2/18(土) 21:20配信
ソフィー・ウィンクルマン
『ダウントン・アビー』の製作者で脚本家でもあるジュリアン・フェロウズの同名小説が原作の歴史ドラマ『ベルグレービア 秘密だらけの邸宅街』シーズン2の放送が決定。英国王室のメンバーで、フレデリック・ウィンザー卿の妻でもある女優ソフィー・ウィンクルマンが主要キャラクターの一人、貴族のレディー・ロチェスターを演じる。
シーズン1では、ロンドンの超高級住宅街ベルグレービアを舞台に、ワーテルローの戦い前夜のパーティの余波を描いていた。 シーズン2はシーズン1の25年後を描き、まったく新しいストーリーが展開される。
『Daily Mail』によると、ソフィーは「物語の中心人物の一人」だという。
「とても幸運なことだと思う。ソフィー・ウィンクルマンとは私が書いたTV版『Titanic』で一緒に仕事をしたことがあって彼女のファンだったが、キャスティングは監督のジョン・アレクサンダー率いるグループが決定した」とフェロウズは同紙にコメントしている。
ソフィーは2009年、マイケル・オブ・ケント王子(エリザベス女王のいとこ)の息子フレデリック・ウィンザー卿と結婚して、ロイヤルファミリーの一員になった。ソフィーはもともと女優で、結婚後も仕事を続けており、『サンディトン』シーズン1にはシャーロット・ヘイウッドの友人、レディ・スーザン役で出演。来月から始まるシーズン3にも登場する。
彼女は王室の公務を担ってはいないため、王室メンバーとして姿を見せるのは2022年のエリザベス女王の国葬など、限られた時だけだ。
Netflixで『ハリー&メーガン』が配信された際には、ロイヤルファミリーが「残酷なメディアの注目や批判、うそに晒されている」と発言。
「絶えず残酷なメディアの注目や批判、うそ、卑劣な手段で攻撃する、事実に基づかないテレビ番組に直面しながらも、熱心に仕事を続け、不平を言わず、勇気あるロイヤルファミリーの高位メンバーと、親密な関係が強まっていくことを私は大事にしています。
彼らは常に私に優しく、彼らを知ることができて光栄に思っています」と2022年12月、『Spectator』誌に書いている。
『ベルグレービア 秘密だらけの邸宅街』シーズン2の放送開始日は未定。シーズン1は日本ではスターチャンネルで視聴可能。
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2023年2月18日(土)14時01分
ジェームズ・クロフォード=スミス
2018年のロイヤルアスコットに参加したヘンリー王子とメーガン妃 Paul Childs-Reuters
<親しみやすい王子と、新たな風を運んできた妃は熱狂的な人気を集めていたが、その時から不穏な影は差していたと動画は指摘する>
ネットフリックスのドキュメンタリー番組や、ヘンリー王子の回顧録出版もあってイギリスでは人気が凋落し、いよいよアメリカでも「飽きられ始めた」と言われる英ヘンリー王子とメーガン妃。今やチャールズ国王に代替わりした英王室との距離もすっかり開いてしまったが、王室メンバーがヘンリー夫妻を嫌うのは、彼らの人気を妬んでいるからだとする動画が注目を集めている。
これは2018年に開催された英王室のイベントの会場で、ヘンリー王子とメーガン妃に対する観客の反応と、ほかの王族に対する反応を比較した内容。
王室主催のロイヤルアスコットの会場を、まずはエリザベス2世、その長女であるアン王女、当時のチャールズ皇太子とカミラ夫人、エドワード王子(エリザベス2世の三男)とソフィー夫人を乗せた馬車の列が、静かに通過していく様子が映っている。
しかし、続いてヘンリー王子とメーガン妃を乗せた馬車がやってくると、突如として観客たちが沸き立つ。当時は、彼らの結婚式からわずか数週間後というタイミングだった。
