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この世界のどこかに居る似た者達へ。

二人芝居「Equal-イコール-」。

2015-07-17 16:49:05 | お芝居・テレビ
少し時間が経ってしまいましたが、「イコール」と言うお芝居を観て来た感想です。

この舞台は相馬圭祐さんが出演予定の二人芝居でした。


しかしながら、上演直前に相馬さんのブログにて突然降板が発表されたのです。

とても驚き、そして心配しました。

チケットの売れ行きが良く完売したため、後日追加公演も決まったこの舞台。

アタシも追加公演のチケットを購入していました。

でも、上演が差し迫っていた為に払い戻しはナシ。

急遽、相馬さんの代役として山口賢貴さんと言う役者さんが演じる事になりました。


相馬圭祐さんが出ると言うので購入したチケットだったので、しばし考えました。

でも、このお芝居の大まかなあらすじを読むと、なんだか普通の物語では無いようで興味がありました。

それに、降板が発表されてから本番までは2週間。

そんな短期間で二人芝居の台詞を1から入れて本番に挑まなければならないたいへんな役割を引き受けた、「山口賢貴」と言う役者さんのお芝居を観てみたかったのです。

どんな俳優さんなのか、観てみたかった。


山口賢貴さんと言う若い役者さんは、大好きな舞台”真田十勇士”に出演されていた柳下大さんや三津谷亮さんと同じ、D-BOYS(D2?アタシはこの区別がよくついてませんが・・・。)と言うチームのメンバーの方でした。(相手役をつとめた牧田哲也さんと言う役者さんも所属。)

若い女の子達に人気のあるチームなんですねぇ。


このお芝居は二人芝居であるので、二人の役者さんが台詞を言い合い、ストーリーが進んでゆきます。

ストーリーを一週間にして、その曜日ごとに”章”が進みます。

そして、二人はその度に役を交代して演じるのです。

登場人物は”テオ”と”二コラ”と言う二人の青年ですが、前の章でテオを演じた人が次の章では二コラを演じると言うこと。

第一章の後暗転し、第二章が始まると、さっき「テオ」と言う病にふせっていた青年が「二コラ」と言う若い医師になって登場する。

そしてまた暗転し第三章が始まると「テオ」と「二コラ」が交代している。

観ているこちらとしては「?」の連続。

台詞も前の章と同じ事を繰り返す事が多く、頭がこんがらがって来る・・・。

最初は肺を患う青年と、幼馴染として育った医師の青年の日常が描かれますが、段々と観客は迷路へと連れて行かれてしまいました。

お芝居の途中までは複雑になってゆく迷路でどう進んだらよいのか分からず、途方に暮れると行った感じでした。


初めはどんな感じなのかなぁなどとのん気に構えて観ていましたが、引き込まれて足を進めるうち引き返せなくなっていました。

若い二人の役者さんは、上手に観客を迷路へと連れて行きます。

章の始めのうちは客席に笑いさえ起こる場面もあったのですが、最終章へと進むに連れ物語は混迷と緊迫した空気を極め、観客は舞台からひと時たりとも目を離せなくなりました。


アタシは嬉しかったです。

もう、その頃には自分の贔屓の役者が出ていないとか、そう言うとことは全然違う所で、若い表現者が創りだす世界にこれだけ自分が翻弄されてしまっている事に感動していました。

勿論、相馬さんが出演されないと言うのはとても残念だったし、ショッキングな出来事でした。

でも、それだからこそ、そう言った観客の前で山口さんは大事に魂を込めて一秒一秒闘いながらこの役を演じて伝えようと全力で舞台に立っていたと思います。

もはや観たかった役者の代わりではなく、山口賢貴と言う役者の演ずる舞台となっていました。

何も恐れず舞台に立つ姿は強く美しかった。



思いもよらない結末を迎えるこの物語は幕が下りても何だかぼんやりとして明確な答えが掴めない感じでしたが、役を終えて観客に挨拶に出て来てくれたお二人はすがすがしい表情をしていました。

カーテンコールがあり、山口さんの表情が少し和らいで唇が「ありがとうございます。」と動きました。

牧田さんと二人で並ぶと同じ様な身長、体格で、この舞台のタイトルと内容の「イコール」と言う言葉がしっくりと来ました。

客席から見て奥の方が小さくなって見える錯覚に陥る様な舞台セットの中で、(テーブルやイスも小さくて・・・。)牧田さんの方が何となく大きく見えたんですが、実際は同じ位だったんですね。まるで双子の兄弟の様なお二人に、観客のおしみない拍手が送られました。

