残念。 「 久米書店 」 閉店しました。

毎週、楽しみに観ていた久米　宏　店長と壇　蜜　店員の「　久米書店　」　
昨日で終わってしまいました。　『　聞いてないよ　　』

毎回１～２冊の本を取り上げて、著者を招いて、久米さん、檀さんと著者本人の本のお薦めの箇所やその本にまつわる楽しいお話が聞けました。
本を読んでも作者の経歴はわかりますが、なかなか肉声が聞ける番組は多くありません。　
どんな思いで書かれたのか、何を訴えたかったのか。　どんなところを楽しめばいいのか。
難しい本。面白い本。変わった本、、、等。　毎回、わかりやすく解説してくれました。
毎週楽しみにして、本を選ぶ参考にしていました。
お話を聞いて人柄に惹かれ一度読んでみようとチェックしたり、知らなかった著者や作品に出会い、読んでみたことも。
　
最終回はキャスターの国谷裕子さんでした。　
歴史や政治経済に疎い私ですが、前から、『　ニュース番組はそれぞれの色が違うし、新聞も同じ出来事でもとらえ方が違うので、いろいろ見たり読んだりしないとな　』と思っていました。
お二人共、ＮＨＫと民間とで同じ時期にキャスターをされていて、ライバルだったのが意気投合して握手されていました。

話は変わりますが、テレビドラマ「　カルテット　」で、夕食のから揚げに、すずめちゃんがレモンをかけ、主人公の４人が唐揚げとレモンの事を論じている場面がありました。
丁度、久米書店で、「　カラ揚げ道　」の著者が、正しいから揚げの食べ方を話していたので、思い出し笑ってしまいました。

唐揚げのレモンは　○　すべてにかける　○　聞いてからかける　○　個人にまかす。　　正解は、個人にまかすです。
聞いても、誰かがＯＫ出せば、一人だめと言いにくいですものね。　レモンをかけると、すぐ食べないとカラッがべっとりになるそうで好き嫌いが分かれます。
ちなみに、皿に一つ残ったから揚げは、速やかに自分のお皿に移して頂く　だそうです。　笑えるでしょう！

私は、女子力が少ないので、食事会でも、いそいそとサラダを取り分けたり、お鍋の具を入れたりしません。　お酒も注ぎません。
ひたすら、自分の取り分は自分でとって、飲んで食べて楽しくお話します。　だから誰かがレモンをかけても食べられればそんなにカリカリしませんが。
いろいろ道を究めた人のお話は面白いです。　作家さんはお話も面白いです。

「　久米書店　」は、セットも新しくなり、これからどんな方が訪れるのか楽しみにしていたのに、突然３年で閉店だそうで、面白い番組だったのに残念です。
久米さん、また新しい番組でお会いしましょう　　

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