勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

シリーズ第3作目

2004-02-12 | HP製作(のお喋り)
新シリーズの第1部第1章をアップする。
このシリーズ、一応「リーケの海賊シリーズ」なんて名をつけてみたりしたのだが・・・。
まったく申し訳ないことに、このシリーズは「赤髭のダグシリーズ」の番外編なのだ。

前にも書いたような気がするが、この舞台設定で私が小説を書き始めたのは、10年以上も前のことだ。
最初の主人公は女性で、幼い弟王の替わりに自ら兵を率いて戦場に赴き、海賊と恋に陥ち、名門貴族と結婚し、他の男の子を産むと言う、波乱万丈の人生を送る。

この【海賊】がリーケの海賊の「頭」なのだ。
時代は「闇の襲来」から言えば、80年ほど先のことになる。
多分7年間くらい、他の小説も書きながら、これを書き続けていた。
文庫本で言えば、普通の厚さで20冊ほどになるかもしれない。
もの凄く長いシリーズだった。

だがこれが完結しないまま(幾らでも続く)、同じ舞台設定で、今度は海賊の側の話を書き始めたのだ。
それが「赤髭のダグシリーズ」だ。
「ダグ」と呼ばれる赤髭の主人公は、フォルトの孫、ペーターとソルの息子ミカエルだ。
もう一人の主人公オットーは、スカールとユリの息子だ。

このシリーズが6作まで行ったところで、今度はオットーの「余所者」である父親の話が書きたくなった。
「赤髭シリーズ」第2作目の「パレルモの血戦」で、重要な(主役を食う)役割を務めるチューティルの話も。
そこで生まれたのが「太陽の石を持つ奴隷」だ。

ここから先は雪だるま式。
リーケの海賊が破滅への道を歩み始める切っ掛けとなった「頭殺し」と「スレイプニルの反乱」について書きたくなる。
破滅に手を貸すハーラルの転落について書きたくなる。
オットーやミカエルの子供時代が書きたくなる。
最後は「赤髭シリーズ」の第1話「砂色のワルキューレ」につなげたくなる。
これで完結したら、100年に渡る「リーケの歴史全集」が出来上がるわけだ。

何とも気の長い話で、自分でも呆れる。
文庫本50冊じゃ、すまないぞ!!
あと10年はかかるかもしれないぞ・・・。

まあいいや。
どうせ今のところ他にしたいことなんかないんだから。
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