になるこの時期に、ストVをやる。

関わったすべての選手が、この矛盾に悩んだかもしれない。

 

でも迷いはない。

そこに「俺より強い奴」がいる限り。

彼らはどんなストリートでも戦い続けるのだろう。

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「Ⅵ」が出るのに本気で「Ⅴ」をやる大会

2023-05-27 | ゲームのお喋り

体調が最悪だった4月5月。

やっとよくなってきた。(と思う)

いろいろサボってたけど、徐々に復活です。

 

今一番楽しみにしてるのはあれですね。

「ストリートファイターⅥ」

プレイヤーとしてはザコだけど、試合観戦には一番熱が入る。

 

かつていろんなスポーツを生で観戦してきた。

野球なんで年間30試合近く見に行っていた。

オリンピックやサッカーワールドカップはTV観戦。

時差のせいで朝5時起きしたりしていた。

 

でもね、飽きるというわけではないにしろ、

熱の入り方は年々衰えていくのよね。

そんな中、5年位前から徐々にこれが中心になってきた。

 

切っ掛けはYahooニュースにもなった2017年のEVO。

アーカイブだけど、めちゃ熱くなった。

それ以来応援するようになったのは「ときど」さん。

某ゲームのキャラの「飛んできて(と)キックして(き)どうだ(ど)」

から使うようになったゲームIDらしい。

 

ずっと世界を回りながら活躍されていたが、

昨今の事情で大会が軒並み中止。

PC環境でラグがなくなった相棒の「豪鬼」が弱体化し、

新たに相棒にした「ユリアン」に調整が入って無敵技がなくなり、

だいぶ苦戦されていた。

 

そして最後に選んだ相棒が「ルーク」

原神プレイヤーならすぐわかるけど、CVが岩王帝君なんだよな。

かなり軽い感じのセリフ回しだけど、ルークにはピッタリ。

 

ストリートファイターは6月2日に「Ⅵ」が発売される。

殆どのプレイヤーはこっちの体験版に夢中になってる。

だけど7年間続いた「Ⅴ」の大会がこの時期に行われる。

例年は国内の選手だけど行われていた大会だけど、今回は違う。

 

カプコンカップを2連勝した(史上初) MenaRD(ドミニカ)

予選から勝ち抜いて決勝まで進んだ Zhen(中国)

CC4位で世界一のダルシム使い Mister Crimson(フランス)

CC5位で怖いもの知らずの若手代表 EndingWalker(UK)

 

この世界の強豪を迎え撃つ日本代表たち

第1回TOPANGAchampionship優勝 ときど

第3回TOPANGAchampionship優勝 カワノ

第4回TOPANGAchampionship優勝 ふ~ど

そして予選を勝ち抜いた ひぐち

 

何よりすごいのが、若手だと思っていたカワノ選手(24)が

若手じゃなくなってるところだ。

MenaRDが23歳、ひぐちが21歳、Zhenが19歳、EndingWalkerが17歳

Mister Crimsonだって25歳だよ。

ときど・ふ~ど37歳。。。

 

お ぢ さ ん ガンバレ!!

 

でもごめん。最年少、応援しちゃいました。

だってEndingWalker、イケメンなんだもん。

何より日本人にはありえないあのライトブラウンの髪質なんだよなぁ。

 

そして本日直接対決ありました。

3先が普通の他の大会と違って7先で、総当たりトーナメント。

(7勝先取・6-6デュース・9-9サドンデス 最高10先ルール)

ときどさん、強かった!

 

まあ、言ってルークは今シーズン最強キャラ、

EndingWalkerのメインキャラ「エド」は真ん中より下の評価。

理詰めで対策すればときどさん有利なのはわかっていたけど、

それにしても強かった。

 

EndingWalkerは「負けた試合で学ぶことが多い」

「何より楽しみたい」と事前インタヴューでいってたし、

このままストⅥも楽しんでもらいたい。

 

明日が最終日だけど、ちょっと興味がわいた人の為にアーカイブ

https://www.youtube.com/watch?v=tTTQyzxQELI

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ネット依存症の末期ですか?

2023-04-03 | 日常のお喋り

 ご存じの方もいらっしゃると思うが、本日ネット回線が事故った。

 朝起きて、いつも通りPCつけて、朝のニュースでも見ようと思った。

 ふんふん、なるほど、なんて思ってたら、いきなりエラー。

 は?なに?

 

 それからいろいろ奮闘した。

 おま環(自分のネット環境のせいというネットスラング)かもと思って、

 とりあえずルーターだのモデムだの、すべて再起動した。

 でも直らない。

 まあとりあえず電話で問い合わせようとしたら、電話が通じない。

 

 冷静に考えたら8時半くらいだったので、オペレーターいないし、

 もう少し待つかと思ってた。

 でも様子がおかしいので(ツーツー音もしない)117にかけても通じない。

 はあ?

 

 仕方ないですよ。

 9時まで待ちましたよ。

 スマホで電話しましましたよ。

 9時ジャストだったので、すぐオペレーターに通じましたよ。

 

 事故の報告が上がってますだってさ。

 まあ、仕方ない。

 文句言ったって始まらない。

 でもね、オペレーターがね、

 「ネットにも上がってます」

 だって。

 

 回線事故ってると、ネットに通じないってわからない?

