シリア騒乱と修羅の世界情勢

第三次世界大戦を阻止するブログです。

革命の指導者は、何万人もの被告人および有罪判決を受けた人の恩赦と刑罰の軽減に同意する

2023年02月06日 | 国際社会
革命勝利44周年とラジャブの祝日を記念して..
 2023 年 2 月 5 日日曜日 - 10:41 GMT



イスラム革命の指導者であるアヤトラ・アリ・ハメネイは、最近の暴動で有罪判決を受けた者や他の囚人に対する広範な恩赦を布告で承認した.


世界-イラン

司法長官がイスラム革命の指導者アヤトラ・サイイド・アリ・ハメネイに提出した提案に続いて、最近の出来事で告発され有罪判決を受けた多数の人々の恩赦と処罰の軽減に同意することを目的とした。一般法廷、革命法廷、軍事法廷で有罪判決を受けた後、陛下はこの提案の承認を発表しました。


Hujjat al-Islam wal-Muslim Gholam Hossein Mohseni Ejei がイスラム革命の指導者に宛てた手紙の中で、次のように述べられています。カウントの扇動とプロパガンダは、家族や親戚に問題を引き起こすだけでなく、苦しみを引き起こしました。現在、彼らの多くは反省を示し、外敵の計画と反革命・反人民の流れを暴き、許しを求めている。


最高裁判所長官は書簡の中で次のように書いています: 専門家の仕事を遂行し、管轄当局と相談した後、被告人および有罪判決を受けた者を赦免し、被告人および有罪判決を受けた者の刑を 2 つの部分に減刑するための一般条件が準備されました。


この書簡の最初の部分では、最近の事件の被告人および有罪判決者に対する恩赦および刑罰の軽減の条件を発表する一方で、次のことが強調されました。条件。


恩赦の条件を発表し、最近の事件で被告人および有罪判決を受けた人への処罰を軽減する際に、それは次のように述べています。施設であり、特別検察官はいません。


一般裁判所、革命裁判所、軍事裁判所でも判決を受けた者の恩赦と減刑を求める司法長官の要求の第 2 部では、特別検察官の不在、残りの判決などの条件が発表された。 22 バフマーン (イスラム革命の勝利の記念日である 2 月 11 日) までであれば、最長 1 年間の禁固刑を宣告された者のうち、少なくとも 1 か月間、刑期の 4 分の 3 に耐えた。 1 年以上 5 年以下の懲役を言い渡された者で、バフマーンの 22 日までにその 5 分の 1 に耐えた場合、10 年以上 20 年以下の懲役を言い渡された者の刑期の半分。彼らは 2 年以上の 22 バーマンまでの禁固刑、および意図的でない犯罪で有罪判決を受けた者全員に対する残りの禁固刑に耐えてきたこと。


法の下に子供の後見または監護権を有する有罪判決を受けた受刑者、難病に苦しむ受刑者、70 歳以上の男性受刑者、60 歳以上の有罪判決を受けた受刑者、およびその能力がないために投獄されている受刑者に対する特別な条件を発表する。罰金を支払う 恩赦と刑の軽減を求める手紙の他の内容の 1 つです。


司法長官では、銃器の密売、武装強盗や窃盗、麻薬や幻覚剤に関連する犯罪、汚職や売春センターの設立、アルコール飲料の密輸、密輸など、いくつかのカテゴリーがこの恩赦から除外されました。体系的かつ定期的な方法での商品や外貨の流通 経済システムの不安定化の開始と参加、および内外のセキュリティに関連する犯罪。

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 2023 年 2 月 5 日日曜日 - 02:16 GMT



イラン外務省のスポークスマンであるナセル・カナニは、「Fordo」ウェブサイトでのイランの平和的核活動に関するヨーロッパのトロイカと米国の声明に応えた.

