
すべてPENTAX Optio WP
岩内岳に登ろうとスキー場を目指してやってきたのだが、スキー場への案内標識はなかった。
あったのはオートキャンプ場
ゲート前に駐車させてもらって、ここから出発。
10:10

目指す岩内岳の頂上は雲の中である。
今日は、午後から晴れるが午前中は曇の予報。
でも山はそんな時、気まぐれで雨を降らすから本日は雨装備である。
カッパ、傘、ザックカバー、スパッツそして雨用のデジタルコンパクトカメラOptio WP

オートキャンプ場のすぐ脇から登り始める。
岩内岳登山口No.2ルートとの表示がある。
いくつかの登山口があるのだろう。
頂上で昼飯を食うべく出発~!

ヤマハハコ だろう。

笹や雑木が高く伸びていて展望はないのだが、ところどころに下界が見える場所がある。

登山道は広い所では3mくらい笹刈りが行われていて、手入れが行き届いている。

岩だらけのところでは、ヒカゲノカズラも生えている。

登り始めて初めて標識に出会う。

リフトの下に付いている道と合流する。

いま登ってきた道を振り返るとこんな風で頼りないので、下山時ははっきりした道なりに下りてしまいそうだ。

古いリフトの終点が6合目なのであろう。
ここから右へ折れて登る。

標識は「山頂へ」とあり、何合目かは分からない。11:34

木の切れ目から岩内の町が俯瞰できる。

陽の光が届かない場所では、白く綺麗なキノコが生えている。
シロタマゴテングタケなのかドクツルタケなのか分からないが、とにかく猛毒があり危険なのだそうだ。

ガマズミ?の実

初めて山の標識を見た。
8合目である。 12:23

急坂を上がると視界が広がり一面ガレ場となる。

ほどなく9合目。右手奥が頂上らしい。12:46

12:55 頂上に到着。所要時間2時間45分で、夏山ガイドの2時間40分プラス5分である。
私にとっては上出来か。

東の方に羊蹄山が珍しく山頂を見せている。
その前に、ニセコアンヌプリ、イワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳と続く。
手前に白樺山、前目国内岳がたおやかに続く。

南に目国内岳の岩峰が見え、

南西には、1073峰、幌別岳

雷電山はあの奥だろうか。

西のあの山陰に朝日温泉があるのだろう。
そして日本海へと落ちていく。

北は、岩内町と岩内港を一望でき、奥に泊の原発の白い建物が見える。

十分に展望を楽しみ、14:05下山開始。
中央の茶色い建物がオートキャンプ場の施設である。

途中に7合目の標識を発見。14:40

登山道から少し離れているし、ハイマツがあるので下を向いて登っていたから分からなかった。

やがて道は林の中へ

漆だろうか、紅葉し始めている。

ススキの中にオートキャンプ場の建物が見え

16:16 到着。所要時間2時間11分。夏山ガイドの2時間プラス11分であった。
途中の急坂と麓の坂の粘土が前日の雨で滑りやすくなっていて、注意はしていたが1度気が付いたら空を見上げていた。

GPSの軌跡である。
6合目から上は尾根歩きであることがわかるのだが、8合目の途中まで両側の景色が見えないので意識することはなかったし、痩せ尾根でもないので気が付かなかった。