アジアはでっかい子宮だと思う。

~牧野佳奈子の人生日記~

どうか丁寧な土葬を・・・

2011-03-18 | 災害ボラ活動
・遺体の扱いに自治体苦悩…火葬進まず、保冷困難
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000001-yom-soci


私が関わっている団体「Kids' AU(こどもたちのアジア連合)」の代表・村上さんから今朝電話があり、今後の救援活動について打合せをしました。
私自身は早速今日から、日本エコツーリズムセンタ―の東京事務局で雑務の補助の入ります。

それはそうと。

村上さんから「遺体の扱いが非人道的だ!大変だ!」という話を聞き、あまり実感できないまま「そうなんですかあ」と答えた後にネットを見ると上記の記事が。

うわ~ そら大変だ・・・

ということでリンクします。
「それより今生きてる人の救援が最優先なんじゃ?」と思われた方は読んでください。


今後の方向性としては、
☆日本エコツーリズムセンタ― → 孤立している地域を探し出し、救援体制をつくる
☆同事務所(市民災害救援本部) → 問合せ対応、ボランティア派遣、情報発信等
☆Kids' AU → アレルギーのある子どもへの食事支援(他団体の活動応援)
      → 孤児や難民化する子どもの長期受け入れ体制を整える
      → 亡くなった方々を弔うため、お坊さんの有志グループにお経を読んでもらい、その映像をネット配信する(現場は混乱を来しているため、思い付く限り、できる限りの供養をとの思いからです)


ちなみに、「土葬は衛生的でない」との知見には、私は疑問です。
初めて土葬を目の当たりにしたのはスリランカ、次いでマレーシアですが、土葬か火葬かということよりも、何よりきちんと弔いをすることが大事なんです。日本だってずーっと長い土葬の歴史があることなんだし。

それで、こんなところで不謹慎かもしれませんが、何年か前(といっても10代の頃)に「私が死んだら土葬にして」と父親に唐突に頼んだことを思い出しました。
父親は「そんなことしたら俺が警察に捕まる」とジョーダンのようなことを言っていましたが。


津波の苦しみを味わった何百人、何千人という方々が、ほんの少しだけでも眉間の皺を緩めて天に上がっていかれますように、今は祈ることしかできません。


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