世界-イラン

Kananiは次のように書いています。
Kanani は次のように付け加えました。2023 年 1 月の前回の検査では、2022 年 11 月 17 日付の調査票に関して、新たな矛盾する手順は記録されませんでした。

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 2022 年 11 月 22 日火曜日 - 11:11 GMT



国家原子力機関の責任者であるムハンマド・エスラミは、以前に発表したように、圧力と政治的決定は何も変えず、決定の発行は深刻な反応をもたらすと発表しました。理事会、私たちは月曜日からフォードーで60%濃縮ウランの生産を開始しました。


世界-イラン

あるイスラム教徒は、月曜日の声明で次のように付け加えました。原子力発電所の開発を対象とする法律を議題に入れました。」国内の原子力発電の 20% 増加に貢献すること。

彼は続けて、次のように述べた。原子力技術からの発電、および原子力機構における汚染物質、特に浸出液を削減するための装置の構築と装備の分野で対策が講じられる予定です。



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 2023 年 2 月 5 日日曜日 - 01:15 GMT



祝福されたアル アクサ モスクの説教者であるシェイク「イクリマ サブリ」は、祝福されたアル アクサ モスクを引き続き擁護し、占拠を扇動するキャンペーンとそれに反対するメディアに屈しないことを確認しました。


世界-パレスチナ

サブリ氏は、今日、日曜日の記者会見で、「占領の傲慢さと過激派の脅威は、アル・アクサーに対する私たちの立場を弱めることはない」と強調した。
彼は、私たちに対する扇動のキャンペーンが予想されており、それはアル・アクサの大義から私たちを遠ざけることを目的とした組織的なキャンペーンの延長であると述べました.
昨日の朝、ヘブライ語のメディアはシェイク「イクリマ サブリ」に対する新たな扇動キャンペーンを開始し、マアリブ新聞はその一面に、アル アクサの説教者を対象としたレポートを掲載し、占領刑務所での逮捕を呼びかけました。


エルサレムの高等イスラム委員会は、祝福されたアル アクサ モスクの説教者であるシェイク「イクリマ サブリ」に対するヘブライ人の組織とメディアの扇動の責任を占領当局に負わせました。


委員会は、シェイク・イクリマに危害を加えることはパレスチナの宗教的権威に違反することを考慮して、シェイク・イクリマへのいかなる危険についても警告した.

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 2023 年 2 月 5 日日曜日 - 01:08 GMT



シリアのファイサル・アル・ミクダッド外務・駐在員大臣は、アメリカとその西側工作員が、大量破壊兵器を所有しているという口実で、20年前にイラクで行ったのと同じ演劇と同じ嘘を今日シリアで行っていることを確認した。


世界-シリア

Al-Miqdad は、世界が過去の教訓から学ぶ必要があることを強調し、これらの国々が再び誤解を招き、他国を標的にして、その安全と安定を損なうことを許してはならないと強調した。


Al-Miqdad は本日、日曜日の声明で次のように述べた。米国のイラク侵攻を正当化するために事前に準備された欺瞞の代表的な役割を果たすための評議会は、大量破壊の化学および生物兵器を所有しており、パウエルはその時に提示した(音声録音)、(衛星画像) 、(目撃者の証言)および(文書)、そしてそれらが推測ではなく証拠であり、これらは事実であり、十分に文書化された情報であることを確認しました.


パウエル議長は、パウエル議長が手で小さなチューブを持ち上げ、何万人もの人々を殺すことができるイラクによって生産された生物学的物質が含まれています。


そして彼は続けた。 「これらの嘘は嘘であり、これが残した悲惨な結果を誰もが知っている。侵略、戦争犯罪、イラクで米軍とその同盟国によって犯された人道に対する罪。」


アル・ミクダッドは次のように述べた。過去の教訓から学ばなければならず、フランスにいる米国とその代理人が再び許されることを許さない.そして、それらの安全、安定、繁栄を弱体化させます。

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宇宙の中心でメーガンが叫ぶ?

2023年02月06日 | 国際社会

宇宙の中心でメーガンが叫ぶ?