この動画は、meghanxharryというアカウントで投稿された動画を、TikTokユーザーのangiems1984が再投稿したもので、「彼らがメーガンを嫌っている理由」というキャプションが付けられている。
つまり、王室メンバーらがヘンリー王子夫妻の熱狂的な人気を快く思っていなかったことが、現在の疎遠な関係につながったと言いたいのだろう。
女王さえ上回っていた結婚直後のヘンリー人気
その見方が正しいかどうかは確かめる術もないが、当時のヘンリー王子夫妻が国民から受けていた支持と人気の高さは、ユーガブ(YouGov)が2018年5月から10月に実施した世論調査でも証明されている。
ヘンリー王子は英王室で最も人気のあるメンバーに輝き、その人気は当時のエリザベス女王さえも上回った。
メーガン妃の人気は、夫であるヘンリー、女王、ウィリアム王子(夫の兄)、その妻キャサリン妃、フィリップ王子(女王の夫)に次ぐ6位だった。
2018年5月19日に結婚したヘンリー王子とメーガン妃は、その直後から、公式行事への関与や参加を引き受けるようになった。
女王やチャールズ皇太子夫妻とともにロイヤルアスコットに参加したのは、2018年が最初で最後のことだった。なおこのときは、ウィリアム王子夫妻は参加していなかった。
現在、改めて注目を集めている動画に対しては、ヘンリー王子夫妻への好意的な声が多く寄せられている。あるユーザーは、「観客のあの反応を見て、何人かの王族は軽くショックを受けたに違いない」と書いている。別のユーザーは、「ヘンリー王子とメーガン妃はいつも楽しそうで、リラックスしたカップルだ」とたたえる。
王室が抱く「敵意」の一部は嫉妬によるものと語ったヘンリー
ヘンリー王子とメーガン妃は近年、結婚後に王室の一員として活動していたときの嫌な経験について語っている。特に、メーガン妃に対する王族の敵意の一部は、メーガン妃の人気が高まっていることへの嫉妬や恐怖によるものだ、と彼ら自身も主張している。
ヘンリー王子夫妻は2021年に、オプラ・ウィンフリーのインタビューを受けた。このときウィンフリーは、ヘンリー王子に対して、メーガン妃は当初、ロイヤルアスコットに参加した頃も含めて、王室に歓迎されていたかと質問した。
するとヘンリー王子は、次のように答えた。「歓迎されていた。予想よりはるかに(笑)。知っての通り、祖母はずっと素晴らしい人だった。父も、兄も、キャサリン妃も......ほかの家族全員も、みんな本当に歓迎してくれた。しかし、オーストラリアツアーと南太平洋ツアーの後、本当に変わってしまった」
2018年9月、ヘンリー王子とメーガン妃は、南太平洋への長いツアーに出発した。
この直後、メーガン妃が結婚式の前に、キャサリン妃を泣かせたという話をメディアが報じ始めた。メーガン妃はこのときを、英国メディアとの関係の「転機」だったと振り返っている。
この報道の存在と、そうした攻撃から王室がメーガン妃を守れなかったことで、夫妻と王室との摩擦も大きくなったという。
そして現在、ヘンリー王子とメーガン妃による最近のメディアプロジェクト、つまり、ネットフリックスのドキュメンタリー番組と、ヘンリー王子の回顧録が発表されて以来、英国では2人の人気が急落している。
ユーガブの世論調査によれば、児童売春スキャンダルで公的地位を失ったアンドルー王子(エリザベス2世の次男)と比べても、わずかに高い支持率しか得られていない。
(翻訳:ガリレオ)
Why Prince Harry Did Not Salute Queen Elizabeth's Coffin During Procession
2022年9月16日(金)17時26分
キャサリン・アルメシン
女王の棺の前に並ぶ王室メンバー(9月14日) Dan Kitwood/Pool via REUTERS
<女王の葬儀にまつわる一連の行事では父や兄とは違って軍服の着用を認められず、「敬礼」ではなく「お辞儀」しかできない>
