「 しゃぼん玉 」 乃南 アサ
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大好きな乃南作品。 読まなければと思っていたのを、たまたま、図書館のお薦めの棚で見つけました。
ポップに、〔 映画化されました 〕と 書いていたので、早速予告編を観ました。
主役の伊豆見翔人は、今、NHKで観ている「 火花 」の林遣都くん。 スマばあちゃんは市原悦子さん。 シゲ爺は綿引勝彦さん。
~~~~~~~~( ネタバレ )
ひどい生い立ちの翔人は、両親の離婚で家族はバラバラになり音信不通。 別れた弟とも会っていない。
お金が無くなれば、老人や女性を狙い、ひったくりや通り魔、コンビニ強盗で小銭を稼いでいる。
とうとう、はずみで女性をナイフで刺してしまい自暴自棄になり、ヒッチハイクでトラックに乗り込み、脅かして逃げようとするが反撃にあい放り出される。
怪我をして何処か分からない山村で目覚めるが、おばあさんがバイクで倒れているのを見つけて助け、おばあさんの村の家に送り届けることに。
そこは九州の宮崎県の山添の村。そこでしばらく厄介になり、村人からは孫と間違えられるがそのままで通し、村人との交流が始まる。
スマばあちゃんと、近所のシゲ爺の手伝い、村の祭りの手伝いをしながら、しばらく滞在する。
そこで知り合い、仲良くなった黒木美知と祭りの作業をしたり、バアちゃんのドラ息子の突然の訪問では、金を求めて暴れるドラ息子が父親と重なり必死でばあちゃんを守る。
いろいろな経験をして、人の温かさと優しさに触れ、罪を償ってもう一度やり直そうと、90歳のばあちゃんに全てを話し、待っていてくれと頼んで自首をする。
刑期を終え、村に帰るとみんなが待ってくれていた。
~~~~~~~~
ひどい暴力を振るう父親と、弟ばかり可愛がり、翔人を恨んで言葉の暴力を浴びせる母親。
可哀相な生い立ちですが、世の中には悪くなる子もいれば、ぐれないでよく頑張って生きたなという子もいます。
愛情を注いで育てても、サイコパスで生まれてくる子もいるし、親も親なら子も子という家庭もあるし、兄弟でも違うし、子育ては難しいものですね。
翔人は罪の意識もなく、ひったくりを繰り返していましたが、この頃、貧しさでなく普通の家庭の普通の子供が万引きや窃盗を何とも思ってないところがあります。
我が家も、自転車3回、単車を2回、窃盗にあいました。 自転車1台を除き、戻ってきましたが。
自転車預かり所で1回。 スーパーで1回。 仕事先で2回。 我が家の駐車場で1回。全て鍵をかけていたのに。
単車は、鍵を壊されていましたが犬の散歩で見つけました。 自転車はスーパーから仕方なしに歩いて帰る途中で見つけました。
知らない隣町の人から、家の横に1週間ほど放置していると電話を貰ったこともありました。
全て、自転車が欲しくてでなく、その場の足に拝借していったんでしょう。
大阪はひったくり件数ナンバーワンです。 近所の奥さんも娘さんに貰った大事なバッグをひったくられ戻ってきません。
盗る方は、顔も知らない人ですぐ忘れるでしょうが、盗られた人やひったくりや通り魔にあった人の悔しさや恐怖は計り知れません。
翔人はシゲ爺の言葉で、人生やり直しがきくと気づきましたが、世の中、万引きなども後を絶ちません。
潰れる店も出てきます。それはスリルや肝試しやこずかい稼ぎでなく犯罪です。 いつも腹立たしく思っています。
今日は、ぼやきが入って話はそれましたが、本を読んだイメージでは、スマばあちゃんは、もっとシワシワした小さなおばあさんの感じがします。
市原悦子さんは、きっと名演技で見事なスマばあちゃんを演じておられることでしょう。 シゲ爺はそんな感じです。
映画は上映が終わってしまいましたが、ビデオか、テレビでやれば、ぜひ観たいです。
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ありがとうございます。
