披露宴が始まる前、Aさんのお孫さん(小学生)が私の所持しているカメラに興味を持ったらしく、使ってみたいと言って来た。
快く引き受けて、カメラの持ち方と使い方を簡単に教えた。
シャッターを押してきれいに写って喜んでいた。
会場内で私が撮影していると近寄って来た。
貸して欲しそうだったので任せた。
赤い小さな光が点いたら、フラッシュは使えるということ、ズームレンズはレンズの縁を伸ばしたり戻したりしたら画角が変わる、メディアの枚数が少なくなったら交換が必要、などを教えた。
初めて会った子供さんの写した写真をパソコンに取り込んで確認していたら、
「私よりうまいじゃないか!」
と思える写真がいくつもある。
ステージで歌っている人をじっくり構えて、いいシャッターチャンスをゲットしている。
演奏しているバンドメンバーにも、いい表情を引き出している。
彼が撮った写真で、他にももっともっといい写真がたくさんあった。
この子供さんは、いいセンスをしていると感じた。