ニコンが1月11日にフィルムカメラの生産縮小を発表し、すぐ後の1月19日にコニカミノルタがフィルムとカメラ部門からの撤退を表明した。
1月19日に富士フィルムは”フィルムは写真の原点として”、24日にはコダックが”市場に需要がある限り”フィルムの事業を継続すると表明した。
写真がフィルムからデジタルに急速に軸足を移していることは現実である。
78回転のSPレコードが、33や45回転のEP.LPレコードになり、音のデジタル化が進んでCDとなり、いまでは実体の無いデジタルデータになっているそうである。
我が家にはレコードプレーヤとCDプレーヤがある。
レコード店からレコードが消え、CDがとって代わった。
もうLPレコードで音楽が提供されることは無いと思っているが、買い貯めたレコードがあるのでプレーヤは必要なのだ。
以前はFM放送が音楽特集を流していた。
私は音楽専用のオープンリールテープで録音していた。
カセットテープが普及し始めたとたんにオープンリールテープが姿を消した。
カセットテープデッキを買ったが、NORMAL,CrO2,Fe-Cr,METALなど音色に特徴あるカセットテープが発売になり、デッキもその種類ごとに録音のバイアス変更ができる装置が付いたものが発売になる。
それがMDになり、いまやデジタルデータとなっているらしい。
らしいというのは良く解らないからそう言うしかない。
今や音楽用カセットテープを売っている店は数少なく、それもCDをダビングするためのものである。
FM放送もDJらしき者のしょーもない話が多く、メディアが変わったのか、メディアも変わったのか、最近はあまり聞くことがない。
コンパクトデジタルカメラのモデルチェンジは年2回くらいの頻度で行われている。
カメラもパソコンと同様の電気製品となり、大量生産大量消費の様相を呈している。
フィルムも早晩手に入らなくなり、デジタル一眼レフを買わなければならなくなるのだろう。
もう少しゆっくり回ってくれないとG(ジイ)は付いて行けない。