9月9日の英エリザベス女王の死去後、その孫にあたるサセックス公ヘンリー王子とメーガン夫人が様々なニュースで世間を騒がせている。10日にウィンザー城で弔問客の前に姿を現したときには、メーガン妃の喪服に不自然なふくらみがあるとして「番組で使うために録音機を隠し持っている」との疑惑が浮上した。
また14日に、女王の棺がバッキンガム宮殿から王室のメンバーに付き添われてウェストミンスターホールへと運ばれた後、短い礼拝を終えてホールを退出する際にヘンリー王子が女王の棺に敬礼しなかったことも注目を集めた。その時の服装も、軍服姿だったチャールズ国王やウィリアム皇太子とは違い、ヘンリー王子とヨーク公アンドルー王子は、モーニングスーツを着用していた。
これには理由があり、USウィークリー誌はヘンリー王子らは「プロトコル(儀礼)」に従っただけだと報じている。すでに公務を退いている2人の王子には軍服の着用が認められないため、モーニングスーツを着用し、女王の棺に対しては頭を下げるジェスチャーのみが許されると決定されたということだ。
新国王チャールズ3世やアン王女、エドワード王子やウィリアム皇太子を含むその他の王室メンバーは、いずれも軍服姿でバッキンガム宮殿からウェストミンスターホールへの行進に参加し、女王の棺に敬礼のポーズを取った。
軍服の着用はなしと声明を発表
ヘンリー王子は女王の国葬に伴う全ての儀式において、軍服の着用を許可されなかった。一方のアンドルー王子については、ウェストミンスターホールで通夜の儀式が行われる際のみ、「特別な経緯の印として」軍服の着用を許可すると、バッキンガム宮殿が確認している。
ある情報筋(匿名)は米ニュースサイト「ページ・シックス」に対して、ヘンリー王子は「軍服を着用できず悲しんでいた」と語った。ヘンリー王子は声明を発表し、軍服を着用しないことを認めている。
ヘンリー王子の広報担当者は、王子とメーガン妃の評伝『自由を求めて』の共著者であるオミッド・スコビーに対して、次のように述べた。「ヘンリー王子は、祖母を称える一連の行事ではモーニングスーツを着用する。王子の10年間の軍務は、彼が身に着ける制服によって決まるものではない。女王陛下の人生とレガシーに焦点を当てるようお願いしたい」
ウェストミンスターホールからの退出時には、ヘンリー王子が女王の棺に敬礼しなかったことの他に、ヘンリー王子とメーガン妃が手をつないでいたことも大きな注目を集めた。
公式な場における2人の愛情表現に驚いたという意見や、女王の葬儀にまつわる一連の儀式での振る舞いとして適切ではないと非難する声もあった。一方で2人を支持する人々はこれに反論。アン王女の娘であるザラ・ティンダルと夫のマイクも手をつないでいたが、ネット民はそれについてはコメントしなかったとして、二重基準だと批判した。
ある人物は、次のようにツイートした。「マスコミはヘンリーとメーガンが手をつないだことにばかり注目して、そんなことをしていたのは彼らだけで『不適切だ』と言っている。(アン王女の娘)ザラ・ティンダルと夫だって、公の場で愛情表現をしている。二重基準はやめるべきだ」
2/18(土) 19:02配信
婦人画報
2017年、ヘンリー王子との婚約発表の直前のこと。メ―ガン・マークルは、それまで住んでいたトロントを離れてロンドンに引っ越し、王子と共に暮らす決断をします。
それは同時に、いままで生活してきた環境や、大切にしていた人やものとの別れの選択でもありました。 メ―ガン妃はまず、バッキンガム宮殿の要請に従い、自身のブログ「The Tig」(※)を閉鎖し、その他のソーシャルメディアも削除しました。
(※)ブログの名前は、イタリア・トスカーナ州の名門ワイナリー、「アンティノリ」で醸造された彼女のお気に入りのワイン、「TIGNANELLO(ティニャネロ)」から命名されたそう。
「彼女は友人たちに別れを告げ、愛車に別れを告げ、愛犬たちのうちの1匹、ボガートにも別れを告げなければなりませんでした」と、ヘンリー王子の回想録『Spare』にもその時の様子が書かれています。
