MUSIC IS THE SCENERY

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インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

10 スコットランドのカントリー・ボーイズ、Friends Again

2006-04-23 18:51:15 | アーティスト紹介
 82年にムーンビュートというインディーズ・レーベルでデビューした後、84年にメジャーのマーキュリーからアルバム「Trapped And Unwrapped」をリリース。当時期待の新人だったがセールスに恵まれずに、結局このアルバム1枚を残しただけで解散。垢抜けないながらもスコットランドの青空が似合いそうな明るく牧歌的な雰囲気のアコースティック・ミュージックで、思わずスキップを踏みたくなるような大らかで若々しいサウンドは今聴いても新鮮。
 解散後しばらくして、日本ではフリッパーズ・ギター効果(このバンド名をタイトルにした曲を作るなどした)で評価され、今ではネオアコの名盤といわれるまでになったのがやや皮肉だ。
 解散後、ヴォーカルのクリス・トムソンはThe Bathersを結成しやや渋めの作品を作っている。他のメンバーはラヴ・アンド・マネーを結成。

 このバンドは後追いになってしまったのだが、このアルバムはとにかく明るい名盤だと思う。「Sunkissed」「Honey At The Core」など理屈なしで体が動いてしまいそうな曲がずらりと並んでいるのだが、所々に「State Of Art」のようなほろりとさせる曲がまた涙を誘う。

<私の選んだFriends Againベスト5>
1 Sunkissed
2 State Of Art
3 Honey At The Core
4 Swallows In The Rain
5 Old Flame
コメント
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