去る10/31(土)・11/1(日)に、毎年恒例イベントの感謝祭を
開催させて頂きました。
主に、これまでお世話になったお客様・ご近所の方々をご招待させて頂き、
①楽しんでいただく
②感謝の気持ちを伝える
③より栗田工務店を知って頂く
という3つの目的のイベントです。
10年以上続いているイベントで、店舗を移転して、4回目になる今年は、
想定以上の249組のお客様にご来場いただきました。
嬉しい反面、私共の準備不足により、お客様に不愉快な思いをさせてしまった面もあり、
心よりお詫び申し上げます。
イベント内の人気コーナーに、「包丁研ぎサービス」があります。
これは、大工職人がお客様の包丁を砥石で研ぐ という
サービスですが、日頃、かんな や のみ をメンテナンスとして
研いでいる大工職人の刃を研ぐ技術は、本当に素晴らしいです。
さて、例えば、大工職人が、かんな刃を研ぐ という作業は、時間も労力かかるから
、作業が面倒だからといって、研いでいないと、その刃での作業は、
研いでいる刃 の何倍もの労力と、品質に影響があるでしょう。
お客様に接する現場監督社員の「刃を研ぐ作業」は、現場監理技術・ご提案力・商品知識の向上であり、
経験豊富な社員と同行したり、難工事現場を見学したり、研修に行ったり、専門書を読んだり、
という行為になります。日常業務の目先の仕事に追われ、ついつい先延ばしになりがちですが、
これらは、お客様満足に直結し、極めて重要な仕事と言えるでしょう。
そして、お客様からのご満足頂いたときの感謝の言葉や苦言・叱咤激励のお言葉は、
私共の人間性をも成長させていただく「刃を研ぐ作業」になっています。
「人は仕事で磨かれる」 元伊藤忠商事社長・元中国大使 丹羽宇一郎氏の
言葉は、至言といえます。
一人でも多くのお客様に、「栗田工務店と出会って良かった。」と思って頂けますよう
刃を研ぐ作業に精進して参ります。今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。