きょうの通勤時にiPodのシャッフル・モードで出てきたのが
Club 8の「Teenage Life」という曲。
02年の3rdアルバム『Spring Came, Rain Fell』に収録された
Johan Angergårdヴォーカルの
どちらかというとあまり目立たない曲ですが
耳に引っかかったフレーズが "shy and clumsy "の部分。
JohanがThe Smithsから強く影響を受けているのは
これまでにも感じていましたが
これは「Half a Person」の "16 clumsy and shy"と思い
家に帰ってから歌詞を調べてみると
a boy at 15
shy and clumsy
he feels it all
a girl at 16
who'll drop out of school soon
this is her time
と歌っていました。
これを見て「Half a Person」と同時に
男女を対比させているところで
「Girl Afraid」を思い出してしまいました。
シングル「Heaven Knows I'm Miserable Now」の
12インチに収められている
これもどちらかというと地味な曲ですが
歌詞の面ではThe Smiths(Morrissey)の曲の中でも
割と重要な曲だったりします。
Boy afraid
Prudence never pays
And everything she wants costs money
このPrudence never paysの部分が問題で
不安がる男の子
慎重にやっても決して報われない
彼女が欲しがるものはすべてお金がかかる
不安がる男の子
プルーデンス(女性の名前)はいつも(お金を)払わない
彼女が欲しがるものはすべてお金がかかる
のダブル・ミーニングになっています。
MorrisseyのアイドルであるOscar Wildeの戯曲
『The Importance of Being Earnest』(まじめが肝心)は
熱心(まじめ)であることの重要性
アーネストという名前であることの重要性
の2つの意味を持っていますが
恐らくここからヒントを得たのだと思います。
ところでさっきまで放送していたBSフジの「欧州鉄道の旅」。
マンチェスターのところで
Joy Division、Oasis、The Stone Rosesは
映像と連動してナレーターがバンド名を挙げていたのに
The Smithsだけみごとにすっ飛ばされた。
「など」だって。
写真はしっかり映っていたのに。
Girl Afraid → ♪