 たぶんスマホで見ろってことなんだろうけどね。

 自慢じゃないけど、スマホよりPC世代なんですわ、私。

 

 文句はぐっと堪えました。

 まあ、夜まではかからないと思いますって言われ、

 はいわかりましたと電話切りました。

 

 ネットないと辛いわ。

 PCのオフライン作業やって時間潰した。

 そのうち117が通じたので、オンラインにした。

 いやー落ち着くね。

 だめだわ、ネット依存症で。

 

 久々の記事が『愚痴』で申し訳ない。

 なんかまた楽しい記事でも頑張ってあげます。

 ではお元気で。

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寒暖差が厳しくて辛い時の癒し

2023-03-19 | 原神のお喋り

 あれ?春?

 っていう日々が続いていたのにな。

 昨日の雨の日はかなり寒かった。

 皆様、お体の調子はいかがですか?

 

 昔から「暑さ寒さは彼岸まで」と言われていたんだけど、

 最近は「暑さ寒さは彼岸から」って思いたくなる年が多い。

 とにかく寒い、とにかく暑い、も厳しいけどね。

 それですっかり体調を崩してしまった。

 

 いや、風邪とかは引いてないんだけど。

 持病(メニエル症候群)が時々悪化する。

 めまいがして、吐き気がして、その時は寝てるしかない。

 目も使ってると疲れるので、気晴らし、暇つぶしに音楽聞いてる。

 

 もちろん『B'z』と言いたいんだけど、

 寝ながら聞く音楽じゃないんだよね、あれは。

 テンション上がって動きたくなるし。

 そんな時はクラシック、か、これ ↓↓

 

 「原神」のOST(original sound track)ですね。

 もう言い出したら切りがないほど好きな曲がある。

 これまで開放された地域は4国。

 モンド、璃月(りーゆえ)、稲妻、スメール。

 

 それぞれ民族楽器を使って、いい雰囲気を出している。

 モンドは英語版では「モンドシュタット」(ドイツ語で月の街)と呼ばれrる。

 まあ、完全にドイツってわけじゃないんだけど、

 よくあるファンタジーの中世ヨーロッパのステレオタイプって感じ。

 この国のBGNはロンドンフィルに依頼したらしい。

 

 璃月は明らかに中国がモデル。

 miHoYo本社が上海にあるので、上海フィルが演奏してる。

 稲妻は想像通り日本がモデル。

 例の新型ウィルスで打ち合わせが大変だったそうだが、

 東京フィル+三味線・和太鼓などで、日本人はちょっとにやにや。

 

 そして最新のスメールはエジプト、メソポタミア、インドあたり。

 専門外だったので、インド神話とか勉強し直した。

 ついでにグノーシス主義も。

 まあ、この辺の話は今関係ないんだけど、知恵熱でそう。

 

 このアラビアンナイト的民族楽器がほんとにいいのよね。

 以前「原神公式ラジオ」にゲストで来てくださった

 GLAYのHISASHIさんのシタールは、雰囲気もあって良かった!

 一応 https://www.youtube.com/watch?v=QZ1RvOPHb3k

 

 で、今日見つけた動画もよかったです。

 miHoYoの日本スタッフ、有能ですね。

 こういう案件なら大歓迎です。

 

 前に書いた気がするんだけど、初年の「海灯祭」は評判悪かった。

 それこそ新型ウィルスの影響があったのかもしれないけど。

 NPCの膨大なお使いをするだけのイベントでね。

 

 いや、イベントは大切ですよ、

 前にかなり課金したゲームを辞めたのは、ハムイベにうんざりしたからだし。

 ハムイベとは、小さな車を回し続けるハムスターのように、

 同じところをグルグル回るだけのイベントのこと。

 数多ければ上位に入って賞品が貰えるけど、暇な人には勝てない。

 

 あの年の「海灯祭」は、ハムイベ並みだった。

 だけどね、それで「原神」を辞めなかったのは、ラストのあれです。

 音楽!!!

 BGMが流れ始め、次々と霄灯が空に舞い上がり、

 「魔」を退治した後であろう魑(しょう)が璃月を見下ろす崖の上に座り、

 ほんの少しだけ笑みを浮かべて霄灯を見上げる。

 そしてBGMが盛り上がり、最後に花火。

 

 泣いたのよ。

 魑の表情もそうだけど、BGMで。

 このシーンだけで、もうイベントの不満を忘れてもいいと思った。

 

 そのシーンが蘇ってくるような案件動画が上がってた。

 ゲーマーではないのでLv1の敵に脅える様子は笑えたけど。

 よく知ってる曲が7拍子で始まるという驚きの事実も知れました。

 7拍子とかあるのかよ。

 

 できればラストの「璃月」という曲を、この方のピアノで聞いていただきたい。

 心が癒されました。

 https://www.youtube.com/watch?v=mFSaaisozIk

 (23:55くらいから)

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