遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

伊庭心猿~佐藤春夫と荷風の関係は?

2024年04月11日 | 人物
 1897/M30年 父の赴任先上海での荷風18歳 

タイトルの謎に直球勝負で挑む力も度胸も無い
そこで今まで読み調べたことから 荷風の人づきあいを思い起こしてみた
住居を「偏奇館」と名付ける位だから 偏屈な奇人の自覚はあった?・・・

身を寄せた五叟一家との不和
居候なのにいちばん広い部屋に陣取り ラジオが煩い 三味線の音が喧しい
不平たらたら 子どもたちに腹いせに蔵書を盗んで売られたり・・・

間借りした小西宅からの立ち退き要求も 荷風の奇矯な振舞いが原因
部屋の掃除に入った奥さんの眼前で 金が盗られてないか数える荷風?!
これは上記 8月30日の日記参照

初めは有能な秘書代わりだった木場・白井の贋作事件
2人が最初から仕組んだとも思えない とすれば荷風への何かの仕返しか?
 
事々に菊池寛を誹謗する荷風・・・元々荷風が先祖姓菊池を菊地と書誤った・・・
一緒に疎開したオペラ「葛飾情話」の作曲家菅原明朗らとの不仲(詳細不明)

永井荷風の「日乗」などを読むと 人との付合い方が苦手・下手と感じる
他の作家から絡まれやすい人物でもあった模様(ただし女性たちは除く)
昭和の銀座紳士録サイトから永井荷風 (短いので全員読んでしまった!)

最後に佐藤春夫の荷風分析の一端
 
最後に 荷風が死んだ時の春夫の寄稿文を

 ・・・続きはまた明日 それではまたお会いしましょう
[Rosey]