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DAZN観戦 2022年J1リーグ第13節 ジュビロ磐田vsFC東京

2022-05-16 16:01:21 | サッカー視聴記(2022年J1)

<磐田スタメン> 3-4-2-1
GK 三浦
RCB 山本義道 CCB 伊藤槙人 LCB リカルド・グラッサ
RWB 鈴木雄斗 DH 鹿沼 DH 遠藤 LWB 松本
IH 上原 IH 杉本
FW ファビアン・ゴンザレス
<FC東京スタメン> 4-2-3-1
GK ヤクブ・スウォヴィク
RSB 中村 CB 木本 CB 岡崎 LSB 長友
DH 安部 DH 青木
RSH レアンドロ CH 高萩 LSH 永井
FW ディエゴ・オリヴェイラ

開幕前にこんな記事を書いてからというもの、J1では1994~1998年にJリーグ参入した8クラブに焦点を絞りたいと思い、こうして筆を取っています。(どうでもいい)
そんな中でリーグも3分の1程を消化し、優劣が分かれつつある状態。
自動降格圏には湘南・神戸が勝ち点1桁で沈んでおり、その一歩上には磐田が予断を許さずの16位と、このままいけばさらに降格数を重ねる事となり。

磐田はこの日、J2から監督を迎えてサッカーの構築を進めているという同じ立場の、FC東京と対戦。
とはいっても磐田の方は前年の基本形とはそれほど形を変えず、枝葉の補強を幾ばくか行ったうえで3年ぶりのJ1を戦っており。
それ故「前年J2を席捲したサッカーが、上のカテゴリで通用するかどうか」という判り易い残留のカギを抱えながらも、悪戦苦闘しているシーズン。
そのため同じ立場といえど、個の力では明らかに分が悪い。

試合が始まり、FC東京がそのマンパワーを前面に押し出して攻め込む入り。
敵陣深めでのスローインを連発して押し込み、まずペースを奪わんとします。

しかしそうはさせなかったのが磐田のプレッシング。
アルベル・プッチ・オルトネダ監督の下、主体的な攻撃を繰り広げたいという意思のFC東京に対し、ビルドアップを遮断してショートカウンターに繋げるシーンを続発させます。
前半5分にGKスウォヴィクにまでプレッシャーを掛け、杉本がエリア内でボールを奪うという絶好のシーンを作ったものの、シュートは撃てず。
10分にはボール奪取した上原が右ハーフレーンを前進、エリア手前で中央へ横パスを送り、走り込んだ遠藤がシュート。(枠外)
ことハイプレスに至ってはリーグ序盤のFC東京の十八番かと思われましたが、相手のお株を奪うようなこの日の磐田のサッカー。
そんな立ち回りを続けている内に、ビルドアップによる主体的な攻撃も何度か見せるようになります。

劣勢の立ち上がりとなったFC東京、流れを変えたのは磐田同様に敵陣でのボール奪取。
22分に右サイド深めでレアンドロがボールを奪い好機を作った(シュートまではいけず)事で、自らのサッカーを取り戻すかのように攻勢に入ります。
最終ラインからの組み立てが冴え渡り、磐田は序盤のようなプレッシングを掛けるシーンは減り、5-4-1のブロックで構える時間が増えていき。

この日はドイスボランチのシステムを採用したFC東京。
それにより青木が最終ラインに降りて組み立てたり、最初からサイドバックが高目の位置を取ったりと、巧く可変させてビルドアップを敢行し。
25分、左サイドでのパスワークから左SBの長友がオーバーラップし、ハーフレーンを駆け上がり。
そして出来たスペースに永井が走り込み、スルーパスを受けてクロスにまで辿り着く攻撃。(永井のクロスがブロックされ終了)
前年この試合を観た印象では、長友は加齢故かオーバーラップは殆ど見られず、ひたすら後方から裏へのパスを供給する役割となっており。
今季開幕からスタメン落ちが続いたのも、消極的な姿勢が嫌われた故の事かと思われましたが、そんな負の印象を振り払うような上がりを見せていたこの日の長友。
ともかく、その長友に高い位置を取らせるように、高萩が降りて来てボールを受けたりといった工夫を見せていたFC東京の組み立て。