お互い、医師のテオを演じる時はシルクハットみたいな帽子をかぶり、丈の長いコートを着て舞台である「部屋」に扉を開けて入って来ます。きっと扉の外は石畳なんだろうなと容易に想像出来る趣。

かたや、二コラは病にふせってあまり部屋の外へは行かず、部屋の中の机について書き物をするか、ベッドで寝ているか、ベッドの下に散乱している本を読んでいるかなんだろうな、と。


独創性のある物語で、それは哀しいとも恐ろしいとも言えるお話でしたが、説明するのにはもう一度位観ておかなきゃ上手く言えない感じです・・・。

イコールと言うのはテオとニコラの事を指します。

ニコラと言う青年はもう何年も前に肺を患ってこの世を去っています。では、部屋に居るニコラは誰なのかと言うことに。

部屋に居る青年はテオです。医師として毎日働く青年もテオ。

二人は同一人物であり、医師として働くテオは部屋に居るテオの、謂わばクローンなのです。

試みたのは部屋に居るテオであり、彼はニコラと同じ病でほどなく自分がこの世を去る事を自覚しています。

彼はニコラを医師として自分が救えなかった事を悔やみ続け日夜この病の事を研究しますが、途中から病を治すと言う事よりも不死と言う事に執着してゆきます。

そして、自分をもう一人作ると言う事で病におかされた自分が死んだとしても、もう一人の自分は生き続けると言う試みを思いついたのです。


テオが作り出したもう一人のテオは周囲の人間達にも怪しまれる事なくテオとして暮らしますが、記憶の刷り込みが上手く行かず不可解な言動が目立ち、機械で言うところの「エラー」を起こしたりします。

時々自分が誰なのか分からなくなって苦しんだり、自分の目の前に居るニコラの事もよく分からなくなります。


最終的には殺人事件までもを引き起こす事態となり、二人のテオはどちらがどちらなのかも分からなくなって、お互いに殺し合い生き残った方が警察に行くと言う方法を取ります。


小さな部屋で切り付け合い、一人の青年がもう一人の青年の胸を刺して生き残りますが、それが果たして本物のテオなのかは観客にも生き残った彼にも分からないのです。


んー、書いてもやっぱり何が何だかよく分からないかもしれませんが、二人のテオが追い詰められてゆく過程はとても引き込まれ迫力のある演技でドキドキしました。

何せ二人しかいないので、二人の中で様々な感情が渦巻き、嵐のように荒れ狂い、爆発しているのです。

それは相当のエネルギーを要したと思います。

観客を置き去りにしないで、演じきった二人の若き表現者に大きな拍手と感謝を送りたいです。


DVDが出るらしく、もしかしたら公演後も買える様になるかもしれませんね。







観劇すると沢山のフライヤーを貰って、そこには本当に沢山の役者さん達の名前が連なっています。

こんなにもお芝居の世界で生きている人達がいるんだなぁと毎回驚きます。


アタシの知る青年も地方から出て来て有名な劇団の養成所の様な所に居て何度か東京の舞台に立ちましたが、その後、彼を舞台の上では観ていません。今、何をしているのかも分かりません。

ルックスや声に恵まれた人でしたが、観劇もしていないでしょうし役者修行をしている様子もなく、アタシはもう彼が役者として東京の舞台に立つ事はないと思っています。

東京と言う所は毎日お芝居の舞台があり、ショーがあり、ライブがある場所です。情報の移り変わりが激しく、競争も多い。

一つでも多くの舞台に立ち、一人でも多くの観客の目に触れてなんぼです。

それでも、表現者を生業にしてゆくにはとても難しい街です。



役者として舞台に立つ事の厳しさや素晴らしさ。

表現する事の誇り高さ。

アタシは山口さんに教えられた気がします。

千秋楽のカーテンコールでは涙を流していたと聞きました。多くの事と向き合い乗り越えた舞台だったんですね。

お疲れ様でした。

そして、ありがとう。

これからも観客の前で生きて下さい。























































































再演”クロードと一緒に” 千秋楽。

2015-04-23 18:55:06 | お芝居・テレビ
舞台「クロードと一緒に」再演、無事幕を下ろしました。

アタシしは二公演拝見し、二公演ともBlancでしたので”クロードと一緒に”史上もっとも感情的であった刑事と、もっとも幼く制御不能である”彼”イーブに出逢えた再演でした。


最後にはやはり、涙が出ました。

どうしても、一人の青年を救えなかった気持ちに勝てず、この手を落ちて暗闇に飲まれてしまった美しい金色の髪の男の子を思うと、哀しくて泣けてしまった。


松田さんの演じるイーブから伝わって来る物は、一般的な常識では考えられない事であっても、「それのどこがいけないのか、どうしてそれが批難されるべきことなのか」悪びれる事なくピュアに分からないと言う様な、天真爛漫とでも言いたい位の少年っぽさでした。しかし、その純粋さはどこか歪んで、時折、不協和音を奏でては彼を苦しませているような。

