アジアはでっかい子宮だと思う。

~牧野佳奈子の人生日記~

次につながるケニア

2014-12-06 | アフリカの旅

昨夜(というか今朝)は、うっかりブログのことを忘れて寝てしまいました。

ので、次の夜が来るまでに書けばオッケーというルールに切り替えることに。 はは。

 

昨日書こうと思っていたのはケニアのこと、ちょっと時間がないので写真メインでいきます。

 

右で背中を掻いているのが私で、左で掻いているのが当時通訳をしてくれたウィルソン君。

もうかれこれ15年前のこと。

この時同時に背中が痒くなったのが縁だったのか、未だに交友が続いています。

 

(当時のケニア中部。今も一緒ですが。)

(ここで植林教育をするエコツアーに参加したのでした。)

(うお…写真がでかい。けど載せちゃおう。。。おいしそうだから。ハチミツというより蜂の巣を食す)

(こどもたちは元気に水汲みしていました。)

 

その数年後にいきなりウィルソンからメールがきて、「元気か?」ということで交信が復活し9年後ぶりの再開を果たしたら…

立派なパパになっていました。

当初通訳だったと思っていたのは私の間違いで、現地NGO代表の秘書みたいな立場だったそう。

それを辞めて、この時は既に自分で会社を興し、社長の座についていました。
通信鉄塔の環境アセスメントをする会社なんだって。

 

その翌々年、再びケニアを訪れた私に彼は言いました。

「選挙に出ようと思うんだけど、どう思う?」

ケニアでは選挙の度に暴動が起きて命がけ、汚職も多いし、大変そうなイメージ。

私はちょっと考えて、言いました。

「政治家になっても今の志を忘れないなら、応援するわ」

 

あれから3年。

今、彼は国会議員としてケニア国内外を飛び回り、田舎の学校を訪問したとか環境対策を視察に行ったとか、こまめにfacebookで報告しています。

その姿を見て、15年という時間の長さとその貴重さを思い知らされている私。

 

はぁ…。

 

つい先日、出張でペルーにいるという彼とfacebookでチャットしました。

3年前に一度相談された「地元のサッカークラブにユニフォームを寄贈してもらえないだろうか?」という話が、今も未解決のままなのだそう。

「そうね、すぐにお金は集まらないし、スポンサー探すのも至難の業だけど、とりあえずできることを考えてみる」

と答えて、「できれば来年の夏に一緒に何かをしよう」と目標を立てました。

 

来年の夏なってすぐ来ちゃうよ…と思うのだけど、再来年だと遅いというから仕方ない。

なんだか試されているようで、ドキドキします。

 

まぁ、ポシャったからといって非難するような人ではないので安心ですが。

 

こういう友情は、心底うれしいもんです。

たとえ私の価値が「日本人」というだけだったとしても、そこに何かひと欠片の可能性があって、それを「日本人」である私なら手が届くかもしれないというのなら。


次会う時のために、英語の勉強がんばろうっと。

前回は(私の英語力不足で)できなかった政治の話も、 ちゃんとできるようになりたいなぁ。

ハードル高っ…

 


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