ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「花見弁当」  和田 はつ子  「蒼天の拳」 原 哲夫

2014-11-03 21:59:14 | 

    「花見弁当」 料理人季蔵捕り物控 第23弾  和田 はつ子

     

 第1話 花見弁当
 第2話 江戸っ子肴
 第3話 若葉膳
 第4話 供養タルタ

一膳飯屋の主、季蔵は、桜が満開の霊岸島へ弁当と酒を提げて花見に行った。そこで酒好きの白犬と出会う。
翌日、酔っ払いの行き倒れと思われる遺体が発見された。
そこから、亀吉親分の飼い犬の白犬シロが大活躍で、季蔵の美味しい料理と推理が冴えわたる。
~~~~~~~~
今回の「花見弁当」は武藤さんを偲んで鶏肉の柚酒焼き、豚肉の柚煮、まかないに蒟蒻飯。
岡っ引きの亀吉親分の還暦祝いに、濁り酒に合わせた「江戸っ子膳」。京風の上品な薄い味でなく、強い味の菜の数々。
「若葉膳」は、お茶の好きなお内儀のために、新茶を使った料理。葉っぱそのままや、粉にしたり、お茶を入れたり、だしがらを使ったりと工夫。
「供養タルタ」は、隣の煮売り屋の一人娘が、奉公先の若旦那に騙され殺されたので、供養のためのタルタ。

どれも考え抜かれた手の込んだ料理で、なかなか再現はできないけれど、こんなお店があれば行ってみたい。
亀吉親分の晩酌に付き合って酒好きになったシロが、お酒の匂いから、犯人を追いかけて親分や季蔵たちに知らせるが
なかなか、意思が伝わらなくて歯がゆい。着物をくわえて引っ張っていく。
少しずつ、一回鳴いたら、二回なら、三回ならと分かり合えてくる。
賢いシロが、これからも準レギュラーになれば面白いんだけどな。


  「蒼天の拳」 1巻~21巻   原 哲夫

     

「北斗神拳」のケンシロウは未来の話、この舞台は1935年、上海。
 主人公は、霞拳志郎。真の北斗神拳伝承者。

 
    
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