勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

「日記」文化

2009-03-09 | 日常のお喋り
日本人は「日記」が大好きだ。
紙がまだ貴重だった平安時代に、「日記」は貴族社会の文学として栄えた。
「枕草子」「蜻蛉日記」「紫式部日記」
数々ある。

その後も「日記」は日本の文学に欠かせない存在となっている。
「日記」から進んで、「私小説」なる分野まで登場した。
「私小説」はやがてタレントの「自叙伝」に発展する。
間違いなく売れる分野だ。

そして今、「日記」は「ブログ」と名を変え、ネット上に根付いた。
誰でもPC、もしくはケータイで「ブログ」を始められる。

私がこのブログを始めた頃、その数はGOOでせいぜい1万程度だった。
現在はおよそ200万。
すべてのブログを含めたら、どのくらいだろう。
凄い数だ。
と言うより、凄い増え方だ。

このブログにも一応アクセス数を表示する機能が編集画面にある。
1.195.614ブログ中、9235位だそうだ。
更新しなくては、と強迫観念的に考えなくていい数字だ。

それでも数の増減があまりないと言うことは、定期的に来てくれる人がそれだけいると言うことになる。
友達を総動員しても足りるわけがない数になる。
だから励みになる数字でもある。

自分が考えていることを文字にすると、友達でも知りあいでもない人までが読んでくれる。
読んでくれる人も私を知らないのに、個人的な愚痴まで聞いてくれる。
それこそブログの楽しみ、と言うやつかもしれない。

相変わらず勝手に自分のことをしゃべり続けるブログ。
趣味について一方的な意見を主張するブログ。
不器用な恋に悩み、あれこれ愚痴をこぼすブログ。

喫茶店でお茶でも飲みながら向き合っているつもりで、これからもしゃべり続けてみよう。
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