記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「盤上の向日葵」

2020-10-16 09:43:55 | book

柚月裕子さんの本は私かABちゃんのどちらかが買って回してる。

今回は私が先に買った。

「盤上の向日葵」⇒(柚月裕子作)

主人公は、埼玉県大宮北署・地域課の新米刑事の佐野直也巡査。

埼玉県の山中で身元不明の白骨死体が発見された。

死体と一緒に将棋の駒が見つかる。

遺留品とみられる駒は名匠の将棋の駒で、およそ600万円の価値があると言われる初代菊月水月作の駒は7組しか作られていない。

2組の所有者はわかっているが、残りの駒の所有者は不明。

佐野は捜査一課の石破剛志と駒の所有者を探して日本各地に飛ぶ。

捜査で浮き上がった天才棋士の上条佳介はどう関わっているのか?

死体は誰なのか?

上条と死体の関係は?

駒はどうして死体と共にあったのか?

 

刑事小説。

2018年・本屋大賞2位。

 

 

感想:将棋のことはよくわからないけど、前半は事件よりも上条の生い立ちに魅かれた。

   苦労しながらも将棋に魅せられる上条が危なかしくって....。

   後半は死体と駒の謎に魅かれる。

   面白かったわ。

   一気読みに近い。(全仏がなければ一気読みしたと思うわ)

   

コメント
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