耳に良いものは心に良い

PCを開くたびに、ついでにメディアプレイヤーも開く。
聞く曲はその日の気分によって変わるが、最近はずっと「THE CIRCLE」だった。
B'ｚのアルバムを初めて買ったのは「LOOSE」だった。
それ以来、特にその気がなくてもリリースされるたびに買ってしまう。
メディアによる刷り込みのせいかもしれない。「あ、出るんだ。買おうか」・・・。

好きな音楽を決める要素はなんだろう。
アーティストが好きだから。詞がいいから。好みのジャンルだから。人それぞれだろうけど。
私はモーツァルトが好きだ。
それもホルンやフルートの協奏曲、弦楽四重奏などの、軽めのジャンルがいい。
気持ちがざらざらしてる時、精神安定剤の代わりになってくれる。

さて、ここからは理解しがたい世界に突入。
私にはB'zのサウンドが、モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲に聞こえるのだ。
松本氏のギター、稲葉氏のヴォーカル。この二つの楽器（あえて楽器と言いたい）が奏でるハーモニーは、実に心地よく耳に入ってくる。
フルートとハープが追いかけあい、時には離れ、時には寄り添う、まるで恋人同士のような駆け引き。
これと同じ楽しみをギターとヴォーカルで味わえる。
耳と心が気持ちいいのだ。
そう感じるのが世界で私だけだったとしても、今のところこの意見を変えるつもりはない。