しかしペースは握るもののフィニッシュに辿り着けないという、ポゼッションスタイルお決まりの流れにも陥ってしまい。
逆に磐田がその針を縫うようにカウンターを仕掛け、1トップのゴンザレスを橋頭堡としてゴールに迫るシーンが目立ちます。

中々シュートを放てないFC東京は40分、安部の左サイド奥へのロングパスに永井が走り込み、奥で受けたのち戻りつつ低いクロス。
ターゲットのディエゴはこれをワントラップから、バイシクル気味にシュートを放ちますがジャストミートせずGK三浦がキャッチ。
苦し紛れという感じが拭えずにいると、迎えた43分。
ここもFC東京が最終ラインでの繋ぎから攻め上がるも、エリア内右からの中村のクロスがブロックされて磐田のカウンターを誘発してしまい。
遠藤のパスを受けた上原が中央をドリブル、右へスルーパスを送ると共にさらに走り込み、鈴木雄のグラウンダーのクロスに自ら合わせシュート。
ボール運びとフィニッシュ双方を務めた上原のゴールで、先制点は磐田に入りました。

その後もFC東京はレアンドロのクロスをディエゴが受ける好機を作った(45分)ものの、シュートは放てず終わり。
結局1-0のまま前半を終えます。
エリア内のターゲットがディエゴのみになるというシーンが目立ち、そのディエゴが激しいチェックに遭えばクロスから得点するのは難しく。

流れを変えたいFC東京、ハーフタイムで高萩→松木へと交代すると共に、サイドハーフのポジションを入れ替え。
永井が右・レアンドロが左へと移って後半に挑みました。

これで青木をアンカーとした4-1-2-3的なフォーメーションになるかと思われましたが、依然としてビルドアップ時には青木が最終ラインに降りるシーンが目立つなど、特に変わりは無いように見え。
変わらず高目の位置を取る長友を使わんとするも、交代で入った松木の長友へのパスがずれてしまい繋がらない(2度)など、リズムを掴めません。

その隙を突いて2点目を狙いにいく磐田、9分に再び上原のドリブルによるカウンター、パスを受けたゴンザレスがエリア内左を突き。
シュートは撃てずもコーナーキックを得て、2本目の左CKでキッカー遠藤のクロスをニアサイドで伊藤槙がフリック気味にヘディングシュート、しかしゴール右へと外れ。

何とか2点目は防いだFC東京、直後の11分に岡崎縦パス→ディエゴポストプレイ→レアンドロダイレクトでスルーパスという流れで、抜け出した安部がエリア内からシュート。
しかしGK三浦が前に出て防ぐ好セーブで同点ならず、ここから攻撃権を得るも、磐田恐怖のカウンターも頭を過る流れに。
そしてその通りに、15分ディエゴのシュートがブロックされると、跳ね返りを磐田・杉本が直接ポストプレイで繋いで攻守交替。
上原からスルーパスが前線のゴンザレスへ送られると、追走する岡崎が故障を発生させて倒れてしまった事で、一対一の状況を迎えたゴンザレス。
そしてGKスウォヴィクを右にかわして後はゴールネットを揺らすだけとなりましたが、放たれたシュートは右サイドネット外側に突き刺さり、確かにネットは揺れたものの得点ならず。
決定機を逃してしまったゴンザレス、FC東京が岡崎の交代を敢行する(小川諒也と交代)と同時に、お役御免となってしまいました。(大津と交代)

