2014年8月にドッキングするために近付く欧州宇宙機関の自動運搬船ジョージルメートルが国際宇宙ステーションから見られる。欧州宇宙機関のロゴの右側の、前面の円錐の周りの3台のカメラは、新しいランデブーとドッキング技術を実証したレーザー赤外線画像センサー(LIRIS)実験装置の一部を構成している。ライダー光ヘッドとエレクトロニクスのボックスは、欧州宇宙機関のロゴの上にあり、追跡システムの二番目の要素を形成している。
<注>:ライダー(lidar):マイクロ波の代わりにパルスレーザー光を出すレーダーに似た装置。
<出典>: Space in Images (欧州宇宙機関)
<大判>: イメージをクリック。
<参考>: ATVは欧州宇宙機関の自動運搬船。日本のHTV(こうのとり)に相当する。HTVが国際宇宙ステーションと並走してロボットアームで捕えられるのに対してATVは自動でドッキングするロシア方式。写真は最も新しい、ATVとしては最終の貨物船で、今月24日に最終的に切離され太平洋上で大気に入り燃え尽きる。切離しはNASAテレビの中継放送が午後10時15分から計画されている。中継放送の時刻確認とウェブNASA-TVを見るには右欄の「NASAテレビ中継と予定」から。