ここでは、社長 (寺川 勲雄) の介護日記を掲載しております。
現在進行中の介護です。はじまりは2007年ですが、近年のものより順次載せております。この介護日記は、みのりホームの 「ティータイム通信」 にて掲載し続けているものですが、ぜひこちらでも紹介したく、掲載の運びとなりました。
※今回は、2009年、10月号に掲載の内容です。
先日、元気なお年寄りが共同生活する 「グループリビング パレット」 でオカリナ演奏があった。このパレットではフラダンス、絵画等の教室が開かれたり、小旅行を楽しんだり、ハーブやギター、琴などの演奏会が時々開かれる。
今回のオカリナ演奏にも50人程度の人達が集まって、その美しい音色を楽しんだのだが、演奏が終わってこの演奏者(男性)と話す中で興味深い話を聞いた。
彼は、愛媛アイバンクの事務局長をやっている。四六時中携帯電話を持ち角膜提供の申込みを受け付けているそうで、勿論演奏中に電話のある時は中断して対応する。
しかし県内で年間5人程度の角膜提供の申し出があるそうなのだが、必要とする人は40人もいるという。
心臓や肝臓等の臓器は死亡直後に摘出しなくてはいけないが、角膜の場合は死亡後10時間以内ならOKだそうだ。しかも、角膜の耐用年数(変な言い方だが)は、120~130年だと云う。
何かの話で人間は130歳くらいまで生きられると聞いたが、この話とも符合する。まさに天の配分と云うべきか・・・
ウチのおばぁちゃん、100歳まで生きたとしても未だ20~30年使える訳だから、灰にしてしまうのはいかにも勿体ない。幸い白内障の手術はしたが、目も耳もしっかりしたものである。念のため、聞いたところによると、角膜移植に白内障の手術は影響が無いとの事である。
おばぁちゃんにどう納得してもらうか、葬式スタイルの話と同じ様にこの話も中々面と向かって話しにくいものである。それにもまして「私の事より、あんたどうするの?」 と云い返されそうである。
現在進行中の介護です。はじまりは2007年ですが、近年のものより順次載せております。この介護日記は、みのりホームの 「ティータイム通信」 にて掲載し続けているものですが、ぜひこちらでも紹介したく、掲載の運びとなりました。
※今回は、2009年、10月号に掲載の内容です。
先日、元気なお年寄りが共同生活する 「グループリビング パレット」 でオカリナ演奏があった。このパレットではフラダンス、絵画等の教室が開かれたり、小旅行を楽しんだり、ハーブやギター、琴などの演奏会が時々開かれる。
今回のオカリナ演奏にも50人程度の人達が集まって、その美しい音色を楽しんだのだが、演奏が終わってこの演奏者(男性)と話す中で興味深い話を聞いた。
彼は、愛媛アイバンクの事務局長をやっている。四六時中携帯電話を持ち角膜提供の申込みを受け付けているそうで、勿論演奏中に電話のある時は中断して対応する。
しかし県内で年間5人程度の角膜提供の申し出があるそうなのだが、必要とする人は40人もいるという。
心臓や肝臓等の臓器は死亡直後に摘出しなくてはいけないが、角膜の場合は死亡後10時間以内ならOKだそうだ。しかも、角膜の耐用年数(変な言い方だが)は、120~130年だと云う。
何かの話で人間は130歳くらいまで生きられると聞いたが、この話とも符合する。まさに天の配分と云うべきか・・・
ウチのおばぁちゃん、100歳まで生きたとしても未だ20~30年使える訳だから、灰にしてしまうのはいかにも勿体ない。幸い白内障の手術はしたが、目も耳もしっかりしたものである。念のため、聞いたところによると、角膜移植に白内障の手術は影響が無いとの事である。
おばぁちゃんにどう納得してもらうか、葬式スタイルの話と同じ様にこの話も中々面と向かって話しにくいものである。それにもまして「私の事より、あんたどうするの?」 と云い返されそうである。