2023-01-31 23:43:00
テーマ:ブログ
公式ジャンル記事ランキング:占い・スピリチュアル645位
 

二人の結婚が「貴賤結婚」といわれる大きな理由イギリス王室を離脱をめぐってすったもんだあったヘンリー王子とメーガン夫人を追ったドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』(Netflix)について、歴史エッセイストが解説。www.cyzowoman.com

↑↑↑
昨日載せた記事で
特に印象に残っているのが
こちらです。(途中自分のコメントも入れています。)
↓↓↓
 たとえば、彼女はヘンリー王子が属するイギリスの上流階級の伝統、慣例、文化にはまったく無知であり、無知であることをむしろ誇っているかのようなそぶりが見られたのには閉口してしまいました。

彼女はあらゆる貧困を支援する立場を崩さず、“多様性のシンボル”として振る舞いたいようでしたが、自身がギャングの横行する貧民街の出身だと報道されたことにはたいそうご立腹で、自分が少女時代に暮らした街並みや、住んでいた家を母親とともに車で移動しながら、「素晴らしい場所!」とコメントする姿をわざわざ撮影し、見せてきました。古風なタイプで、規範を守り、成績はオールAの優等生の少女であったとも……。

 しかし、後に自身が認めているように、イギリスの上流階級の頂点に位置する英王室出身のヘンリー王子とメーガンさんには身分的、経済的な格差だけでなく、文化的な大きな落差があり、これはどうやっても解決できるものではなかったようです。これが彼らの結婚を
「貴賤結婚」
だったと認めざるをえない理由となって、彼らに大きな不幸をもたらしたと考えられます。

 誰しもそうですが、自分こそ、平均的な人物だと考えがちです。

『ハリー&メーガン』の発言を見る限り、メーガンさんは、とりわけそういう傾向が強い上に

王室の伝統を重んじないのに
自分は敬えって感じで
尊大で見ていて不愉快です。
本当に愛していたら、相手の属してきた環境も愛さなくてはいけないのではないでしょうか。

自分が宇宙の中心のように生きており、周囲の人々にもその“秩序”に従うことを求めているようです。

 そして彼女は、自分の価値観の外に決して出ようとしないのですね。自分の生まれ育った文化圏を“最上”として捉えるがあまり、そのポジションから見て“下”になる貧しい移民層の人々の支援では強く輝くことができるのですが、それよりも“上”の世界にはまったく順応できず、輝きを失ってしまっていたようです。 




メーガンの悪意を感じた決定的なシーン


 とくにひどかったのは、イギリス国歌さえも知らないのでグーグルで調べたという発言や、女王に謁見するときに女性が行わねばならない、「コーテシー(courtesy)」にのっとったお辞儀の作法を「中世みたい!」といって、バカにしたような笑みを浮かべたシーンです。ヘンリー王子が、この時、さすがに妻を擁護する言葉もなく、困ったような顔で沈黙したのは興味深かったですね。


コーテシー



一番美しいと言われるのは
エリザベス女王の長女アン王女




こちらは、メーガン妃です。全く違うものに見えますね。



キャサリン妃、こちらも余裕、身体が垂直なんですね。足がつりそうですね。

Kate Makes Curtseys CountKate Makes Curtseys Count meghan markleyoutube.com

まあ、私たち一般人からしたらあなたの知らない世界ですがその世界に入るのなら覚悟もいるし、色々な文化、風習、歴史を知らなければなりませんよね。優等生を自慢するなら全てを飲み込むのも早いはずですよね。

王子を選んだのならその相手にふさわさしくなる努力をしないといけませんね。妃と言う敬称を頂いているわけですからね。王子より前に前に出てヘンリー王子の格を下げて、笑いものにした罪は、大きいかも。メーガンは、女優業で主役をやったことがないので、世界の主役いや、宇宙の主役になりたかったのかもしれませんね。

まさに宇宙の中心でメーガンが叫ぶって感じですかね?


https://www.youtube.com/watch?v=OAosNoQYUAs

追記
さて、昨日からこの曲ばかりを聴いています。😭寂しいです。



シーナ&ロケット ユーメイドリーム旦那さんもすてきな方ですいつも奥様の左におられますyoutu.be


謹んでご冥福をお祈り致します。





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2023/01/28 17:00堀江宏樹(ほりえ・ひろき)
  • 日本のアウト皇室史

メーガン夫人とヘンリー王子(C)GettyImages


 「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な「皇族」エピソードを教えてもらいます! 今回はいつものインタビュー形式から少々趣向を変えて、イギリス王室を離脱をめぐってすったもんだあったヘンリー王子とメーガン夫人を追ったドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』(Netflix)について、堀江宏樹氏のレビューをお届けします!