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大好きな乃南作品。 読まなければと思っていたのを、たまたま、図書館のお薦めの棚で見つけました。
ポップに、〔 映画化されました 〕と 書いていたので、早速予告編を観ました。
主役の伊豆見翔人は、今、NHKで観ている「 火花 」の林遣都くん。 スマばあちゃんは市原悦子さん。 シゲ爺は綿引勝彦さん。
~~~~~~~~( ネタバレ )
ひどい生い立ちの翔人は、両親の離婚で家族はバラバラになり音信不通。 別れた弟とも会っていない。
お金が無くなれば、老人や女性を狙い、ひったくりや通り魔、コンビニ強盗で小銭を稼いでいる。
とうとう、はずみで女性をナイフで刺してしまい自暴自棄になり、ヒッチハイクでトラックに乗り込み、脅かして逃げようとするが反撃にあい放り出される。
怪我をして何処か分からない山村で目覚めるが、おばあさんがバイクで倒れているのを見つけて助け、おばあさんの村の家に送り届けることに。
そこは九州の宮崎県の山添の村。そこでしばらく厄介になり、村人からは孫と間違えられるがそのままで通し、村人との交流が始まる。
スマばあちゃんと、近所のシゲ爺の手伝い、村の祭りの手伝いをしながら、しばらく滞在する。
そこで知り合い、仲良くなった黒木美知と祭りの作業をしたり、バアちゃんのドラ息子の突然の訪問では、金を求めて暴れるドラ息子が父親と重なり必死でばあちゃんを守る。
いろいろな経験をして、人の温かさと優しさに触れ、罪を償ってもう一度やり直そうと、90歳のばあちゃんに全てを話し、待っていてくれと頼んで自首をする。
刑期を終え、村に帰るとみんなが待ってくれていた。
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ひどい暴力を振るう父親と、弟ばかり可愛がり、翔人を恨んで言葉の暴力を浴びせる母親。
可哀相な生い立ちですが、世の中には悪くなる子もいれば、ぐれないでよく頑張って生きたなという子もいます。
愛情を注いで育てても、サイコパスで生まれてくる子もいるし、親も親なら子も子という家庭もあるし、兄弟でも違うし、子育ては難しいものですね。
翔人は罪の意識もなく、ひったくりを繰り返していましたが、この頃、貧しさでなく普通の家庭の普通の子供が万引きや窃盗を何とも思ってないところがあります。
我が家も、自転車3回、単車を2回、窃盗にあいました。 自転車1台を除き、戻ってきましたが。
自転車預かり所で1回。 スーパーで1回。 仕事先で2回。 我が家の駐車場で1回。全て鍵をかけていたのに。
単車は、鍵を壊されていましたが犬の散歩で見つけました。 自転車はスーパーから仕方なしに歩いて帰る途中で見つけました。
知らない隣町の人から、家の横に1週間ほど放置していると電話を貰ったこともありました。
全て、自転車が欲しくてでなく、その場の足に拝借していったんでしょう。
大阪はひったくり件数ナンバーワンです。 近所の奥さんも娘さんに貰った大事なバッグをひったくられ戻ってきません。
盗る方は、顔も知らない人ですぐ忘れるでしょうが、盗られた人やひったくりや通り魔にあった人の悔しさや恐怖は計り知れません。
翔人はシゲ爺の言葉で、人生やり直しがきくと気づきましたが、世の中、万引きなども後を絶ちません。
潰れる店も出てきます。それはスリルや肝試しやこずかい稼ぎでなく犯罪です。 いつも腹立たしく思っています。
今日は、ぼやきが入って話はそれましたが、本を読んだイメージでは、スマばあちゃんは、もっとシワシワした小さなおばあさんの感じがします。
市原悦子さんは、きっと名演技で見事なスマばあちゃんを演じておられることでしょう。 シゲ爺はそんな感じです。
映画は上映が終わってしまいましたが、ビデオか、テレビでやれば、ぜひ観たいです。
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ありがとうございます。
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