きっと今まで彼には、誰も、どの大人も

「イーブ、それはしてはいけない事なんだよ。」

と教えてくれなかったんじゃないかと感じました。本気で向かい合ってくれた大人が居ないまま成長してしまったんじゃないかと。






でも、イーブは夜な夜な客を取るため公園に立って、これが正常なわけがないと言う事はもう知っているんですね。

だから時々寝る前とかに「へどが出そうになる。」んだと思うんです。

そんなイーブを強く抱きしめて「よしよし。」と言ってくれた恋人のクロードの愛を、ほんの少しだって見落としたくなくて、イーブは精一杯出来うる限りの心と力でクロードを想ったんじゃないかと感じました。

その行く先が最愛の人の死であったのにもかかわらず、イーブは「あの人を愛してる。」と幾つもの夜に切り刻まれてボロボロになりながらも告白します。

「愛していた」ではなく、「愛している」と。








果てしない憎悪と、温かくて大きくて柔らかい愛にたった一人で対峙して演じた松田凌さんに敬意を表します。

松田イーブの激しさは、ピュアでありすぎるからこその爆発であると感じた再演でした。

本日の千秋楽で、今まで行った事のない領域までたどり着いたのではと感じる瞬間がありました。

きっとこの公演を終えた後の景色は今までとは違って見えていると思います。

お疲れ様でした。そして、ありがとう。





アタシは刑事役でしか拝見出来ませんでしたが、唐橋充さん。長くウェーブのかかった髪を振り乱しながらイーブに詰め寄る迫力が凄かった。

「俺はお前を逮捕するためには何でもやる、何でもだ!俺には根性があるからだ!!!」

この台詞が好きでした。激しく言い合い怒鳴り散らしてはいるものの、イーブとはちゃんと向き合ってると思ったんです。
人間くさい人。

この人が刑事と言う職についたの何故なのか?そう考えた時、唐橋さんの演じる刑事はこの「諦めなさ加減」が芯なのだと思いました。生まれ持った探求する事に関しての欲が。どうしても決着をつけたい人なのだと感じた刑事でした。





同じく、ギィ役でしか拝見出来なかったけれど山口大地さん。イーブが己の忌まわしき運命と闘うように独白を続けるうちに、ギィは記録を取るのをやめます。じっとイーブを見つめ、その話に耳を傾けていました。

冷静で常識人のギィにとっては、イーブの生きる世界などまったく分からないでしょう。

今まで聞いた事のない真実の告白に、大きな衝撃を受けたかもしれません。

しかし、大人として一人の青年に何か言葉をかけてやりたくて、告白を終えて脱力しているイーブの後ろ姿に近づき何か言おうとします。

が、何も言葉が出て来ないのです。

イーブのためにドアを開けて待ちますが、来ないと分かると耐え切れず一番先に部屋を出てゆきました。

きっと多くの大人は、イーブの話を聞いた直後はこんな態度を取るんじゃないかと思いました。







このお話の”救済”である、ラトレイユ役・鈴木ハルニさん。

この写真、可愛いわぁ~~

初演からの続投はハルニさんだけ。今回も「大ですか?小ですか?」の質問あり

あげく、イーブにも「大か?小・・」と聞こうとして、刑事に「聞くな!」と突っ込まれる始末

冒頭ではドアをガチャガチャとやって「アレ?あ、押すのか。」なんて言いながら舞台に登場し、帰る時も「あ、こっちからは引くんだね、あぁーおかしー」とか言いながら退場。出た、この空気の読めなさ加減

刑事に「外線は頭に9か?」と電話の使い方を聞かれ、「聞いてみます。」とか言って電話をかけますが

「あのぉー、もしもーし!ちょっと電話が遠いみたいなんですけどぉーーーーっ!!」

手元を見ると受話器が逆さまとかね

このピリピリした空気感の中にあって、ラトレイユの存在は本当に救いだと思うわけです。

「クロードと一緒に」に関してはずっとラトレイユは鈴木ハルニさんで演じて欲しいと思います



出演者の方々、関係者の方々に大きな拍手を送りたいです。

お疲れ様でした。

この舞台もまた、忘れえぬ物語です。

再演を初めて観劇した後電車に乗り、Heartと言うバンドの演奏する「Love Hurts」と言う曲をイヤホンで聴くうち涙が出そうになり、必死でこらえて帰りました。