 Netflix特別製作のドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』を拝見して、モヤモヤがいっそうひどくなってしまった視聴者の一人です。インスタグラムで知り合い、メッセージ交換で親しくなってから、初リアル……と「普通の人」ぶりを執拗にアピールしたエピソード1。


 しかし、実際の「普通の人」は彼らみたいに、デートで使う飛行機代だけで何十万円もかけても平気なワケがありません。2022年の夏、カナダのある都市からロンドン行きのビジネスクラスの切符代は5500ドル程度だったようです(筆者調べ)。日本円で約75万円なり。


 チャールズ国王と故・ダイアナ妃の間に生まれた「第二王子」である「ハリー」ことヘンリー王子と、その妃となったメーガンさんの結婚生活は、どうしてこれほどまでにトラブル続きなのでしょうか。


 歴史的な観点から見たところ、彼らが「貴賤結婚(morganatic marriage)」のカップルであったことが大きいでしょうね。貴賤結婚という文字面のインパクトに、たじろく読者もいるでしょうが、「社会的階層と経済的な格差に大きな隔たりのある相手同士が結婚すること、そしてそれによって生じる問題」を指しています。


 イギリス王室では、20世紀中盤、英国王エドワード8世が退位してまで、離婚歴のあるアメリカ人の平民女性ウォリス・シンプソンとの結婚を強行した「王冠をかけた恋」が有名ですね。


 ヨーロッパの王室の歴史を遡ると、ちらほらと貴賤結婚の実践者は見られます。インパクトがあるのは、19世紀前半、オーストリア帝国の皇帝の皇子のヨハン大公が、山村の郵便局長の娘、アンナ・プロッフルと結婚した“事件”でしょう。


「王室の縮小」を掲げるチャールズ王の方針で、ヘンリー王子とメーガンさんの間に生まれたアーチーくんなどにも王室のメンバーであると証明する爵位(タイトル)が与えられない可能性が浮上していますが、身分違いの結婚をしたヨハン大公とアンナの息子にも同じように爵位が与えられず、「王室のメンバーとして認めない」という決定が下されました。


 ヨハン大公は、料理上手なアンナとの結婚生活にはとても満足していたようですが……。

 こういう“事件”が起きた場合、当初は大スキャンダルになるものの、歴史の表舞台からはカップルの名前はひっそり消えていく傾向があります。実家からはハレモノ扱いを受け、表に出てくることを禁じられてしまうからです。


 しかし、「メディアの世紀」である21世紀の王族・ヘンリー王子は、従来どおりに沈黙を続けなかったのでした。「沈黙は金」(正確には雄弁は銀、沈黙は金)は、19世紀イギリスの作家トーマス・カーライルが有名にした古いことわざで、言うまでもなく日本以外でも使われています。しかし、沈黙するだけでは「金(カネ)」は稼げませんからね……。


二人の結婚が「貴賤結婚」といわれる大きな理由

 もはや名ばかりの王族となったヘンリー王子には、メーガンさんとセット販売されるリアリティ・タレントとして生きていくしか、活路はないのでしょうか。『ハリー&メーガン』では、ほぼすべての質問への口火を切るのはメーガンさんでしたから、口下手でシャイなヘンリー王子の行く末には不安が募るばかりです。


 そうしたヘンリー王子が抱える鬱屈が、活動的なメーガン・マークルさんをより魅力的に際立たせたのでしょうが、彼女は妃殿下向けというより、活動家向けのパーソナリティの持ち主でした。また、彼女の“中流アメリカ人意識”はイギリス王族の出身であるヘンリー王子との結婚でも微塵も変化せず、結果的に、二人の結婚は「貴賤結婚」といわれる関係にありがちな問題を大いに抱え込むことになったのです。


