勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

これからの映画はこれ?

2006-02-09 | 映画のお喋り
暇だったので、またDVDを借りて来た。
並んでる作品の中にクリスマスシーズンのものが目立つ。
上映~DVD化~レンタルと言うサイクルがちょうどクリスマスシーズンに当たるのだろうか。
なんか秋口の幽霊みたいで気が抜けてるが、とりあえずロバート・ゼメキスとトム・ハンクスに釣られてこれ。
『ポーラ・エクスプレス』

以前、アメリカ在住の友人からクリスマスプレゼントをもらった。
ぴったりその日に着くはずもなく、確か20日前に届いたと思う。
送ったよと言うメールはもらっていたので、楽しみにしていた私はすぐに包みを開けてしまった。
素敵なプレゼントに感動し、すぐさまお礼のメールを送った。
すると友人いわく
「え~、開けちゃったの?クリスマスの朝まで待たなくちゃダメでしょう」

そうなのだ。
アメリカ人はどんなせっかちな人も、小さな子供も、クリスマスプレゼントの包みは25日の朝まで開けない。
ズルする人がいるかもしれないが、それが当たり前の常識なのだ。
しかも親は必死で子供にサンタクロースの存在を信じさせようよ努力する。
そんなアメリカの文化と背景がないと、成り立たない映画もあるなとしみじみ感じた。

生まれてから一度もサンタクロースの存在を信じたことのない人間には、なんとも辛い映画だ。
だってテーマが、信じる気持ちを忘れない!なんだもの。
人間の善意とかならまだ信じたいと思うけど、サンタクロースは・・・。
いや、サンタクロースは子供の純粋さの象徴だ、と言われればそうなんだろう。
でも子供って、全然純粋じゃないからね。

この映画自体が、そもそも映画館へ行って、3Dで見なければ面白くないよと言う作りなのだ。
映画なんてそのうちDVDになるし、家でゆっくり寝転がりながら見りゃいいやと言う人なんか相手にしていない。
実際IMAXの3Dで見た人は、面白かったと言ってるし。

初めて映画にCGが登場した時、そのうち俳優は実際に演じることもなく、出演料の換わりに肖像権料だけをもらい、すべてCGで作られるようになるかもしれないと言われた。
CGのトム・ハンクスを見ていると、そういう話が遠い未来のお話じゃなかったんだと実感してしまった。
そういう意味ですごい映画だ。

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