わたしは離婚を憎むと、主なるイスラエルの神は言われる。
お前は邪悪を衣のように身にまとっている。だからお前の心が裏切ることのないように気をつけよ、と万軍の主は言われる。
(マラキ書第二章第十六節)
離婚とはある意味では裏切りである。結婚は神の前に交わした契約である。離婚はそれを破ることであり、裏切ることであるから。人間は心に悪を衣のようにまとっている。だから、その心が裏切って離婚という不正を犯すことのないように忠告する。主なる神が、離婚を憎むのは、人間に対する愛ゆえである。離婚がもたらす罪悪は深く、それは殺人にまで、母や父や娘や息子を殺すところまで行き着くから。秋田連続児童殺害事件
聖書の結婚観については、マルコ書第十章に、イエスの語った言葉として次のように明確に書かれてある。
①神は天地創造の初めから、人を男と女にお造りになった。
②それゆえ、父と母を離れて、男は妻と結ばれて、二人は一体になる。
③だから、彼らはもはや二人ではなく一つの身体である。
④神が結び合わせられたものを、それゆえ、人が離してはならない。