アジアはでっかい子宮だと思う。

~牧野佳奈子の人生日記~

多言語ニュースはラジオから。

2011-03-16 | 災害ボラ活動
毎日、いろんな感情を味わいながら過ごしています。

日本が全体として、比較的パニックにならずに冷静な行動を呼び掛けあっている点が、海外で高く評価されていますね。
都内の混雑ぶりは凄まじいようですが、それでもバスの天井に登ったりする人は一人もいないし、地下道でも押し合いへし合いするのではなく、皆がゾロゾロと諦めモードでゆっくり流れているそうです。
こういうのはやはり、「観念」という仏教的な価値観が作用するのでしょうか。


もう少し、もう少し現地でハード面の復旧が進めば、ワーッとボランティアが駆けつけられるのだろうと、多くの人がそればかり、明日か明日かと待っているのでしょうね。そのパワーを思うと、無性に日本人でよかったな、と感じます。すごいね、この連帯感。


今さらですが、家ではずっとInter FMを聞いています。
今もまだ、全国放送になってるんじゃないかな。

震災以前からそうですが、Inter FMは多国語放送に力を入れているみたいで、通常の番組でも英語はバンバン、加えて中国語、韓国語、フィリピン語、ポルトガル語などで突然ニュースが流れたりします。
英語に関しては、日本語訳が曖昧だったりするから、本当にバイリンガルな感じ。もちろん日本語の割合いが圧倒的に大きいですが。

http://www.interfm.co.jp/

その多言語ニュースを聞いていると、意味は分からなくても穏やかな気持ちになる。。。私はただの暢気者でしょうか。
不安に駆られている外国籍の人たちが、ラジオに耳を澄ませている姿を思い浮かべています。


昨日は1日、放射能漏れに関して流れてきた裏情報に翻弄され、独りアワアワと焦っていました。
福島原発から都心は300キロ近く離れていますが、それでも、「実は都心も危険域」と言われると、焦る。ビビる。怖くなる。・・・見えない物質の恐怖がいかに大きいかを痛感しました。
あと、自分は思ってたほど肝が据わってないってこともね。

放射能漏れについてはアメリカ版ヤフーニュースの方が、ずっと大きく報道しています。
国策にも関係することだから、でしょうが、日本国内の放射能情報がどれも今イチ信頼できない(しかも分かりにくい)ので、難しい英語に顔をしかめながらアメリカのニュースに目を通しています。


しかしこういうことができるのも、電気があってこそ。

一昨日から私も節電のためにヒーターを切り、毛布を被ってパソコンしてます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