葉室麟作品はかなり読んだけど、本屋さんで見つけると買ってくる。
私の回りでは、葉室作品のファンが増えてるわ。
これは葉室麟さんの平成29年の本。
「日本最後の仇討ち」という実話をもとにした小説。
「蒼天見ゆ」⇒(葉室麟作)
幕末から明治にかけての話。
主人公は筑前お秋月藩執政の臼井亘理とその息子。
時代の流れが大きく変わろうとしている中、藩が乗り遅れないように臼井亘理は西洋式兵術導入を取り入れようとする。
それに反発した干城隊は、寝込みを襲って亘理と妻を惨殺。
まだ幼かった息子の六郎は、いずれは両親の仇討を...と、心に誓う。
明治6年に、政府は<仇討禁止令>を出す。
六郎は仇討ちできるのか?
亘理が六郎に伝えた言葉は「青空を見よ」。
「何事もなしておらぬのに、空は青々と美しい。時に曇り、雷雨ともなるが、いずれ青空が戻ってくる。それを信じれば何があろうとも悔いることはない。いずれ、われらの頭上にはかくのごとき蒼天がひろがるのだ。」
時代小説。
歴史小説。
感想:最初は時代背景を理解するのに時間がかかり、難しい本だなぁ~って思った。
仇討になってからは止められなくて一気読み。
「最後の武士」というだけあって、涙なくしては読めなかったわ。
時代が大きく変わったんだから仕方ないと言えばそれまでなんだけど....。
私の回りでは、葉室作品のファンが増えてるわ。
これは葉室麟さんの平成29年の本。
「日本最後の仇討ち」という実話をもとにした小説。
「蒼天見ゆ」⇒(葉室麟作)
幕末から明治にかけての話。
主人公は筑前お秋月藩執政の臼井亘理とその息子。
時代の流れが大きく変わろうとしている中、藩が乗り遅れないように臼井亘理は西洋式兵術導入を取り入れようとする。
それに反発した干城隊は、寝込みを襲って亘理と妻を惨殺。
まだ幼かった息子の六郎は、いずれは両親の仇討を...と、心に誓う。
明治6年に、政府は<仇討禁止令>を出す。
六郎は仇討ちできるのか?
亘理が六郎に伝えた言葉は「青空を見よ」。
「何事もなしておらぬのに、空は青々と美しい。時に曇り、雷雨ともなるが、いずれ青空が戻ってくる。それを信じれば何があろうとも悔いることはない。いずれ、われらの頭上にはかくのごとき蒼天がひろがるのだ。」
時代小説。
歴史小説。
感想:最初は時代背景を理解するのに時間がかかり、難しい本だなぁ~って思った。
仇討になってからは止められなくて一気読み。
「最後の武士」というだけあって、涙なくしては読めなかったわ。
時代が大きく変わったんだから仕方ないと言えばそれまでなんだけど....。