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木場貞こと猪場心猿(本名:伊庭毅)も10回を超えた
興味深い人物なのでまだ続けたいが 余りに情報が少ない
佐藤春夫「わが妹の記」も摘読? 荷風と違い伊庭の功罪を冷静に描いている
ところで 贋作の相棒白井こと平井呈一はその後どうしただろうか
ネットで見つけたものをリンク 『平井呈一 生涯とその作品』序文
荷風「来訪者」が 白井こと平井にとって苛酷過ぎるのでは? と疑義を提示
佐藤春夫の「わが妹の記」も 荷風への批判・反論として発表したのか・・・
Wikipediaによれば平井呈一は
1976/S51年 千葉県富津市小久保の寓居で心筋梗塞のため74歳で没した
一方の木場 市川市立図書館サイトに拠れば
1956/S31年 冬 黄疸で国立国府台病院に入院
病院を抜け出しては酒を飲み歩き、不評判な患者として有名だった
1957/S32年 2月 肝臓がんで死去 享年51歳
入院中のエピソードは彼らしいが 気なる事がある
彼が市川真間の手児奈堂参道傍らに出した店「此君亭」はどうしたのだろう
彷徨中に出会った妻と 玩具や墨蹟などを売っていたというが・・・
今日は短いがこれでお終い それでは明日またお会いしましょう
[Rosey]