涙目でつり革につかまるオバサンを、学校帰りの高校生が不思議そうに見ていました。

またいつかこの物語に会いに来れるのでしょうか。

そんな事を今、ぼんやりと考えています。


本当にありがとうございました。










さようなら、イーブ。














































クロードと一緒に ”再演”。

2015-04-22 18:28:33 | お芝居・テレビ
再演中の舞台「クロードと一緒に」を観て来ました。

初演も拝見させて頂いていますが、劇場も違い、セットも違うので、これまた違うお話として世界が出来上がっていました。

お芝居冒頭は初演と違って”観やすくなった感”がありましたが、やはり物語の肝に差し掛かって来るとそうは甘くはないわけで、「ああ、来た来た・・・・この感じ・・・。」とずしーんと落ちてゆきました。

なので、お芝居の初めの方にある鈴木ハルニさんの”ラトレイユ劇場”とも言える、親父ギャグ的ボケを存分に堪能し吸収しておくのが良いと思われます(笑)。

初演と比べるとボケるラトレイユにツッコミがきちんと入ったり、ギィの台詞が沢山あったりとかなり初演とは違います。

なので、ギィと刑事と関係性もよりハッキリとし、分かりやすかったと思います。


アタシが拝見したのは、「Blanc」です。刑事役を唐橋充さん、ギィ役を山口大地さんが演ずる方。

唐橋さんの刑事は台詞の言い方に独特のリズムがあり、慣れるのに少し時間がかかりましたが、彼の言う事や表情を追っていると長い髪を振り乱し自分の感情に素直に時折キレる佇まいとは裏腹に、正義感が強く熱い人となりが見え、真実にある「人の弱さ」に共鳴する繊細さがある様に感じました。

思うように喋らない”彼”に大爆発を起こしそうになっていて、理解の出来ない事柄が散らばる部屋の中にあり、しかしながら彼が何故殺人をおかしたのか、そう突き動かす根源はなんだったのか、誰よりも知りたい、知って理解したいと思っている様な所もあるんじゃないかと・・・。


山口さんの演じるギィは、非常に冷静で冷たい感じがしましたが、のぼせやすい刑事とのバランスを考えると「相棒」としては
山口さんの演じるギィは最適に思いました。

感情に押し流され、焦点を見失いかねない刑事にはこのギィの冷静さは必要です。


客席に向かって正面に執務室のドアがあるので、そのドアが閉じてしまうと向こう側に立っている警備官ラトレイユは完全に観客からは見えません。でも、話の流れでたびたびドアが開く時があり、そんな時のハルニさん演じるラトレイユの表情を観るのも楽しかったです。

刑事と「彼」が激しくぶつかり合った直後にドアが開かれた時、向こう側に居るラトレイユの表情が部屋の空気の全てを物語ります。

もう冒頭の様な”笑い”のかけらすら消え去ってしまっているのです。

うなだれるしかないラトレイユなのでした。



「彼」=「イーブ」役は松田凌さん。初演の相馬圭祐さん、稲葉友さんとはまた別人のイーブでした。
松田さんの演じるイーブはもしかしたら一番、幼いイーブかもしれません。一番本能に素直すなわち、自分ではコントロールの効かない男の子。

一番”その世界でしか生きられない”と言う雰囲気を持った「イーブ」だったかもしれません。

これしか出来ない、こうしてでしか生きて行けない。

何故だか分からないけれど、その世界で生きてゆく才能を持って生まれてしまった綺麗な男の子。

きっとそれは不幸で悲劇的な事です。

でも、そんなどん底で彼の出逢った「クロード」は、ありのままのイーブを何の躊躇もなく受け入れ愛してくれます。



それがどんなにか奇跡的な事なのか、自分がどんなに幸せだったのか、イーブは必死に訴えます。

でも、常識的な世界で育った者たちにはイーブの言う「愛」が理解したくとも、理解が出来ない。

イーブはイーブで、殺人へと駆り立てた真実の愛を言葉で表現する術を持たない自分に苛立ち、髪をかきむしります。


世界でたった一人、イーブの愛を理解してくれたのは「クロード」だったんだと思いました。



少しだけ気になったところがありました。

観客が聞きたいと思う台詞を噛んでしまう事が何回かありました。

観客は怒涛の様に放出される言葉に必死でついて行っているので、噛んだりしてしまうと一気に演じ手が何を言わんとしているのか分からなくなってしまいます。

感情の昂ぶる演技であっても、観客の欲する言葉を落とさないていてくれると、もっと客席との空気を濃くする事が出来ると思いました。


そして、今回は初演に比べて机の上の物が色々と跳んだり散らばったり、落ちたりしてました(笑)。

激しい演技なのでそれも良しと言う感じでお芝居としては成り立っていましたが、どうやらそうしてるうちに松田さんが怪我をしてしまったらしく・・・。


独白場面の後半、イーブは机の上に乗っかりペタンと座って話すのですが、アタシは松田さんの顔に一筋の赤い線が見えた気がしたのです。よく目をこらして見てると、その線は見る見る太くなって行くではありませんか!!