「21世紀に身分の話!?」と思われるかもしれませんが、欧米社会において、生まれ育った家庭環境、そして社会環境はスティグマ(刻印)として生涯、その人につきまとう代物だと今なお、強く考えられています。これは厳然たる事実で、メーガンさんがこの番組の中でとった言動を見ていても、明らかです。


 彼女はあらゆる貧困を支援する立場を崩さず、“多様性のシンボル”として振る舞いたいようでしたが、自身がギャングの横行する貧民街の出身だと報道されたことにはたいそうご立腹で、自分が少女時代に暮らした街並みや、住んでいた家を母親とともに車で移動しながら、「素晴らしい場所!」とコメントする姿をわざわざ撮影し、見せてきました。古風なタイプで、規範を守り、成績はオールAの優等生の少女であったとも……。


 しかし、後に自身が認めているように、イギリスの上流階級の頂点に位置する英王室出身のヘンリー王子とメーガンさんには身分的、経済的な格差だけでなく、文化的な大きな落差があり、これはどうやっても解決できるものではなかったようです。これが彼らの結婚を「貴賤結婚」だったと認めざるをえない理由となって、彼らに大きな不幸をもたらしたと考えられます。


 誰しもそうですが、自分をこそ、平均的な人物だと考えがちです。

『ハリー&メーガン』の発言を見る限り、メーガンさんは、とりわけそういう傾向が強い上に、自分が宇宙の中心のように生きており、周囲の人々にもその“秩序”に従うことを求めているようです。


 そして彼女は、自分の価値観の外に決して出ようとしないのですね。自分の生まれ育った文化圏を“最上”として捉えるがあまり、そのポジションから見て“下”になる貧しい移民層の人々の支援では強く輝くことができるのですが、それよりも“上”の世界にはまったく順応できず、輝きを失ってしまっていたようです。


 たとえば、彼女はヘンリー王子が属するイギリスの上流階級の伝統、慣例、文化にはまったく無知であり、無知であることをむしろ誇っているかのようなそぶりが見られたのには閉口してしまいました。




メーガンの悪意を感じた決定的なシーン

 とくにひどかったのは、イギリス国歌さえも知らないのでグーグルで調べたという発言や、女王に謁見するときに女性が行わねばならない、「コーテシー(courtesy)」にのっとったお辞儀の作法を「中世みたい!」といって、バカにしたような笑みを浮かべたシーンです。ヘンリー王子が、この時、さすがに妻を擁護する言葉もなく、困ったような顔で沈黙したのは興味深かったですね。


 メーガンさんは自分を「優等生」だと主張しますが、カメラを向けられると、その場を盛り上げるために口からあらぬ言葉がしゃしゃり出てしまう生粋のタレント気質なのかもしれません。とにかく、おおげさに両腕を広げ、「こういうお辞儀までする人もいる」と言ってから「中世みたい!」と付け足した彼女の様子には、あからさまな悪意が感じられました。


「なにもかも上手にこなせて当然」とされる王室の伝統と流儀の前に敗北し、「(私は)頑張ったけれど、それでも足りなかった」と涙するメーガンさんに、同情の余地はありますが、本当の意味で、馴染むための努力を行ったかどうかも私には疑わしく思える部分もあります。「家族を守る」と言葉面は立派ですが、ヘンリー王子が行う度重なる引っ越しなどに伴う莫大な金銭の支出以外、「家族を守る」という目標に具体的に取り組めていたかも疑わしいですね。感情の浮き沈みが台風に激しい妻にひたすら引きずられていただけ、というように見えてしまいました。
次回に続きます。



サイゾーウーマン2022.12.03


サイゾーウーマン2022.10.22




堀江宏樹(ほりえ・ひろき)
1977年、大阪府生まれ。作家・歴史エッセイスト。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。日本・世界を問わず歴史のおもしろさを拾い上げる作風で幅広いファン層をもつ。著書に『偉人の年収』(イースト・プレス)、『眠れなくなるほど怖い世界史』(三笠書房)など。
Twitter:@horiehiroki
原案監修をつとめるマンガが無料公開中。「La maquilleuse(ラ・マキユーズ)~ヴェルサイユの化粧師~」 最新刊は『本当は怖い江戸徳川史』(三笠書房)