辛くも追加点は免れたものの、カウンターに脅かされる事を繰り返したうえ、センターバックにアクシデント発生と受難が続くFC東京。
19分にはこぼれ球を敵陣で拾った中村が、そのまま遠目からシュートを放つ(枠外)という具合に、無理目のフィニッシュを狙う苦しいシーンも目立ち。
20分過ぎからは磐田が逆に押し込む展開となり、いよいよ名実ともに苦境に陥る事となりましたが、それを覆したのはやはりカウンター。
24分の磐田の左CKから逆にカウンターに繋げるFC東京、小川諒がドリブルで運んでチャンスを作り、レアンドロがエリア内へスルーパス。
走り込むディエゴには通らず終わったものの、流れをひっくり返す効果はあり、再び攻勢に入ります。(直後に永井・長友→紺野・渡邊へと2枚替え)

右SHに入った紺野の推進力を押し出し、磐田に守勢を強いるFC東京。
29分に磐田が遠藤を退かせる手段を取り(山本康裕と交代・同時に杉本→大森へと交代)、守備固めの思考が垣間見えたという所で、さらにカードを切り。
31分に青木→アダイウトンへと交代し、攻撃の手駒を増やしに掛かります。(アダイウトンは左SHに入りレアンドロがトップ下に回る、松木・阿部のドイスボランチに)

そして34分、ここも右サイドで紺野が前進し、中村のポストプレイを挟んでのカットインを仕掛け左へパス。
受けたアダイウトン、中央へ流れたのち思い切り良く右足を振り抜き、これが巻く軌道でのシュートとなってゴール右へと突き刺さり。
ジョーカーのビューティフルゴールで、試合を振り出しに戻したFC東京。

同点となった事で、お互い手の内を曝け出して終盤を迎えるという雰囲気が過り。
しかしまだ磐田はカードを残しており、それを使ったのが37分。
上原・グラッサ→ジャーメイン良・吉長への2枚替えと共に、フォーメーションも変更して終盤戦に臨みます。
<後半37分以降の磐田> 4-4-2
GK 三浦
RSB 鈴木雄 CB 山本義 CB 伊藤槙 LSB 松本
RSH 吉長 DH 鹿沼 DH 山本康 LSH 大森
FW ジャーメイン FW 大津
布陣を代えても人数を掛けてのパスワークは健在で、勝ち越しを狙わんとしますが、逆に再びFC東京のカウンターを招いた(38分)事でペースを奪われ。
40分のFC東京はGKスウォヴィクのロングフィードからの攻撃で、エリア内右からディエゴがシュートを放つ(GK三浦セーブ)など、最後は個の力がモノを言うといわんばかりの流れに陥ります。

しかしそれを覆したのが43分でした。
山本康が右サイドへミドルパス、受けた吉長が裏へ浮き球を送ると、鈴木雄が上げたクロスはブロックに当たりエリア内中央へ。
これをクリアさせずに大森がエリア内で繋ぎ、鹿沼がダイレクトでシュートを放つと、ループ気味の軌道でゴール右隅へと突き刺さり。
鹿沼のJ1初ゴールが土壇場での値千金の勝ち越し弾となり、歓喜の輪を作る磐田。

再びリードされてしまったFC東京、こうなると守りを固める相手に対し、押し込んで何とか強引にこじ開けを図るしか無く。
突入したアディショナルタイム、CK攻勢の流れに入ったもののモノに出来ず。
さらに2本目のCKの際に、跳び出したGK三浦が木本と交錯し、顔から出血してしまうというアクシデントが挟まり。
治療時間が取られた事で熱量も冷めてしまい、その後磐田にボールキープを許す時間が長くなってしまいます。
何とか再度押し込む流れとなるも、ブロックの外でボールを回しつつクロスを入れるのが精一杯となり。
10分近く時間が取られたものの、結局シュートを放てず試合終了の笛を聴く事となりました。

貴重な勝利を手にした磐田。
残留へ向けて……とは未だ気が早いでしょうが、この日のカードのようなサッカーの完成度での優位性を活かし、折り返さないうちに勝ち点を稼いでおきたい所でしょう。


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