場面としては部屋中を移動しまくったり、寝転がったり、大きな身振り手振りでの独白ののち、判事の机の上に力なく座ってトーンダウンした声でポツポツと喋る感じでした。その頬に赤い涙の様に血がすーっと・・・。

場面と合っていると言えば合っていたし、松田さんの美しさに救われて舞台に戦慄はありませんでしたが、なんだか心配でドキドキしてしまいました。


拍手が続いていたのにも関わらずすぐに客電がつき、カーテンコールが無かったので余計と心配に・・・。

終演後、公式のtwitterで松田さんの怪我について、大した事はなく御本人は元気とお知らせがありました。

良かったです。



明日は千秋楽です。勿論うかがいます!!しかと見届けたいと思います。


あ、それと観劇する際はなるべく食事をとってから来て下さい(笑)。お芝居の最中に「ぐぐ~ぐぐぐ~~~」っと客席で誰かのお腹がなるとやっぱり気になって、気が散ってしまうから(笑)

シアタートラム内は飲食禁止ですが、トラムの周囲には食べる所ありますよ!

あと、劇場は音が極力外へ出ない作りになっているために(役者さんが声を張らなくてもよく聞こえます。)、どんな小さな音でもかなり響きます。しかもトラムは床が木か何かで足音が凄く響くんです。今日はラスト直前に席を立った人が居て、グッと入り込んで観たいのにコツコツと響く足音に気を取られてしまいました・・・・。その方の都合なので、言う事は出来ないけれど、「勘弁してください・・・」と思ってしまいました。

やむなく席を立つ場合でも、足音には充分気をつけて下さい。

あとね、スマホとか、何だかわかんないけど落とす人!!「がんっ!」て凄い音するから、スマホは電源切ったらカバンに入れてね。

そんでカバンを落とさないでね。

落とすの嫌だったら座席の下に置いて下さい。


緊迫する場面が多い舞台ですから、客席が舞台の邪魔をしないよう、よろしくお願いしたいと思います。
































再演!「クロードと一緒に」思わぬ誤算。

2015-02-21 02:02:27 | お芝居・テレビ
いやいやいや。

真田十勇士に続いて、再演の決まった「クロードと一緒に」。

思わぬ誤算にあたふたですわ

もんの凄いチケット争奪戦

予想だにしてなかったわー。

マジで。


まず、会員登録してあるeプラスでの先行予約の日、瞬きする間に完売

どう言うこっちゃ


「んん~まぁ、そんなに大きな会場ではないし、予定枚数が少なかったのかもなぁ~~。」

などとのんびり構えていたら。

一般販売の日。10時になった途端、飛ぶように売れてゆくクロードチケット

考えている時間は無かった

「あぁ~~~、早くしないと売り切れちゃうよぉぉぉぉぉーーーーーっ

だってねぇ、あぁた、ほんの数秒ためらっただけでもう完売マークついちゃう緊迫感ったらハンパなかったわよ。


何なのコレ

と思いながら涙目でパソコン前で戦いました。


事前に劇場の方の無料会員になっていて本当に良かった・・・。

でも千秋楽は取れなかったんです。


大手の方のプレイガイドに行ってみるも、予定枚数終了を示すバッテンマークが。

他の日はどうなのかなぁとチェックしてみると、さすが大手。まだ若干残っていました。

でも、出来れば千秋楽に行きたいんだよなぁ・・・

なんてぼやきながら、もう一度日時のページへ戻ってみると、なんと

千秋楽のチケットがまた販売しているじゃありませんか

さっき確かにバッテンついてたのに

と思ってポチリとしてみると、買えるじゃありませんか

何だろ、あまりに売れるんで、もうちょっとチケット開放したんですかね?

アタシにためらいはなかった・・・。迷わず買ってしまいました。

ああゆうのって諦めちゃダメなんですねぇ・・・。

そう言う事が起きたりするんですねぇ・・・。

ああ、疲れた


再演に出演する俳優さん達は凄く人気があるんですね。

知らなかった・・・。

誤算だった・・・


再演の「クロードと一緒に」は今現在、前売りは全公演完売しております。

いや、マジでこれは凄いワ・・・。