「 さがしもの 」 角田 光代

「 この本が、世界に存在することに 」改題。 九つの本の物語。
それぞれ本をテーマに書かれた短編ですが、どれも面白く読めました。
~~~~~~ネタバレ
「 旅する本 」は、18歳の時手放した本を、卒業旅行に行った先のネパールで見つける。自分が、裏にKの文字と小さな花の落書きをした本。
買って読み返し、カトマンズで売った。 数年後、今度は仕事で立ち寄っったアイルランドで再びその本と巡り合う。
( 本を読み返してみると、思い違いをしていたことや、その時には気が付かなかったことや年代により感じ方が違うことに気が付きます。
私も経験があるけれど、映画でも、若いときに観たときには意味が分からなかったり、気付けなかったことが、もう一度見て理解できたり納得できたりすることがあります。)
「 ミツザワ書店 」 店番をしながら本ばかり読んでいるおばあさんに、孫娘が「 本のどこがそんなに面白いの? 」と聞くと、
おばあさんは、「 開くだけでどこでも連れて行ってくれるものなんか、本しかないだろう 」と、答える。
( その通り。 だから私も小さい頃から本が大好きでした。 過去、現在、未来。 外国だって、宇宙の果てまでだって行けるもの。
自分の経験したことのない世界が垣間見られる。 知らなかったことを知ったり雑学が増える。 現実を忘れ、没頭できる至福の世界。
解説に「 人間は本を読むために生まれてきた動物 」と書いています。 本を書いたり読んだりするのは人間だけだもの。
絵本から漫画、童話、小説、エッセー、実用書などなど、今まで読んできた、たくさんの作家さんに感謝。
と言っても、この頃、新聞、雑誌、ユーチューブに目を通すのがやっとで、つい、ゲームをして本が読めていません。
年のせいか、前のように何時間も没頭して読めないし、少し期間が開くと前のストーリーを忘れて読み返さないとということに。
でも、この本は、私に本の楽しさを思い出させてくれました。
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ありがとうございます。

「 この本が、世界に存在することに 」改題。 九つの本の物語。
それぞれ本をテーマに書かれた短編ですが、どれも面白く読めました。
~~~~~~ネタバレ
「 旅する本 」は、18歳の時手放した本を、卒業旅行に行った先のネパールで見つける。自分が、裏にKの文字と小さな花の落書きをした本。
買って読み返し、カトマンズで売った。 数年後、今度は仕事で立ち寄っったアイルランドで再びその本と巡り合う。
( 本を読み返してみると、思い違いをしていたことや、その時には気が付かなかったことや年代により感じ方が違うことに気が付きます。
私も経験があるけれど、映画でも、若いときに観たときには意味が分からなかったり、気付けなかったことが、もう一度見て理解できたり納得できたりすることがあります。)
「 ミツザワ書店 」 店番をしながら本ばかり読んでいるおばあさんに、孫娘が「 本のどこがそんなに面白いの? 」と聞くと、
おばあさんは、「 開くだけでどこでも連れて行ってくれるものなんか、本しかないだろう 」と、答える。
( その通り。 だから私も小さい頃から本が大好きでした。 過去、現在、未来。 外国だって、宇宙の果てまでだって行けるもの。
自分の経験したことのない世界が垣間見られる。 知らなかったことを知ったり雑学が増える。 現実を忘れ、没頭できる至福の世界。
解説に「 人間は本を読むために生まれてきた動物 」と書いています。 本を書いたり読んだりするのは人間だけだもの。
絵本から漫画、童話、小説、エッセー、実用書などなど、今まで読んできた、たくさんの作家さんに感謝。
と言っても、この頃、新聞、雑誌、ユーチューブに目を通すのがやっとで、つい、ゲームをして本が読めていません。
年のせいか、前のように何時間も没頭して読めないし、少し期間が開くと前のストーリーを忘れて読み返さないとということに。
でも、この本は、私に本の楽しさを思い出させてくれました。


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