7月23日朝山火事が発生し、ギリシャの東エーゲ海のレスボス島(Lesbos)から何百人もの住民と観光客が避難した。人気の観光地であるヴァテーラ(Vatera)の沿岸近くで猛威を振う火災は、松林、低木地、耕作地を焼いた。7月24日に撮られたこのコペルニクス・センチネル2号のイメージは、4 km 超に及ぶ活発な火災の前線を示している。濃い煙が南西方向に吹くのが見える。残された火災の跡が赤褐色に見え、約 1700 ヘクタールをカバーしている。ボランティアや軍人とともに50人の消防士と9機の消防機が消火活動を行っている。山火事に対応して、コペルニクス緊急マッピングサービスが発動された。このサービスは、衛星観測を使用して、市民保護当局を支援し、災害時には、国際的な人道コミュニティが緊急事態に対応するのに役立てる。ギリシャでは、ヨーロッパの他の多くの国とともに、多くの地域で火災警報が発令され、長期にわたる熱波を経験している。300人を超える消防士と6機の航空機が、黒いハゲタカのコロニーで知られるギリシャ最大のダディア国立公園で現在燃えている山火事を封じ込めようとしている。
<出典>: 「センチネル2号(Sentinel-:ESA)」
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