MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Nutid - S/T

2010-09-12 13:22:02 | レヴュー

Alf Håkan ÅkessonとÅsa Jacobssonによる男女デュオ
Nutidが昨年春に発表した1stアルバム。
オルガン、ギター、ピアノ、パーカッション、アナログ・シンセ、
アコーディオン、グロッケンシュピール、マリンバ、ヴァイオリンなど
本当に多彩な楽器を使用して作り上げた
フォークでエレクトロニカな箱庭的ポップ・サウンド。

インスト・サウンドなので
同じスウェーデンのDetektivbyrånを思い出しますが
Nutidのサウンドはもっとひんやりとしていて
優しくてドリーミーなシネマティック感覚。
メランコリックで心の芯から癒される個性的な12曲は
聴いていて本当に気持ちが良いです。

先日、PSL Musik Medのアーカイヴの中を
物色しているうちに見つけた2人ですが
女性のÅsa Jacobssonの名前を検索してみると
The Sweptawaysの作品にキーボードで参加していたり
Anna Ternheimの1stアルバム『Somebody Outside』では
「I Say No」「A French Love」でオルガン奏者として
名曲「To Be Gone」ではなんと
共同プロデューサーとしてのクレジットがありました。

Nutidのデビュー・アルバム収録曲は
Alf Håkan Åkessonが8曲、Åsa Jacobssonが3曲
残り1曲が共作となっています。

日本のオンライン・ショップでも
割と手に入りやすい作品なので
これを聴いて残暑を乗り切りましょう!

Målarna
Bodensia
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コメント (2)
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