小惑星ベンヌは生命の構成要素を保持している
NASAのOSIRIS-REx探査機は、2020年10月に地球近傍小惑星101955ベンヌに慎重に接近し、表面のサンプルを採取した。 2023年9月、このロボット宇宙船は、これらのサンプルを地球に持ち帰った。
驚くべきことに、最近の分析では、サンプルには、20の既知のアミノ酸のうち14が含まれていた。 それは生命の本質的な構成要素である。 アミノ酸の存在は、大きな問題へ再び導く。生命は宇宙で生まれたのがろうか? しかし、タンパク質の構成要素自体には別の驚きがあった。それらは左利きと右利きのアミノ酸の均一な混合物を含んでいた。左利きのものしかない地球とは対照的である。
これは別の大きな疑問を提起している。なぜ地球上の生命は左利きのアミノ酸しか持っていないのだろう? これに関する研究は今後も続くだろう。
<ひとこと>: NASAのオシリス・レックス(OSIRIS-REx)は、日本の「はやぶさ2号」とほぼ同時期に送られた小惑星探査機。はやぶさと同様、小惑星の岩石などを採集して持ち帰ることがそのミッションであった。イメージのリンク先は動画 Youtube です。
<出典>: Astronomy Picture of the Day
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