生協のパンフレッドで、特別展「 毒 」をやっているのを知り、面白そうなので行ってきました。
地下駐車場を上がると、桜が咲いていました。もう、そろそろ見おさめかも。 きれいでした。
長居公園に来るのは初めてでした。 息子は何度か来ていて、自然史博物館にも足を運んでいます。 以前見た展示も面白かったそうです。
休みなので、たくさんの人たちが集まり、スポーツをしたり、ランニングをしたり、犬の散歩をしたりしていました。可愛いスコティッシュテリアが近づいて来て、ナデナデさせてくれました。
ある場所では、おじいさんたちが将棋や囲碁など対局していました。 近くにこんなところがあるといいな。
途中で看板がありました。 結構歩いて疲れました。到着。
結構な人でにぎわっていました。お父さんやお母さんに連れられた子供さんたちが沢山いました。
並んで前の人が進むのを待ちながら説明書きを読んで展示品を見て回りました。
「 毒はコワい・・・ 」でも、だからこそ興味をそそる 実はこの世界は毒だらけ。もちろん我々のちかくにも・・・ パンフより。
毒のある、動物・植物・鉱物などを、写真とビデオや実物の標本と模型などで詳しく説明しています。知っている物も知らない物もあり、とても面白い。
20万種を超える有毒動物がいる。身を守るだけでなく、獲物を狩るために毒を用いている者もいる。
有毒動物の毒の成分や毒牙・毒針などの毒の注入器をその用途に応じて多様に、そして巧妙に進化してきているそうです。
有毒動物には警告色を出して、自身が有毒動物であることを周囲に知らせ、自身と外敵の双方が無用な争いになるのを避けているのもいるそうで、『 偉い! 』
有毒動物や植物に似せて擬態しているのも、また賢いね。
毒キノコは、昔は縦に割けるのは食用とか、派手な色をしているのは毒キノコとか言っていたけれど、一概にそうとは言えないらしい。
食用に似たキノコが多数あり、食べた人が中毒を起こしているので、我々は市販のキノコ以外は食べない方が無難です。
毒は使い方次第で毒にも薬にもなるので必要なものです。
人間が作った毒、化学製品なども使い方ひとつで、人々の役に立ったり、戦争に毒ガスとして使われたり、汚染物質として地球に蓄積しているのはコワいです。
色々見終わって、とても面白かったです。 昔はパンもご飯もお餅もカビが生えたところは除いて食べていました。少々の毒は取り入れていました。強かったです。そうい時代でした。
インゲン豆も毒性があるそうです。良く湯がかないと。果物も完熟は大丈夫だけれど、未成熟には毒のあるのもあります。
じゃがいもは皆さんご存じの通りですが、それでも時々中毒が出ます。 河豚なども、先人が食べて何人か亡くなって、毒を見極めてきたのでしょう。
今は科学的に成分を調べられますが、噛まれたり刺されて数時間で毒が回り、解毒剤がなく助からない毒もあります。 勉強になりました。
5月28日まで開催されています。お近くの方はぜひ一度足を運んでください。