柚月裕子さんの本は私かABちゃんのどちらかが買って回してる。
今回は私が先に買った。
「盤上の向日葵」⇒(柚月裕子作)
主人公は、埼玉県大宮北署・地域課の新米刑事の佐野直也巡査。
埼玉県の山中で身元不明の白骨死体が発見された。
死体と一緒に将棋の駒が見つかる。
遺留品とみられる駒は名匠の将棋の駒で、およそ600万円の価値があると言われる初代菊月水月作の駒は7組しか作られていない。
2組の所有者はわかっているが、残りの駒の所有者は不明。
佐野は捜査一課の石破剛志と駒の所有者を探して日本各地に飛ぶ。
捜査で浮き上がった天才棋士の上条佳介はどう関わっているのか?
死体は誰なのか?
上条と死体の関係は?
駒はどうして死体と共にあったのか?
刑事小説。
2018年・本屋大賞2位。
感想:将棋のことはよくわからないけど、前半は事件よりも上条の生い立ちに魅かれた。
苦労しながらも将棋に魅せられる上条が危なかしくって....。
後半は死体と駒の謎に魅かれる。
面白かったわ。
一気読みに近い。(全仏がなければ一気読みしたと思うわ)