ボガートとは、メーガン妃がヘンリー王子と出会うずっと前から飼っていた、ラブラドールとシェパードのミックス犬の名前です。 Translation by
Takenori Noguchi From Town&Country
SCREENSHOT/NETFLIX
ヘンリー王子は『Spare』の中でこう続けています。 「マスコミが押し寄せ、ひっきりなしにドアベルを鳴らすことが、ボガートにとって大変なストレスのようでした。
そのためか、メグ(メーガン妃)が家にいると様子がおかしくなり、攻撃的な様子を見せるようになってしまったのです。それで、メグの隣人が彼を引き取ってくれることになりました」
婚約発表のあとに受けたBBCのインタビューで、メ―ガン妃は「アニマルシェルターから引き取った2匹の犬と、長らく一緒に暮らしていました」と、愛犬について触れています。 「そのうちの1匹はいま、私のとても親しい友人と一緒に暮らしていて、もう一匹の小さな子はイギリスにいます。しばらく前からこちらにいて、もうずいぶん慣れてきたみたいですよ」
当時、“トロントに残してきたという愛犬”についてさまざまな憶測が飛び交い、物議の的となりました。
「ヘンリー王子にまったく懐かなかったため“決別”した」や、「高齢犬のボガートは長時間フライトに耐えられないと判断してカナダに残された」などと報道されたこともありました。
そうした事態を収束させるためか、ヘンリー王子とメ―ガン妃の結婚式の際に、王子付きの広報官が、「ボガートは現在、メ―ガン妃の友人と一緒に暮らしています」と公式に発表するといった一幕もありました。
<写真>メーガンと愛犬たち(撮影年月日不明)。
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日刊スポーツ新聞社 によるストーリー • 昨日 9:35
英王室批判で物議を醸す英国のヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)夫妻が、過激な風刺で人気の米アニメ「サウスパーク」のネタにされた。「ワールドワイド・プライバシー・ツアー」と題したエピソードで、プライバシーを求めながら世間の注目を集めようとするヘンリー王子とメーガン妃にそっくりなカナダの王子夫妻が登場して話題になっている。
夫妻の名前こそ出していないが、ルックスや内容が王子夫妻に酷似しており、2人をモデルにしていることは明白。カナダの女王の葬儀に訪れた王子夫妻が、他の王族からブーイングを受けるような場面やヘンリー王子が先月出版した回顧録「スペア」の表紙に似た著書「Waaahg」も登場している。
「グッドモーニング・カナダ」と題した番組に「プライバシーが欲しい」「私たちを見ないで」と書かれたプラカードを手に出演し、静かな環境を求めて引っ越すも自宅前で大騒ぎしたり、花火を打ち上げたり、自家用機を家の前にとめるなどやりたい放題で近隣住民から注目を集めるさまも描かれている。
英王室を離脱して米カリフォルニア州の閑静な住宅地に引っ越したヘンリー王子夫妻が、メディアの過熱報道を批判しつつテレビ番組やドキュメンタリー、著書で自らプライバシーを切り売りするさまを痛烈に皮肉った内容となっている。
メーガン妃への中傷発言でテレビ番組を降板したジャーナリストで司会者のピアース・モーガン氏は、さっそく「これが現在、アメリカ人のほとんどが夫妻に対して感じていること」だとツイートして番組を絶賛した。
サウスパークは1997年からコメディーチャンネルで放送されているブラックジョークや社会風刺が満載のアニメとして知られ、12年前には当時のウィリアム王子とキャサリン妃が登場するエピソードも放送されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
ヘンリー王子とメーガン妃(2019年6月撮影)© 日刊スポーツ新聞社