leka

この世界のどこかに居る似た者達へ。

いりゅーそーさSP その3。

2013-11-14 23:39:36 | お芝居・テレビ
遺留捜査スペシャルはスペシャルと言うだけあって、そう簡単にお話は終わりませんでした。

二つの事件が絡み合い、大きな事件となっていたのです。
しかしその二つの事件は、平和に真面目に生きている人間の心が引き起こす切なさに満ちた哀しい事件でした。


ケガの手当てを、と看護士さんに言われますが「まだやる事があるんです。」と言って事件の本当の終結へ向かう傷だらけの糸村刑事。本日は5割り増しぐらいで男前ないとむぅ。


難病を抱えた人質の少女はこの病院の院長の娘でした。容態の悪化したその女の子の病室では「もう一人の犯人」が銃を女の子に向けていました。

1年前にこの病院に入院していた息子を失った犯人。その死について思いもよらない真実を突き止めてしまったこの男は、真実をもみ消した院長に復讐するため犯罪に走ったのでした。




修羅場と化した病室へ表れた糸村刑事。

なんだか汗だくで顔色が悪いのが気になります。しつこいようですが、撃たれてんですよこの人は!


犯罪に巻き込まれて死んでしまった被害者は、もう何も言う事は出来ません。

被害者が遺した物に宿るメッセージを、糸村刑事は丁寧に読み取る才能を天から授かった男なのです。




生まれついての悪いヤツや、生まれついての犯罪者など居ない。

そこには必ず「理由」がある。

生きていた時分には伝え切れなかったその人の「人となり」を、糸村刑事は伝えます。

道筋が明るい方へと繋がった時、罪を犯した人間は自分の愚かな行ないを激しく後悔し、「償い」でしかその代償が払えない事を知るのです。





事件の本当の終結をむかえた糸村刑事の表情。小田和正さんの歌う主題歌の様に、嵐が去って優しく吹いて来た風を受けているかのような。


でもやっぱり・・・汗が・・・。嫌な予感・・・。





処置を受けるため、病室から運び出される少女を見送る糸村刑事と水沢課長。

「これでやっと一件落着ね。」と言う課長の言葉に「はい~・・・。」と何だかフワフワした感じで答える糸村さん。





んっ!?どうした、いとむぅっ!?





きゃぁぁぁーーーーーーーっ!!!









つつつーとすべる様に崩れ落ちる糸村刑事。目をパチパチさせて「あれ?いや、なんか力入んないって言うか・・・」




水沢課長: 何これっ!!!ちょっ、い、糸村君っ!!

糸村: なんなんでしょうね、これ・・・


ねぇ、これヤバイんじゃないのっ!!??

マジでヤバイって!!ねぇってばっっ!!!!!






糸村: なんか暗くなって・・・


いぃぃやぁぁぁぁーーーーっ!!!






いやよ、いとむぅぅぅぅっ!!死んじゃいやぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!!!!!




つづく。





















































































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