勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

決断の時

2007-04-19 | ブラゲのお喋り
最初は誰も旅人だ。
HP30・攻撃力5・所持金30G以外には何も持っていない。
花畑で修行し、LV4に到達すると、プレイヤーは初めて自分の進みたい道を決めることが出来る。

私の最初の職業は「見習い戦士」だった。
LV10で「騎士」、LV26で「聖騎士」、LV57で「戦士」、LV73で「竜騎士」
これがこれまでの私の職歴だ。
この後LV104で「黒騎士」、LV135で「重戦士」、LV166で「英雄」に進む予定でいた。

だがLVが進むに連れ、様々な要素が加わり、私は自分の職選びに疑問を抱くようになった。
「聖騎士」は戦士系の職の中でもっともHPの伸びが悪い。
「重戦士」が8~12上がるのに比べ、「聖騎士」は4~6、ひどい時は3だったりした。
その為、戦士系なのに頼みのHPが最低の状態で属性の塔の上階で戦う羽目になった。

次に「竜騎士」を選んだのは、洞窟レアものである優秀な剣を手に入れる望みがほぼ絶たれたからだった。
洞窟レアものはLV80で装備出来る「魅了の剣」に始まる。
だが当時「買いたい」掲示板には「魅了の剣求む」のスレが山のように立ち、その殆どにレスがなかった。
もう諦めるしかないと思い、安くてそれなりの性能を持つ槍を持てばスキルが活かせる「竜騎士」への道を進んだ。

ところが「ゴルポヨ」が運命を変えた。
「コアラ祭り」限定のこのキャッシュペットを、私は買えるだけ買い込んでいた。
値打ちが上がることがわかりきっていたからだ。
私はこの「ゴルポヨ」3体と交換で、「魅了の剣」を手に入れてしまった。

「ゴルポヨ」効果はまだまだ続く。
240万Gまで跳ね上がっていた去年のキャッシュペットで、「ゴルポヨ」出現まで高レベルプレイヤー愛用だった「ドックフォー」も買えてしまったのだ。

「ドックフォー」(通称犬4)はレベル比例のペットだ。
LV1ではその強さを実感することが出来ない。
「犬4」を育てなければ。
だが塔の上階や洞窟へ連れて行くのは無理だ。
自分のレベル上げを犠牲にして、犬4を育てるには時間がかかりすぎる。

職業選択のミス、低いHPへの悩み、犬4の育成。
この3つの要素が絡み合って、私はついに転生を決意した。

 ―魅了の剣―エンジェルリング・パープルドレス・水の秘薬
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