惑星地球のあるイメージが、船の進路をたどる鮮明な明るい筋を示している。航跡と呼ばれるこれらの低く細い帯は、船のエンジンの排気に起因している。水蒸気は日光を効率的に反射する水滴のなかで大きくなり、 エアロゾルとして知られる排気の周りに凝結する。このような船の航跡は、1965年にとられたNASAのタイロス衛星による地球イメージに初めて発見された。2009年に太平洋でとられたNASAのテラ衛星の中間解像度画像分光放射計による複数の船の跡を、このイメージを横断して見ることができる。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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<火星探査は今!>
今日のテーマ: ケルベロス・フォッセ(Cerberus Fossae)の斜面 (リコネッサンス)
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