アジアはでっかい子宮だと思う。

~牧野佳奈子の人生日記~

記念すべき旅入り@トーキョー

2008-03-12 | ~2012年ふまじめ系の日記

本日、東京入りいたしました。
パチパチパチパチ・・・・

「環境ジャーナリズム」という勉強会みたいなものを受講するために、こんなにがんばって急いで来たの。
勉強会は、まぁなかなか面白かった。
マリクレールっていう女性向けの雑誌が、去年一年間「プラネットキャンペーン」っていう環境をメインにした特集を組んでいたらしく、そういう系のオシャレ雑誌に縁のない私は、ただただ「へぇ~」って感じ。
「ラグジュアリーの世界」では、とにかくエコビジネスに大きくシフトしているんだそうですよ。・・・だから「広告料にも問題なし」って話。


まぁ、それはいい。
明後日13日に、ついに長旅に出発するわけです。
先週1週間は、毎晩、それこそいろんな方々に見送っていただき、感謝感激のあまりウエストと顎の下がタプタプと音を立てて喜んでいます。ありがたや~。

で、そうやって勇んで上京してきたわけですが、これまた荷物の重たいこと!

計ってないから分かんないけど、恐らく20キロは優にあるんじゃないか!?
女子の持つ量じゃねぇよ。。。


もちろんバックパックなので背中に担ぐわけです。やや前傾で。
そして特急しらさぎに乗り込んで米原へ。

・・・・・重ぇぇえええ!!!!!

駅のホームを歩きながら、発狂しそうになった私。

幸い、隣の座席で知り合った女性が同じようにバックパックでオーストラリアに向かう途中で、新幹線のホームまで同行していたのが唯一の救いだった。

「大丈夫ですよ。この重さにも、そのうち慣れますから(微笑み)。」

・・・・・・本当か?


とまぁ、そんな感じで無事ここまで来ています。
先が思いやられるな。。。

今更気付いたことですが、私はどうやら、自分が思っているより遥かに「我慢弱い」タイプらしい。
だって今日だけでむっちゃ肩凝ったし、バックパックなんてもうイヤや。。。。。


この前だってそうだった。

A型肝炎の予防注射を受けにいったときのこと。
近所のお医者さんで注射の予約をし、いざ勇んで診察室に入ると、
医:「これ、薬の量が多いから、腕じゃなくてお尻にしてもいいかな?」

・・・・・おしり?

医:「痛いと思うけど、仕方ないね。我慢してもらうしかないな。」

予約のときにも「筋肉注射だから痛いよ」と脅されていたのに・・・、しかもお尻で更に痛いの!?
「先生、私、我慢できない子なんです。」
「先生、私そんなに量いりませんから。ちょっとでいいです。ちょっとで。」
「先生、それってカキとか食べんかったらいいんですか?私カキは食べませんわ。貝類は食べないでおきます。」
「先生、やっぱやめましょ。お金払いますから。私やっぱりいいですわ。」
「先生・・・、本当に打つんですか?何か痛くならない方法ないんですか?」

むちゃくちゃ嫌な患者だ。
看護婦さんも苦笑い。
しかも後半、私はこんな子供のような駄々を、半ケツ状態でこねていたのだから。。


看:「私、足押さえてます。」
年配の看護婦さんはついに私の両足をがっちり押さえ込み、予防注射は強行された。

  あぁぁ・・・・


声にならない悲鳴が体内を駆け巡る。
私は口をあんぐり開けた格好で目をぎゅ~っとつぶり、“出産の時もこんな感じなんかな・・”なんてことを考えていた。(意外と冷静・・・)


先生、こんな私に愛の注射を打ってくださり、ありがとうございました。
これで私は、思う存分海の幸を味わうことができます。

いやはや。。。「我慢」とは大人の証。
注射を乗り越えたんだから、重たい荷物も「我慢」して持って歩かんとな。
こうして少しずつ、成長してゆくのです。

28歳、独身。
何やってんだ(笑)



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