勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

もうちょっと待って

2009-05-08 | 日常のお喋り
歌のlyricは基本的に、ストーリー型とメッセージ型に分かれると思う。
メッセージ型は「おかあさんありがとう」みたいな個人的なものや、社会性のある風刺や反戦など。
そしてストーリー型の代表選手がラブソングだ。

≪ROCK man≫はちょっと変形だが、ストーリー性のあるラブソングだ。
主人公は(稲葉さんが歌うので)男性になってる。
だが女性だったとしても、何の違和感もない。


この曲を初めて聞いた時、自分を主人公に投影した。
自分が大事なだけの子供なんだな、と。
愛しがいのない人間だな、と。


あれから8年経った。
私は変われたんだろうか。

変われていないような気がする。
自分からは何も出来ない。
相手が「目を覚まして」くれるのを待ってる。


変わらなくてはいけない。
氷のようなプライドは、自分で溶かさなければならない。
自分の手で壊しかけているものを何とかしなければならない。

彼はもう私のことなんか忘れてる。
そんな言葉で逃げてばかり。

忘れられているんなら、一からやり直そう。


 ぬるい水飲み干し グラス投げる
 うまくかみ合わない言葉が 飛び散ったよ
 いつだって期待外れ 裏切るのはいつも僕
 愛は陽のように暮れるのか ひっそり まったり
 I'm a baby 届かない声 素肌は触れているのに
 愛されてるのを知って あなたを傷つける罪深い僕
 頑固だけのROCK man

 愛しがいもないし 憎みがいもない
 もしかしたら僕は そんなに淋しい人
 減点されて生きてるような 
 勘違いばっかしちゃうんだ
 あと1歩踏み出したら 楽になれるのに
 I'm a baby もうちょっと待って 
 変われるもんなら変わりたい
 氷のようなプライドを 
 ほんとはあなたに溶かして欲しいよ
 言い出せないROCK man

 I'm a baby 強情でごめん 苦しみ越えて見せよう
 気づいてるんだ とっくに どなたを守ればいいのか
 あなたの背中小さく見えたなら迷わずに抱きしめるよ
 目を覚ましたROCK man

       -word:Koshi Inaba-
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