焼けつくような温度と記録的な高さの列が西ヨーロッパの全域を叩き、現在の熱波はあまりにも明らかである。極度の熱波警報が、フランス、スペイン、ポルトガルを含む数カ国で出され、致命的な野火が、数千人に、彼らのホームからの避難を強いた。この衛星イメージは、この危機が、地球を周っている衛星によってどのように見られているかの例である。コペルニクス・センチネル3号ミッションの放射計からのデータを使ったこのイメージは、2022年7月17日朝の、南フランス、スペイン、北アフリカの陸地表面の温度を示している。空気の温度と陸地表面温度の違いに注意する必要がある。我々の毎日の気象予報で与えられる大気温は、地上の空気がどれくらい熱いかの尺度である。陸地の表面温度は、実際に地表に触れた時にどれくらい熱いと感じるかの尺度である。このイメージは、ある場所で、地表が途方もない摂氏55度に達していることを明確に示している。コペルニクス・センチネル3号が、朝、これらのデータを得たことから考えて、温度は午後を通して一層増したであろう。
<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」
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