ケレス(Ceres)は小惑星帯で最も大きな小惑星である。NASAは、この謎めいた幅 1,000 キロメートルの惑星を探査しマップするために、ロボット・ドーン(Dawn:夜明け)宇宙船を送った。火星と木星の間の軌道を周るケレスは公式には矮惑星に分類されるが、これまで詳細には画像化されなかった。今では、ハッブル宇宙望遠鏡がこれまでに撮ったケレスの最高のイメージにさえ対抗する、ドーンのケレスへのアプローチの一週前とられた20フレームのビデオがここに見られる。このビデオは、その9時間の回転期間を識別するのに十分な地表の鮮明度を示している。3月の初めにケレスに着く予定のドーンは、以前未踏の天体の速度に合わせて軌道周回を試み、ケレスの特徴と歴史だけでなく全太陽系の初期の歴史も含めて、更に人類が理解するのに役立つであろうイメージとデータをとるだろう。