今野敏さんの任侠シリーズは面白い。
これまで「任侠書房」「任侠学園」「任侠病院」「任侠浴場」と読んできた。
文庫本が出たので早速購入。
「任侠シネマ」⇒(今野敏作)
主人公は、阿岐本組の代貸・日村誠司。
阿岐本組の組長のところに、弟分の永神から「映画館を救って欲しい。」と頼まれる。
映画館を閉館して、本社ビルを売却するという。
また、映画館友の会のネットサイトに嫌がらせ投稿があるという。
日村は子分に言いつけて嫌がらせの出所を調べたり、映画館の経営者である千住興業を調べる。
そこで判った、北千住再開発の噂。
組長の阿岐本はどう動くのか? 映画館は存続できるのか?
任侠小説。
任侠シリーズ 第5弾。
感想:昭和の匂いがプンプンする。
義理人情があちこちに出て来るから面白い。
この組長は為になることをいっぱい言うのよ。
久しぶりの一気読みだった。